【6月6日の市況】日経平均続伸、ローム 1対4の株式分割を発表し株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は3指数とも反落となりました。

前日に大きく上昇した反動が出たほか、この日発表された5月のISM非製造業景況指数(下に記載)が低水準となったことで景気悪化懸念から売りが優勢となりました。

個別ではアップル<AAPL>が開発者会議で新製品のヘッドマウントディスプレイを発表したものの、価格が3,499ドル(日本円で約50万円)と高すぎて失望されたのか株価が下落するという出来事もありました。

NYダウ 33,562.86 -199.90 (-0.59%)
NASDAQ 13,229.42 -11.33 (-0.09%)
S&P500 4,273.79 -8.58 (-0.20%)
SOX指数 3,444.12 -57.29 (-1.64%)
アップル<AAPL> 179.58 -1.37 (-0.76%)
NYダウ3日ぶり反落、199ドル安 前週末急伸の反動で - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=矢内純一】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前週末比199ドル90セント(0.6%)安の3万3562ドル86セ...
Apple初のARデバイス「Apple Vision Pro」
米Appleは6月6日、同社初のARデバイス「Apple Vision Pro」を発表した。スタンドアロンで利用でき、コントローラーや追加デバイス不要で、目や手...

経済指標

5月 ISM非製造業景況指数

5月のISM非製造業景況指数は前月比1.6ポイント低下の50.3となり、市場予想(52.4)を下回りました。

米ISM非製造業景況指数、ほぼ活動停滞の水準-仕入れ価格低下
米供給管理協会(ISM)が発表した5月の非製造業総合景況指数は、ほぼ活動停滞の水準に低下した。業況指数と新規受注が低下したほか、仕入れ価格指数は3年ぶり低水準と...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は主要な4指数すべてが続伸となりました。

日経平均は昨晩の米国市場が反落したことを受け下げて始まりましたが、その後右肩上がりを続けプラスに転じ、午後もじりじりと上げ幅を拡大していってバブル崩壊後の高値を更新しました。

(今日の安値は9:02の31,933円(283円安)、高値は14:54の32,534円(317円高)、値幅は600円)

TOPIXもバブル崩壊後の高値を更新しました。

日経平均は4営業日続伸トータル1,618円上昇しました。

ドル円が139円台半ばまで円高に進んできたのに、お構いなしで自動車など輸出関連株も買われたのぉ。

日経平均 32,506.78 +289.35 (+0.90%)
TOPIX 2,236.28 +16.49 (+0.74%)
JPX日経400 20,364.92 +182.61 (+0.90%)
マザーズ指数 784.05 +6.57 (+0.85%)
日経平均続伸、33年ぶり高値連日更新 - 日本経済新聞
6日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、大引けは前日比289円35銭(0.90%)高の3万2506円78銭だった。1990年7月以来およそ33年ぶりの高値...

経済指標

4月 全世帯家計調査

4月の全世帯家計調査の結果では、2人以上世帯の消費支出は実質で前年同月比4.4%減となりました。

消費支出4.4%減、4月家計調査 2カ月連続マイナス - 日本経済新聞
総務省が6日発表した4月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は30万3076円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比4.4%減少した。マイナスは2カ...

4月 毎月勤労統計

4月の毎月勤労統計の結果では実質賃金が前年同月比3.0%減となり、市場予想(2.3%減)を下回りました。

現金給与総額(名目賃金)は1.0%増となりました。

4月実質賃金は物価高響き3%減、名目の伸び鈍化-消費低調
物価変動の影響を除いた4月の実質賃金は前年比で13カ月連続で減少し、マイナス幅も前月から拡大した。物価高に賃上げが追いつかない状況が続いており、賃金上昇を伴う形...

個別材料

ローム 1対4の株式分割を発表し株価大幅高

カスタムLSIなどのローム<6963>は、9月30日を基準日とする1対4の株式分割を実施すると6月5日に発表しました。

これを受け今日のロームの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

ローム<6963> 12,640 +460 (+3.78%)
ローム、31年ぶり株式分割 1株を4株に - 日本経済新聞
ロームは5日、10月1日付で株式1株を4株に分割すると発表した。株式分割は1992年5月に1株を1.2株にして以来、約31年ぶり。1単元の投資金額を引き下げて、...

内田洋行 通期の業績予想の上方修正を発表し株価大幅高

オフィス家具などの内田洋行<8057>は、6月5日に2022年8月~2023年4月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比32.9%増となりました。

併せて通期の業績予想の上方修正を発表。

純利益は従来予想では前期比7.2%増としていましたが、今回18.4%増へと改めました。

これを受け今日の内田洋行の株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

内田洋行<8057> 5,670 +350 (+6.58%)
内田洋行の23年7月期、純利益18%増 ソフト好調 - 日本経済新聞
内田洋行は5日、2023年7月期の連結純利益が前期比18%増の53億円になる見通しだと発表した。従来予想を5億円上回る。企業向けソフトのライセンスやオフィス家具...

立花エレテック 自社株買いなどを発表し株価大幅高

技術商社の立花エレテック<8159>は、100万株(4.0%)・30億円を上限とする自社株買いを実施すると6月5日に発表しました。

取得期間は今日~2024年3月31日としています。

また、今後3年間(2026年3月期まで)で以下の株主還元を実施するとのことです。

  • 300万株(12%)の自社株買い
  • 総還元性向50%以上を目指す

これを受け今日の立花エレテックの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

立花エレテック<8159> 2,712 +479 (+21.45%)
立花エレがカイ気配スタート、「3年間で発行済み12%の自己株取得」を好感(立花エレ) 2023年06月06日[みんかぶ] - みんかぶ
2023/06/06 - 立花エレ(8159) の関連ニュース。 立花エレテック<8159.T>がカイ気配スタート。5日の取引終了後、26年3月期までの3年間で...

明日に向けての注目点

中国

明日中国では以下のような指標の発表があります。

  • 5月 貿易収支
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