投資信託の信託報酬の差が時間とともにどれほど効いてくるのかチャートで見てみよう

投資信託
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こんにちは、進化型タヌキです。

今回は投資信託についての投稿です。

信託報酬は安ければ安いほどいいらしいけれども

投資信託を選ぶにあたって、どの本や雑誌にも必ずと言っていいほど「信託報酬の安いものを選びましょう」と書いてあります。

ただ、信託報酬の%の小数点以下がちょっと違ったぐらいでどれほどの差があるのだろうか、となかなか実感が湧きませんよね。

ということで、今回はそれを実感できるように、実際の投資信託2つをチャートで比べてみましょう。

日経平均連動型の投資信託2つを比較してみる

今回比較する投資信託は以下の2つです。

同じ三菱UFJ国際の日経平均に連動したインデックスファンドで、信託報酬の率が違います。

この2つの投資信託の信託報酬の差は0.2808ポイントです。

ファンド名 信託報酬
eMAXIS日経225インデックス 0.432%以内
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 0.1512%以内
0.2808ポイント

ではチャートで比べてみましょう

以下は「eMAXIS」、「eMAXIS Slim」、「日経平均」を2018年7月2日を100として、その後1年間(2019年6月28日まで)の値をプロットしたチャートです。

(時期が悪くてこの1年間ではわずかにマイナスになってしまっていますが、そこはご愛敬ということで)

「eMAXIS(青)」と「eMAXIS Slim(赤)」はほぼ重なっていて、少し離れた下に「日経平均(黄)」が来ています。

「日経平均」だけが下に離れているのは、投資信託には配当が含まれているからです。

2018年9月下旬に投資信託と日経平均の差が目立つようになるのは、この時期に配当を出す企業が多いからということが目で見てわかりますね。

ただ、このチャートだと 「eMAXIS(青)」と「eMAXIS Slim(赤)」との差が見えにくいと思いますので、 「eMAXIS Slim 」から 「eMAXIS」を引いた値を改めてチャートにしてみました。

コンスタントに差が大きくなっていっていることがわかります。

上の表にあるように「eMAXIS」 と 「eMAXIS Slim 」 の信託報酬の差は0.2808ポイントでしたから、1年経過後は大体それぐらいの差になっていますね。

仮に100万円をこれらの投資信託に投資していた場合、その差が年間2,500円以上になるわけですから、結構馬鹿になりません。

ということで、信託報酬の差がかなり効くということが、おわかりいただけたんじゃないでしょうか。

雑談

今回のチャートで描いた1年間では、これらの投資信託はわずかにマイナスだった訳で、例としては相応しくなかったのではないですか?

確かに投資信託なんて買わずに、普通預金で持っといた方がマシじゃったということじゃ。

カカカカカカ。

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