こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
昨晩の米国市場
概要
昨晩の米国市場は以下のような材料で3指数とも上昇しました。
- ストレステストを通過し大手銀行が増配などを発表 → 金融にプラス
- この日は短縮取引で翌日は休場(独立記念日) → 動きづらい
- 個別ではテスラ<TSLA>の納車台数が好調で株価大幅高
NYダウ | 34,418.47 | +10.87 (+0.03%) |
NASDAQ | 13,816.77 | +28.85 (+0.21%) |
S&P500 | 4,455.59 | +5.21 (+0.11%) |
SOX指数 | 3,703.62 | +30.56 (+0.83%) |
テスラ<TSLA> | 279.82 | +18.05 (+6.90%) |
経済指標
6月 ISM製造業景況指数
6月のISM製造業景況指数は前月比0.9ポイント低下の46.0となり、市場予想(47.1)を下回りました。
今日の日本市場
概要
今日の日本市場は主要な4指数すべてが反落となりました。
日経平均は昨日大幅高した反動もあって下げて始まり、午前10時半過ぎまで下げ幅を拡大した後は少し持ち直し、午後はもみ合いとなりました。
(今日の高値は9:09の33,576円(176円安)、安値は10:38の33,338円(414円安)、値幅は237円)
- 昨晩の米国市場で金融株が上昇 → 銀行、保険などにプラス
- 治験の結果が良くなくて第一三共<4568>の株価が大幅安(下に記載) → 医薬品にマイナス
- 今晩の米国市場が休場 → 動きづらい
日経平均 | 33,422.52 | -330.81 (-0.98%) |
TOPIX | 2,306.37 | -14.44 (-0.62%) |
JPX日経400 | 20,905.62 | -165.89 (-0.79%) |
マザーズ指数 | 817.64 | -1.04 (-0.13%) |
個別材料
ネクステージ 第2四半期までの利益がかなり改善し株価ストップ高
中古車販売のネクステージ<3186>は、7月3日に2022年12月~2023年5月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比8.8%減となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。
減益ではあったものの第1四半期末と比べると減益率がかなり小さくなったことなどから今日のネクステージの株価はストップ高となり、年初来高値をつけました。
また、同業のIDOM<7599>にも買いが入り、こちらも年初来高値をつけました。
ネクステージ<3186> | 3,320 | +504 (+17.90%) |
IDOM<7599> | 958 | +65 (+7.28%) |
第一三共 抗がん剤の治験で良い結果が出ず株価大幅安
第一三共<4568>と英アストラゼネカが共同で開発している抗がん剤「ダトポタマブ・デルクステカン」について、治験で統計学的に有意な改善を示さなかったとの発表がありました。
これを受け今日の第一三共の株価は一時ストップ安になるなど大幅安となり、年初来安値をつけました。
第一三共<4568> | 3,900 | -678 (-14.81%) |
象印マホービン 通期の業績予想の上方修正を発表し株価大幅高
調理用家電などの象印マホービン<7965>は、7月3日に2022年12月~2023年5月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比1.6%増となりました。
中間配当は従来予想どおりの17円とのことです。
併せて通期の業績予想の上方修正を発表。
純利益は従来予想では前期比18.0%減としていましたが、今回16.2%増へと改めました。
これを受け今日の象印マホービンの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。
象印マホービン<7965> | 2,003 | +193 (+10.66%) |
決算発表
今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。
ハイデイ日高
「中華食堂日高屋」でおなじみのハイデイ日高<7611>は、7月4日に2023年3~5月期の単独決算を発表しました。
純利益は前年同期比93.2%増となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。
明日に向けての注目点
米国
今晩の米国市場は休場(独立記念日)です。
国内
明日は以下のような決算発表があります。
- キユーピー<2809>
中国
明日中国では以下のような指標の発表があります。
- 6月 非製造業PMI(財新)