【8月19日の市況】日経平均大幅反落で3万8千円割れ、7&iHD カナダの同業から買収提案があったとの報道で株価ストップ高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

先週末の米国市場

概要

先週末の米国市場は3指数とも続伸となりました。

この日発表された8月のミシガン大学消費者態度指数(下に記載)が市場予想を上回ったことなどから買いが優勢となりました。

NYダウ 40,659.76 +96.70 (+0.24%)
NASDAQ 17,631.72 +37.22 (+0.21%)
S&P500 5,554.25 +11.03 (+0.19%)
SOX指数 5,170.25 -3.14 (-0.06%)
ラッセル2000 2,141.92 +6.45 (+0.30%)
米国株、ダウ続伸し96ドル高 景気懸念和らぐ ナスダックは7日続伸 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=戸部実華】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比96ドル70セント(0.23%)高の4万0659ドル76セントで終え...

経済指標

7月 住宅着工件数

7月の住宅着工件数は年率換算で前月比6.8%減(123万8000戸)となり、市場予想(134万戸)を下回りました。

7月米住宅着工、4年ぶり低水準 高金利とハリケーン響く - 日本経済新聞
【ニューヨーク=佐藤璃子】米商務省が16日発表した7月の住宅着工件数は前月比6.8%減の123万8000戸(季節調整済み、年率換算)と2020年5月以来、4年2...

8月 ミシガン大学消費者態度指数

8月のミシガン大学消費者態度指数は前月比1.4ポイント上昇の67.8となり、市場予想(66.9)を上回りました。

1年先のインフレ期待は前月比横ばいの2.9%となりました。

5年先のインフレ期待は前月比横ばいの3.0%となりました。

ミシガン大消費者マインド指数、8月速報値67.8に上昇-予想上回る
8月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)はインフレが落ち着く中、家計への楽観的な見通しから5カ月ぶりに上昇した。

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は主要な4指数の中ではグロース250だけが続伸、その他の指数は反落となりました。

日経平均は先週末に円高が進んだことなどを受け3万8千円を割り込む水準まで下げて始まり、午前中は一旦プラスに転じる場面もありましたが、午後はさらなる円高の進行もあって下落が続きました。

(今日の高値は9:41の38,125円(62円高)、安値は14:59の37,318円(744円安)、値幅は807円)

  • 米雇用統計の年次改定(21日予定)で大幅下方修正の可能性とのうわさ → 米長期金利が急速に低下
  • ドル円が一時145円台前半まで円高に進む場面があった → 自動車など輸出関連にマイナス
  • WTI原油先物が75ドル台まで下落してきた → 鉱業などにマイナス
  • 7&iHD<3382>に買収報道が出て株価ストップ高(下に記載) → 小売りにプラス

日経平均は再び25日移動平均線(37,748円)を割り込んでしまいました。

日経平均 37,388.62 -674.05 (-1.77%)
TOPIX 2,641.14 -37.46 (-1.40%)
JPX日経400 24,260.69 -349.49 (-1.42%)
グロース250 612.03 +2.92 (+0.48%)
日経平均6日ぶり反落 終値674円安の3万7388円 - 日本経済新聞
19日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反落し、終値は前週末に比べ674円05銭(1.77%)安の3万7388円62銭だった。外国為替市場での円高・ド...

経済指標

6月 機械受注

6月の機械受注は前月比2.1%増となり、市場予想(0.9%増)を上回りました。

4〜6月の機械受注0.1%減、2四半期ぶりマイナス - 日本経済新聞
内閣府が19日発表した4〜6月期の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる民需(船舶・電力を除く、季節調整済み)は前期比0.1%減の2兆6202億円だっ...

個別材料

7&iHD カナダの同業から買収提案があったとの報道で株価ストップ高

コンビニなどのセブン&アイ・ホールディングス<3382>について、カナダの同業アリマンタシォン・クシュタールから買収提案があったとの報道が今日の午後の取引時間中にありました。

これが伝わると7&iHDの株価はストップ高となりました。

7&iHD<3382> 2,161 +400 (+22.71%)
7&iHDにカナダ同業が買収提案、外資の国内企業買収で最大も
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は19日、カナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシォン・クシュタールから法的拘束力のない初期的な買収提案を受けたと発...

パンパシHD 今期純利益2.5%減の業績予想を発表し株価大幅安

ドン・キホーテでおなじみのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>は、8月16日に2024年6月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比34.1%増となりました。

期末配当は従来予想の16円にグループ総売り上げ2兆円の記念配当9円が追加されました。(年間では前期比10円の増配)

併せて2025年6月期の通期の業績予想を発表。

純利益は前期比2.5%減になりそうだとのことです。

配当予想は年間で34円としています。(前期比4円の増配)

これを受け今日のパンパシHDの株価は大幅安となりました。

パンパシHD<7532> 3,525 -197 (-5.29%)
「ドン・キホーテ」のパンパシHD最高益、増収増益記録を更新 個店経営でGMS再生 - 日本経済新聞
ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は16日、2024年6月期連結決算を発表した。純利...

明日に向けての注目点

国内

明日の午後の取引時間中には以下のような指標の発表があります。

  • 7月 コンビニ売上高
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