【投資信託】過去にさかのぼって積み立てシミュレーション「日経平均、TOPIX連動型編」(2020年3月末時点)

投資信託
スポンサーリンク
INFORMATION

この投稿よりも新しいシミュレーションがあります。

シミュレーション
「シミュレーション」の記事一覧です。

こんにちは、進化型タヌキです。

このコーナーでは、もし過去にさかのぼって、あの時投資信託の積み立てを始めていたら、どうなっていただろうかということをシミュレーションします。

以下のような人がこのシミュレーションに興味があるのではないでしょうか。

  • まだ積み立て始めていないけど、他の人が儲かっているのか知りたい
  • 自分の積み立てている投資信託の評価額がマイナスなんだけど、他の人もそうなのだろうか?
  • もう積み立てを止めちゃったけど、あの後続けていればどうなっただろうか?

シミュレーションのルール

このシミュレーションは、以下のルールに則って計算しています。

  • 毎月1万円を途中でやめることなく積み立て続けている
  • 毎月1日の基準価格で積み立てている(休日の場合は翌営業日)
  • 2020年3月の最終営業日31日の基準価格で評価額を計算
  • 過去~2020年3月まで、積み立て開始時期を1カ月ずつずらしながら計算していく

これで何年の何月に積み立てを開始した人が、いくらプラスになってるとか、マイナスになってるとかいうことが分かります。

日経平均連動型

では、まず日経平均に連動したものから。

日経平均に連動した投資信託で、信託報酬の安いものには下のようなものがあります。

今回はこの中で一番歴史の長い「たわらノーロード 日経225」でシミュレーションしてみましょう。

ファンド名 信託報酬
iFree 日経225インデックス 0.154%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.154%以内
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 0.154%以内
たわらノーロード 日経225 0.187%以内
野村つみたて日本株投信 0.187%
i-SMT 日経225インデックス(ノーロード) 0.187%
Smart-i 日経225インデックス 0.187%

まず1枚目のチャートから。

本来は積み立てを始めた月ごとに棒グラフで描くべきなのですが、細くなり過ぎて見えなかったので、折れ線グラフにしてしまいました。

一番左端が2016年1月に積み立てを始めた人の、投資額(青)、評価額(赤)、損益(黄)で、ひとコマ右に行くと2016年2月に積み立てを始めた人の額となります。

これが2020年3月まで続きます。

最も昔の2016年1月から積み立てている人が投資した金額はトータル51万円で、2020年3月末時点の評価額が約50万2千円。

約8千円の含み損があることになります。

4年以上も積み立てているのにマイナスになってしまうなんて。

チャートを右に進んでいっても、プラスのところが見当たりません。

ちょっと見づらいので、損益だけ取り出したチャートを別に用意しました。

どこの時点で積み立てを開始しても、全部マイナスになっています。

一番マイナスのきつい2019年11月に積み立てを始めた人は、2020年3月末時点で約16.2%の含み損がある計算です。

ちなみに以下の6カ月前(2019年9月末時点)のチャートでは、全部プラスでした。

新型コロナウイルス恐るべしです。

老後2000万円問題を期に積み立てを開始した人は、みんな10%以上持って行かれたということじゃ。

TOPIX連動型

次はTOPIXに連動したもの。

TOPIXに連動した投資信託で、信託報酬の安いものには下のようなものがあります。

今回はこの中で一番歴史の長い「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」でシミュレーションしてみましょう。

ファンド名 信託報酬
iFree TOPIXインデックス 0.154%
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.154%以内
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.154%以内
Smart-i TOPIXインデックス 0.154%
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.176%

まず1枚目のチャートから。

本来は積み立てを始めた月ごとに棒グラフで描くべきなのですが、細くなり過ぎて見えなかったので、折れ線グラフにしてしまいました。

一番左端が2012年1月に積み立てを始めた人の、投資額(青)、評価額(赤)、損益(黄)で、ひとコマ右に行くと2012年2月に積み立てを始めた人の額となります。

これが2020年3月まで続きます。

最も昔の2012年1月から積み立てている人が投資した金額はトータル99万円で、2020年3月末時点の評価額が約119万円。

約20万円の損益(含み益)があることになります。

チャートを右に進んでいくと、2014年3月あたりから損益がマイナスになっているように見えます。

ちょっと見づらいので、損益だけ取り出したチャートを別に用意しました。

確かに2014年3月からは、損益がマイナスになっています。

一番マイナスのきつい2019年11月に積み立てを始めた人は、2020年3月末時点で約14.2%の含み損がある計算です。

ちなみに以下の6カ月前(2019年9月末時点)のチャートと比べると、含み損の領域が拡大したことがわかります。

TOPIXの投資信託は日経平均の投資信託よりも歴史が長いので、アベノミクスが始まる前から積み立てをしているような人はプラスになっていますね。

タイトルとURLをコピーしました