【10月25日の市況】日経平均続伸、野村マイクロ 通期の業績予想の上方修正を発表し株価ストップ高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は3指数とも上昇しました。

この日の朝に好決算を発表した銘柄を中心に買いが入ったほか、今後予定されている大手ハイテク企業の決算にも期待が膨らみました。

NYダウ33,141.38+204.97 (+0.62%)
NASDAQ13,139.87+121.54 (+0.93%)
S&P5004,247.68+30.64 (+0.72%)
SOX指数3,343.94+45.40 (+1.38%)
NYダウ反発、204ドル高 好決算と割安感が追い風 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=戸部実華】24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比204ドル97セント(0.62%)高の3万3141ドル38セントで終えた。市場予想を上回る四半期決算を発表した銘柄を中心に買いが入った。ダウ平均は前日に約5カ月ぶり安値を付けており、自律反発を期待した買いも相場を支えた...

経済指標

10月 製造業PMI、非製造業PMI

製造業PMIは前月比0.2ポイント上昇の50.0となり、市場予想(49.5)を上回りました。

非製造業PMIは前月比0.8ポイント上昇の50.9となり、市場予想(49.9)を上回りました。

米企業活動は加速、10月PMIが上昇-サービスインフレの鈍化寄与
S&Pグローバルが24日発表した米国の製造業・サービス業を合わせた10月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は、前月から上昇。製造業での需要回復とサービス分野でのインフレ鈍化が寄与した。

決算発表(朝方)

ゼネラル・エレクトリック<GE>

ゼネラル・エレクトリック<GE>113.62+6.93 (+6.50%)
米GEの7〜9月、20%増収 再エネ事業分離は24年春に - 日本経済新聞
【ニューヨーク=清水石珠実】米ゼネラル・エレクトリック(GE)が24日発表した2023年7〜9月期決算は、売上高は前年同期比20%増の173億4600万ドル(約2兆6000億円)だった。堅調な旅客需要を受けて、主力の航空機エンジン事業で新規の受注やメンテナンスが伸びた。再生可能エネルギー事業も北米を中心に需要が回復した...

ダウ<DOW>

ダウ<DOW>49.24+1.00 (+2.07%)
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コカコーラ<KO>

コカコーラ<KO>55.64+1.56 (+2.88%)
米コカ・コーラ、7〜9月9%増益 値上げでも数量減らず - 日本経済新聞
【ニューヨーク=吉田圭織】米飲料大手コカ・コーラが24日発表した2023年7〜9月期決算は、純利益が前年同期比9%増の30億8700万ドル(約4600億円)だった。再び値上げに踏み込んだが、レストランや映画館向けが好調で販売数量は減らなかった。23年12月期通期の業績予想も上方修正した。売上高は8%増の119億5300...

スリーエム<MMM>

スリーエム<MMM>90.12+4.52 (+5.28%)
米3M、7~9月期は3100億円の赤字 訴訟関連費が重荷に - 日本経済新聞
【ニューヨーク=西邨紘子】工業製品・事務用品大手の米スリーエム(3M)が24日発表した2023年7〜9月期決算は、訴訟関連の特別費用がかさみ最終損益が20億7500万ドル(約3100億円)の赤字となった。前年同期は38億5900万ドルの黒字だった。8月に軍需用耳栓の品質問題に関連する集団訴訟で約60億ドルの和解金支払い...

