【3月5日の市況】日経平均反落、大林組 配当方針の変更と期末配当予想の増額を発表し株価ストップ高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は以下のような材料で3指数とも反落となりました。

  • 指数が高値圏で利益確定売りが優勢となった
  • アップル<AAPL>がEUから制裁金を科された → 指数押し下げ
  • テスラ<TSLA>車の中国での販売不振が伝わった
  • エヌビディア<NVDA>など半導体は好調

S&P500はザラ場ベースで過去最高値を更新しました。

SOX指数は過去最高値を更新しました。

NYダウ 38,989.83 -97.55 (-0.25%)
NASDAQ 16,207.50 -67.43 (-0.41%)
S&P500 5,130.95 -6.13 (-0.11%)
SOX指数 4,981.97 +52.38 (+1.06%)
アップル<AAPL> 175.10 -4.56 (-2.54%)
テスラ<TSLA> 188.14 -14.50 (-7.16%)
エヌビディア<NVDA> 852.37 +29.58 (+3.60%)
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今日の日本市場

概要

今日の日本市場は主要な4指数の中では日経平均だけが下落、その他の指数は上昇しました。

日経平均は昨晩の米国市場の反落を受け安く始まり午前中はほとんどの時間帯で4万円を割り込んで推移しましたが、午後に入ると急速にプラスに切り返ししばらく高値圏でもみ合っていましたが、大引けにかけて伸び悩み小幅マイナスで引けました。

(今日の安値は10:29の39,840円(268円安)、高値は13:24の40,226円(117円高)、値幅は386円)

TOPIXはバブル崩壊後の高値を更新しました。

  • 大林組<1802>が配当の増額を発表(下に記載) → 建設にプラス
  • 物色対象が半導体関連から低PBR株に → 証券、鉱業、銀行などにプラス
日経平均 40,097.63 -11.60 (-0.03%)
TOPIX 2,719.93 +13.65 (+0.50%)
JPX日経400 24,623.65 +115.29 (+0.47%)
グロース250 767.44 +0.75 (+0.10%)
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経済指標

2月 東京都区部消費者物価指数(CPI)

2月の東京都区部消費者物価指数(CPI)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%上昇の106.2となり、市場予想(2.5%上昇)と一致しました。

東京都区部の消費者物価指数、2月2.5%上昇 日銀目標「2%」上回る - 日本経済新聞
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個別材料

大林組 配当方針の変更と期末配当予想の増額を発表し株価ストップ高

大手ゼネコンの大林組<1802>は、3月4日に配当方針の変更を発表しました。

自己資本配当率(DOE)を従来の3%程度から5%程度に引き上げるとのことで、今期の期末配当予想も従来の21円から51円へと30円増額しています。(年間では前期比30円の増配)

これを受け今日の大林組の株価はストップ高となり、昨年来高値をつけました。

また、他の大手ゼネコンもこれを真似てくるではとの思惑から株価が大幅高となりました。

大林組<1802> 1,757 +300 (+20.59%)
大成建設<1801> 5,090 +412 (+8.81%)
鹿島建設<1812> 2,938 +179 (+6.49%)
清水建設<1803> 916.2 +52.2 (+6.04%)
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日経平均構成銘柄見直しが発表され新規採用のいくつかは株価大幅高

日経平均構成銘柄の定期見直しとして4月1日に3銘柄を入れ替えることが3月4日の夕方に発表され、ZOZO<3092>とディスコ<6146>については株価が大幅高となりました。

新規採用 ZOZO<3092> 3,608 +214 (+6.31%)
ディスコ<6146> 53,450 +1,930 (+3.75%)
ソシオネクスト<6526> 4,000 +21 (+0.53%)
除外 宝HLD<2531> 1,200 -48 (-3.85%)
住友大阪<5232> 3,655 +80 (+2.24%)
大平洋金<5541> 1,382 -36 (-2.54%)
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内田洋行 第2四半期に限ってみると業績が悪化していて株価大幅安

オフィス家具などの内田洋行<8057>は、3月4日に2023年8月~2024年1月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比39.3%増となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

ただ、第2四半期に限ってみると営業赤字となっていることなどから今日の内田洋行の株価は大幅安となりました。

内田洋行<8057> 7,010 -950 (-11.93%)
内田洋行の純利益39%増、インボイス対応で 8〜1月 - 日本経済新聞
内田洋行が4日発表した2023年8月〜24年1月期の連結決算は、純利益が前年同期比39%増の23億円だった。インボイス(適格請求書)制度が23年10月に始まり、...
内田洋行---大幅反落、11-1月期は前年同期比で損益悪化へ(内田洋) 2024年03月05日[フィスコ] - みんかぶ
2024/03/05 - 内田洋(8057) の関連ニュース。*13:31JST 内田洋行---大幅反落、11-1月期は前年同期比で損益悪化へ内田洋行<8057...

中国

経済指標

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明日に向けての注目点

米国

今日米国はスーパー・チューズデーです。

また、以下のような指標の発表があります。

  • 2月 ISM非製造業景況指数

以下のような決算発表もあります。

朝方
  • ターゲット<TGT>
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