こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
先週末の米国市場
概要
先週末の米国市場は3指数とも続伸となりました。
この日発表された8月のミシガン大学消費者態度指数(下に記載)が市場予想を上回ったことなどから買いが優勢となりました。
NYダウ | 40,659.76 | +96.70 (+0.24%) |
NASDAQ | 17,631.72 | +37.22 (+0.21%) |
S&P500 | 5,554.25 | +11.03 (+0.19%) |
SOX指数 | 5,170.25 | -3.14 (-0.06%) |
ラッセル2000 | 2,141.92 | +6.45 (+0.30%) |
経済指標
7月 住宅着工件数
7月の住宅着工件数は年率換算で前月比6.8%減(123万8000戸)となり、市場予想(134万戸)を下回りました。
8月 ミシガン大学消費者態度指数
8月のミシガン大学消費者態度指数は前月比1.4ポイント上昇の67.8となり、市場予想(66.9)を上回りました。
1年先のインフレ期待は前月比横ばいの2.9%となりました。
5年先のインフレ期待は前月比横ばいの3.0%となりました。
今日の日本市場
概要
今日の日本市場は主要な4指数の中ではグロース250だけが続伸、その他の指数は反落となりました。
日経平均は先週末に円高が進んだことなどを受け3万8千円を割り込む水準まで下げて始まり、午前中は一旦プラスに転じる場面もありましたが、午後はさらなる円高の進行もあって下落が続きました。
(今日の高値は9:41の38,125円(62円高)、安値は14:59の37,318円(744円安)、値幅は807円)
- 米雇用統計の年次改定(21日予定)で大幅下方修正の可能性とのうわさ → 米長期金利が急速に低下
- ドル円が一時145円台前半まで円高に進む場面があった → 自動車など輸出関連にマイナス
- WTI原油先物が75ドル台まで下落してきた → 鉱業などにマイナス
- 7&iHD<3382>に買収報道が出て株価ストップ高(下に記載) → 小売りにプラス
日経平均は再び25日移動平均線(37,748円)を割り込んでしまいました。
日経平均 | 37,388.62 | -674.05 (-1.77%) |
TOPIX | 2,641.14 | -37.46 (-1.40%) |
JPX日経400 | 24,260.69 | -349.49 (-1.42%) |
グロース250 | 612.03 | +2.92 (+0.48%) |
経済指標
6月 機械受注
6月の機械受注は前月比2.1%増となり、市場予想(0.9%増)を上回りました。
個別材料
7&iHD カナダの同業から買収提案があったとの報道で株価ストップ高
コンビニなどのセブン&アイ・ホールディングス<3382>について、カナダの同業アリマンタシォン・クシュタールから買収提案があったとの報道が今日の午後の取引時間中にありました。
これが伝わると7&iHDの株価はストップ高となりました。
7&iHD<3382> | 2,161 | +400 (+22.71%) |
パンパシHD 今期純利益2.5%減の業績予想を発表し株価大幅安
ドン・キホーテでおなじみのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>は、8月16日に2024年6月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比34.1%増となりました。
期末配当は従来予想の16円にグループ総売り上げ2兆円の記念配当9円が追加されました。(年間では前期比10円の増配)
併せて2025年6月期の通期の業績予想を発表。
純利益は前期比2.5%減になりそうだとのことです。
配当予想は年間で34円としています。(前期比4円の増配)
これを受け今日のパンパシHDの株価は大幅安となりました。
パンパシHD<7532> | 3,525 | -197 (-5.29%) |
明日に向けての注目点
国内
明日の午後の取引時間中には以下のような指標の発表があります。
- 7月 コンビニ売上高