ベライゾン<VZ>

ベライゾン<VZ>34.30+2.90 (+9.24%)
ベライゾン、利益が予想上回る-通期キャッシュフロー見通し引き上げ
無線通信で米最大手ベライゾン・コミュニケーションズが24日発表した7-9月(第3四半期)決算は、利益が予想を上回った。家庭用インターネットと法人向け電話契約が伸び、個人向け携帯電話の契約減少を補った。

ゼネラルモーターズ<GM>

ゼネラルモーターズ<GM>28.56-0.66 (-2.26%)
GM、通期利益予想を撤回-労組ストで見通し不透明に
米ゼネラル・モーターズ(GM)は24日発表の7-9月(第3四半期)決算で、通期で見込んでいた最大140億ドル(約2兆1000億円)の利益見通しを撤回した。6週目に入った全米自動車労働組合(UAW)のストライキにより、業績予測が困難になった。

スポティファイ<SPOT>

スポティファイ<SPOT>170.63+16.02 (+10.36%)
スポティファイ、第3四半期は黒字転換 ユーザー数予想上回る
スポティファイは24日、第3・四半期の営業利益が3200万ユーロ(3410万ドル)となり、2021年以降で初めて黒字化したと発表した。

決算発表(夕方)

アルファベット<GOOG><GOOGL>

クラウド部門の利益が市場予想を下回ったことが嫌気されたようで、時間外の株価は大幅安となっています。

アルファベット、クラウド部門の業績は市場予想下回る-株価下落
グーグルの親会社である米アルファベットの株価が25日、9.5%下落し、2020年3月以来の大幅安となった。前日発表した7-9月(第3四半期)決算ではクラウドコンピューティング部門の利益アナリスト予想を下回り、将来にとって重要な市場に占める同社の地位を巡る懸念が高まった。

マイクロソフト<MSFT>

クラウド部門の成長回復が好感されたようで、時間外の株価は大幅高となっています。

マイクロソフト、売上高が市場予想上回る-クラウドの成長回復
米マイクロソフトが24日発表した7-9月(第1四半期)決算では、売上高が過去6四半期で最大の伸びを記録した。新たな人工知能(AI)製品を求める法人客が支出モードに戻りつつあるのを背景にクラウドコンピューティングの成長が回復したことが業績を後押しした。

テキサス・インスツルメンツ<TXN>

今後の売上高見通しが市場予想を下回ったことなどから、時間外の株価は大幅安となっています。

米TI、売上高見通しが市場予想下回る-需要低迷持続を示唆
アナログ半導体大手の米テキサス・インスツルメンツ(TI)が公表した10-12月(第4四半期)売上高見通しは、市場予想を下回った。産業機械向けを含む幅広い電子部品で需要がなお低迷していることが示唆された。

ビザ<V>

ビザの7-9月利益、予想上回る-3.75兆円の自社株買い計画を発表
世界最大の決済処理ネットワークを運営する米ビザの7-9月(第4四半期)の利益は市場予想を上回った。消費者のカード支出が増加したことが寄与した。また、同社は新たな250億ドル(約3兆7500億円)の自社株買い計画を発表した。

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は主要な4指数の中ではマザーズ指数だけが反落、その他の指数は続伸となりました。

日経平均は昨晩の米国市場の上昇などを受け上げて始まり、前引けまで上げ幅を拡大していって午後もしばらく高値圏でもみ合っていましたが、大引けにかけて上げ幅を縮小していきました。

(今日の高値は11:30の31,466円(404円高)、安値は14:54の31,195円(133円高)、値幅は271円)

中国碧桂園のデフォルトについての報道を受け上げ幅を縮小したという話もあります。

日経平均31,269.92+207.57 (+0.67%)
TOPIX2,254.40+13.67 (+0.61%)
JPX日経40020,275.16+122.23 (+0.61%)
マザーズ指数647.37-3.72 (-0.57%)
日経平均続伸、終値は207円高の3万1269円 - 日本経済新聞
25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比207円57銭(0.67%)高の3万1269円92銭で終えた。米長期金利の上昇一服を受けた前日の米株高で、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。このところ下げの目立っていた日本株にも自律反発を見込んだ買いが入った。東エレク、アドテストなど半導体関連が上昇し、日経平均を押し上...
碧桂園、ドル建て債で初のデフォルトと判断
中国有数の不動産開発業者である碧桂園のドル建て債について、初のデフォルト(債務不履行)に該当すると受託機関が債券保有者に通知した。ブルームバーグ・ニュースが内容を確認した。

