【投資信託】過去にさかのぼって積み立てシミュレーション「ひふみプラス、8資産バランス型編」(2020年9月末時点)

投資信託
スポンサーリンク
INFORMATION

この投稿よりも新しいシミュレーションがあります。

シミュレーション
「シミュレーション」の記事一覧です。

こんにちは、進化型タヌキです。

このコーナーでは、もし過去にさかのぼって、あの時投資信託の積み立てを始めていたら、どうなっていただろうかということをシミュレーションします。

以下のような人がこのシミュレーションに興味があるのではないでしょうか。

  • まだ積み立て始めていないけど、他の人が儲かっているのか知りたい
  • 自分の積み立てている投資信託の評価額がマイナスなんだけど、他の人もそうなのだろうか?
  • もう積み立てを止めちゃったけど、あの後続けていればどうなっただろうか?

シミュレーションのルール

このシミュレーションは、以下のルールに則って計算しています。

  • 毎月1万円を途中でやめることなく積み立て続けている
  • 毎月1日の基準価格で積み立てている(休日の場合は翌営業日)
  • 2020年9月の最終営業日30日の基準価格で評価額を計算
  • 過去~2020年9月まで、積み立て開始時期を1カ月ずつずらしながら計算していく

これで何年の何月に積み立てを開始した人が、いくらプラスになってるとか、マイナスになってるとかいうことが分かります。

ひふみプラス

では、「ひふみプラス」から。

「ひふみプラス」は、レオスキャピタルワークスの大人気投資信託です。

この投資信託はアクティブファンドに分類され、インデックスファンドと比べると信託報酬が高くなっています。

ファンド名 信託報酬
ひふみプラス 1.078%以内

まず1枚目のチャートから。

本来は積み立てを始めた月ごとに棒グラフで描くべきなのですが、細くなり過ぎて見えなかったので、折れ線グラフにしてしまいました。

一番左端が2012年6月に積み立てを始めた人の、投資額(青)、評価額(赤)、損益(黄)で、ひとコマ右に行くと2012年7月に積み立てを始めた人の額となります。

これが2020年9月まで続きます。

最も昔の2012年6月から積み立てている人が投資した金額はトータル100万円で、2020年9月末時点の評価額が約188万8千円。

約88万8千円の損益(含み益)があることになります。

チャートを右に進んでいっても、マイナスになっていないように見えます。

ちょっと見づらいので、損益だけ取り出したチャートを別に用意しました。

どこもマイナスになっていません。

ちなみに以下の6カ月前(2020年3月末時点)のチャートでは、2016年5月以降に積み立てを開始した人全員がマイナスになっていました。

新型コロナ暴落から劇的に回復して、すごく形のいいチャートになりました。

一番古くから積み立てを続けている人は、そろそろ資産が2倍になりそうです。

「ひふみプラス」の運用成績はTOPIXとの勝ち負けで判定しているようですので、以下のTOPIXのシミュレーションと比較すると面白いかもしれません。

8資産バランス型(均等割合)

次は8資産バランス型(均等割合)です。

8資産バランス型(均等割合)の投資信託は、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リート、先進国リートの8つの資産に均等な割合で投資します。

8つの資産それぞれがインデックスと連動していますので、これもインデックスファンドの仲間です。

8資産均等型の投資信託で、信託報酬の安いものには下のようなものがあります。

今回はこの中で一番歴史の長い「iFree 8資産バランス」でシミュレーションしてみましょう。

ファンド名 信託報酬
たわらノーロード バランス(8資産均等型) 0.154%以内
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 0.154%以内
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF8資産均等型 0.1749%以内
iFree 8資産バランス 0.242%
つみたて8資産均等バランス 0.242%

まず1枚目のチャートから。

本来は積み立てを始めた月ごとに棒グラフで描くべきなのですが、細くなり過ぎて見えなかったので、折れ線グラフにしてしまいました。

一番左端が2016年10月に積み立てを始めた人の、投資額(青)、評価額(赤)、損益(黄)で、ひとコマ右に行くと2016年11月に積み立てを始めた人の額となります。

これが2020年9月まで続きます。

最も昔の2016年10月から積み立てている人が投資した金額はトータル48万円で、2020年9月末時点の評価額が約49万2千円。

約1万2千円の損益(含み益)があることになります。

チャートを右に進んでいくと、何か所かマイナスになっている期間があるようです。

ちょっと見づらいので、損益だけ取り出したチャートを別に用意しました。

2018年7月~2019年11月、2020年7~9月がマイナスになっています。

一番マイナスのきつい2020年9月に積み立てを始めた人は、2020年9月末時点で約2%の含み損がある計算です。

ちなみに以下の6カ月前(2020年3月末時点)のチャートでは、全期間マイナスになっていました。

前回と比べると随分改善していますが、ひどく形の悪いチャートになってしまいました。

リートが下がったまま戻ってこないのが痛いですね。

タイトルとURLをコピーしました