【4月13日の市況】日経平均5日続伸、コメダ 今期増収増益の業績予想と自社株買いを発表し株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は3指数とも下落しました。

朝発表された3月の消費者物価指数(CPI)(下に記載)でインフレ鈍化が示され買い先行で始まりましたが、午後に公表された前回のFOMCの議事要旨から景気先行き懸念が広がり引けにかけては売りが優勢となりました。

NYダウ 33,646.50 -38.29 (-0.11%)
NASDAQ 11,929.33 -102.54 (-0.85%)
S&P500 4,091.95 -16.99 (-0.41%)
SOX指数 3,052.52 -56.90 (-1.83%)
NYダウ反落38ドル安 金融不安による景気懸念くすぶる - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=矢内純一】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比38ドル29セント(0.1%)安の3万3646ドル50セン...
FOMC議事要旨、信用状況への警戒継続を強調-利上げ予想は後退
米金融当局は5月2、3両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利上げを継続する方向のようだ。インフレ抑制にはもう少し金融引き締めが必要だとみて、当局スタッ...

経済指標

3月 消費者物価指数(CPI)

総合CPIは前年同月比5.0%の上昇となり、市場予想(5.1%上昇)を下回りました。

変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比5.6%の上昇となり、市場予想(5.6%上昇)と一致しました。

米消費者物価指数、3月は前月比0.1%上昇-前年比では5.0%上昇
3月の米消費者物価指数(CPI)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が鈍化の兆候を示唆したものの、米金融当局に来月の追加利上げを思いとどまらせる...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は主要な4指数すべてが続伸となりました。

日経平均は昨晩の米国市場の下落を受けマイナスでスタートしましたが、徐々に下げ幅を縮小し午前11時頃にプラスに転じ、午後も上げ幅を拡大していきました。(5営業日続伸)

(今日の安値は9:00の27,952円(130円安)、高値は14:10の28,163円(81円高)、値幅は211円)

  • 昨晩の米国市場でSOX指数が下落 → 半導体などにマイナス
  • ドル円が133円台前半まで円高に進んできた → 自動車など輸出関連にマイナス
  • 好決算に反応、好決算期待 → 小売りなどにプラス
  • WTI原油先物が83ドル台まで上昇してきた → 目立った反応なし
  • 米国で景気不安が強まった → 景気敏感株にマイナス

明日オプションSQなので日経平均を高くキープしたい人がいるのでしょうかね?

日経平均 28,156.97 +74.27 (+0.26%)
TOPIX 2,007.93 +1.01 (+0.05%)
JPX日経400 18,105.45 +14.97 (+0.08%)
マザーズ指数 750.77 +5.41 (+0.73%)
日経平均5日続伸 終値は74円高の2万8156円 - 日本経済新聞
13日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸し、前日比74円27銭(0・26%)高の2万8156円97銭で終えた。米景気の先行き懸念から朝方は幅広い銘柄で売りが...

個別材料

コメダ 今期増収増益の業績予想と自社株買いを発表し株価大幅高

コメダ珈琲店でおなじみのコメダホールディングス<3543>は、4月12日に2023年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比9.9%増となりました。

期末配当は従来予想どおりの26円とのことです。(年間では前期比1円の増配)

併せて2024年2月期の通期の業績予想を発表。

純利益は前期比8.3%増になりそうだとのことです。

配当予想は年間で53円としています。(前期比1円の増配)

また、46万株(1.0%)・10億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。

取得期間は4月17日~8月31日としています。

これを受けきょうのコメダの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

コメダ<3543> 2,685 +282 (+11.74%)
コメダHDの24年2月期、純利益8%増 「5類」移行で - 日本経済新聞
コメダホールディングスは12日、2024年2月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比8%増の58億円になる見通しと発表した。5月に新型コロナウイルスの感染症法上...

トレファク 今期増収増益の業績予想と自社株買いを発表し株価ストップ高

総合リユースのトレジャー・ファクトリー<3093>は、4月12日に2023年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比2.4倍となりました。

期末配当は従来予想の20円から25円へと5円増額しています。(1対2の株式分割前基準)

併せて2024年2月期の通期の業績予想を発表。

純利益は前期比9.2%増になりそうだとのことです。

配当予想は年間で21円としています。

(株式分割しているので単純比較はできませんが増配ではあります)

また、20万株(0.86%)・2億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しました

取得期間は4月13日~4月20日、取得方法はToSTNeT-3による買い付けとしています。

これを受け今日のトレファクの株価はストップ高となり、年初来高値をつけました。

トレファク<3093> 1,643 +300 (+22.34%)
トレファクの2024年2月期、純利益9.2%増 - 日本経済新聞
トレジャー・ファクトリーが12日発表した2023年2月期の連結決算で、純利益は前期比2.4倍の17億1000万円となった。2024年2月期の純利益は前期比9.2...

イオンファンタジー 今期黒字の業績予想を発表し株価大幅高

ショッピングセンター内の遊戯施設を運営しているイオンファンタジー<4343>は、4月12日に2023年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は33億7600万円の赤字となりました。(前期は45億700万円の赤字)

期末配当は従来予想どおりの5円とのことです。(年間では前期比10円の減配)

併せて2024年2月期の通期の業績予想を発表。

純利益は6億円の黒字になりそうだとのことです。

配当予想は年間で10円としています。(前期と同額)

これを受け今日のイオンファンタジーの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

イオンファンタジー<4343> 3,200 +279 (+9.55%)
イオンファンの2024年2月期、最終損益は6億円の黒字 予想平均下回る - 日本経済新聞
イオンファンタジーが12日発表した2023年2月期の連結決算で、最終損益は33億7600万円の赤字となった。前期は45億700万円の赤字だった。アナリスト予想の...

決算発表

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

東宝

映画などの東宝<9602>は、4月13日に2023年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比13.1%増となりました。

期末配当は従来予想の20円から40円へと20円増額しています。(年間では前期比15円の増配)

併せて2024年2月期の通期の業績予想を発表。

純利益は前期比16.2%減になりそうだとのことです。

現時点のPTS取引の株価は大幅安となっています。

東宝の2024年2月期、純利益16.2%減 予想平均下回る - 日本経済新聞
東宝が13日発表した2023年2月期の連結決算で、純利益は前期比13.1%増の334億3000万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(3...

中国

経済指標

3月 貿易収支

3月の貿易収支はドル建てで輸出が前年同月比14.8%増、輸入が1.4%減となりました。

中国貿易統計、3月は輸出が予想外に増加 輸入は予想より小幅減
中国税関総署が13日発表した3月の貿易統計によると、輸出は前年比14.8%増加し、5カ月連続の減少に終止符を打った。市場予想は7.0%減だった。

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 前週分の新規失業保険申請件数
  • 3月 卸売物価指数(PPI) ← 要チェック

国内

明日はオプションSQです。

また、取引時間終了後には以下のような決算発表があります。

  • ベイカレント<6532>
  • 高島屋<8233>
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