経済指標

9月 全国スーパー売上高

9月の全国スーパー売上高は既存店ベースで前年同月比2.8%増となりました。

9月全国スーパー売上高1兆708億円、7か月連続プラス
【読売新聞】 日本チェーンストア協会が25日に発表した9月の全国スーパー売上高は1兆708億円で、既存店ベースで前年同月比2・8%増だった。前年同月を上回るのは7か月連続。 食料品は、節約志向の高まりで買い控えが続いているが、店頭価

個別材料

野村マイクロ 通期の業績予想の上方修正を発表し株価ストップ高

超純水装置の野村マイクロ・サイエンス<6254>は、10月24日に2024年3月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では前期比9.4%減としていましたが、今回15.4%増へと改めました。

これを受け今日の野村マイクロの株価はストップ高となり、年初来高値をつけました。

野村マイクロ<6254>6,920+1,000 (+16.89%)
野村マイクロ、通期の純利益予想を上方修正 52億5800万円から67億円に - 日本経済新聞
野村マイクロ・サイエンスは24日、2024年3月期の純利益が前期比15.4%増の67億円になる見通しだと発表した。従来予想の52億5800万円(前期比9.4%減)から上方修正した。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスの54億円を24.1%上回った。営業利益は前期比47.3%増の96億5000万円(従来予想は...

KOA 通期の業績予想の下方修正を発表し株価大幅安

固定抵抗器などのKOA<6999>は、10月24日に2023年4~9月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比66.3%減となりました。

中間配当は従来予想どおりの25円とのことです。

併せて通期の業績予想の下方修正を発表。

純利益は従来予想では前期比24.0%減としていましたが、今回70.1%減へと改めました。

これを受け今日のKOAの株価は大幅安となり、年初来安値をつけました。

KOA<6999>1,448-179 (-11.00%)
KOA純利益70%減に下方修正 24年3月期 抵抗器が低調 - 日本経済新聞
KOAは24日、2024年3月期の連結純利益が前期比70%減の22億円になる見通しだと発表した。従来予想から34億円下方修正した。主力製品で電流の制御に使う抵抗器の販売が産業機器や家電向けなどで低調なことを踏まえた。売上高は13%減の651億円、営業利益は77%減の23億円を見込む

コメリ 通期の業績予想の下方修正を発表し株価大幅安

ホームセンターのコメリ<8218>は、10月24日に2023年4~9月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比18.2%減となりました。

中間配当は従来予想どおりの26円とのことです。

併せて通期の業績予想の下方修正を発表。

純利益は従来予想では前期比1.2%増としていましたが、今回20.5%減へと改めました。

これを受け今日のコメリの株価は大幅安となりました。

コメリ<8218>2,953-117 (-3.81%)
コメリ、純利益20%減に下方修正 24年3月期 - 日本経済新聞
コメリは24日、2024年3月期の連結純利益が前期比20%減の136億円になる見通しだと発表した。従来予想を37億円下回る。園芸シーズンの天候不順や今夏の猛暑で家庭菜園向け商品が低調だった。原材料やエネルギーのコスト増も重荷となった。早川博取締役は同日の記者会見で「上期に苦戦した

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 9月 新築住宅販売件数

また、以下のような決算発表があります。

朝方
  • ボーイング<BA> ← NYダウ構成銘柄
夕方
  • IBM<IBM> ← NYダウ構成銘柄
  • メタ・プラットフォームズ<META> ← 要チェック

国内

明日は以下のような決算発表があります。

取引時間中
  • JPX<8697>
  • 東京瓦斯<9531>
取引時間終了後
  • イビデン<4062>
  • NRI<4307>
  • 武田薬品工業<4502>
  • 日立建機<6305>
  • 富士電機<6504>
  • 富士通<6702>
  • ルネサス<6723>
  • 新光電気工業<6967>
  • 日東電工<6988>
  • キヤノン<7751>
  • カプコン<9697>
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