【投資信託】過去にさかのぼって積み立てシミュレーション「日経平均、TOPIX連動型編」(2021年3月末時点)

投資信託
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こんにちは、進化型タヌキです。

このコーナーでは、もし過去にさかのぼって、あの時投資信託の積み立てを始めていたら、どうなっていただろうかということをシミュレーションします。

以下のような人がこのシミュレーションに興味があるのではないでしょうか。

  • まだ積み立て始めていないけど、他の人が儲かっているのか知りたい
  • 自分の積み立てている投資信託の評価額がマイナスなんだけど、他の人もそうなのだろうか?
  • もう積み立てを止めちゃったけど、あの後続けていればどうなっただろうか?

シミュレーションのルール

このシミュレーションは、以下のルールに則って計算しています。

  • 毎月1万円を途中でやめることなく積み立て続けている
  • 毎月1日の基準価格で積み立てている(休日の場合は翌営業日)
  • 2021年3月の最終営業日31日の基準価格で評価額を計算
  • 過去~2021年3月まで、積み立て開始時期を1カ月ずつずらしながら計算していく

これで何年の何月に積み立てを開始した人が、いくらプラスになってるとか、マイナスになってるとかいうことが分かります。

日経平均連動型

では、まず日経平均に連動したものから。

日経平均に連動した投資信託で、信託報酬の安いものには下のようなものがあります。

今回はこの中で一番歴史の長い「たわらノーロード 日経225」でシミュレーションしてみましょう。

ファンド名 信託報酬
iFree 日経225インデックス 0.154%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.154%以内
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 0.154%以内
たわらノーロード 日経225 0.187%以内
野村つみたて日本株投信 0.187%
i-SMT 日経225インデックス(ノーロード) 0.187%
Smart-i 日経225インデックス 0.187%

まず1枚目のチャートから。

本来は積み立てを始めた月ごとに棒グラフで描くべきなのですが、細くなり過ぎて見えなかったので、折れ線グラフにしてしまいました。

一番左端が2016年1月に積み立てを始めた人の、投資額(青)、評価額(赤)、損益(黄)で、ひとコマ右に行くと2016年2月に積み立てを始めた人の額となります。

これが2021年3月まで続きます。

最も昔の2016年1月から積み立てている人が投資した金額はトータル63万円で、2021年3月末時点の評価額が約93万5千円。

約30万5千円の損益(含み益)があることになります。

チャートを右に進んでいくと、2021年3月の損益がマイナスになっているように見えます。

ちょっと見づらいので、損益だけ取り出したチャートを別に用意しました。

確かに2021年3月は損益がマイナスになっています。

しかし、積み立て始めて1カ月目ですから誤差(-0.2%)のようなものです。

ちなみに以下は6カ月前(2020年9月末時点)のチャートですが、今回は儲け率が全体的にぐっと上がっています。

この半年間で儲けが爆増しています。

絶好調ですね。

TOPIX連動型

次はTOPIXに連動したもの。

TOPIXに連動した投資信託で、信託報酬の安いものには下のようなものがあります。

今回はこの中で一番歴史の長い「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」でシミュレーションしてみましょう。

ファンド名 信託報酬
iFree TOPIXインデックス 0.154%
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.154%以内
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.154%以内
Smart-i TOPIXインデックス 0.154%
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.176%

まず1枚目のチャートから。

本来は積み立てを始めた月ごとに棒グラフで描くべきなのですが、細くなり過ぎて見えなかったので、折れ線グラフにしてしまいました。

一番左端が2012年1月に積み立てを始めた人の、投資額(青)、評価額(赤)、損益(黄)で、ひとコマ右に行くと2012年2月に積み立てを始めた人の額となります。

これが2021年3月まで続きます。

最も昔の2012年1月から積み立てている人が投資した金額はトータル111万円で、2021年3月末時点の評価額が約183万5千円。

約72万5千円の損益(含み益)があることになります。

チャートを右に進んでいっても、マイナスになっていないように見えます。

ちょっと見づらいので、損益だけ取り出したチャートを別に用意しました。

どこもマイナスになっていません。

ちなみに以下は6カ月前(2020年9月末時点)のチャートですが、今回は儲け率が全体的にぐっと上がっています。

TOPIXも儲けが爆増しています。

昔は積み立てる意味があるのか疑わしいほど弱かったのですが、ここにきて一気に挽回してきました。

以前のシミュレーション

以前のシミュレーションと見比べてみると面白いかもしれません。

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