こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
先週末の米国市場
概要
先週末の米国市場は3指数とも大幅反発となりました。
この日発表された12月の雇用統計(下に記載)で平均時給の伸びが鈍化してきたことや、12月のISM非製造業景況指数(下に記載)が50を割ってきたことで、FRBによる金融引き締めが緩むとの期待が膨らみ幅広い銘柄に買いが入りました。
NYダウ | 33,630.61 | +700.53 (+2.13%) |
NASDAQ | 10,569.29 | +264.05 (+2.56%) |
S&P500 | 3,895.08 | +86.98 (+2.28%) |
SOX指数 | 2,636.10 | +117.58 (+4.67%) |

NYダウ反発、700ドル高 金融引き締めの懸念和らぐ - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=戸部実華】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比700ドル53セント(2.1%)高の3万3630ドル61セントで終えた。朝...
経済指標
12月 雇用統計
12月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比22万3000人増となり、市場予想(20万3000人増)を上回りました。
失業率は前月比0.1ポイント低下の3.5%となり、市場予想(3.7%)よりも良い結果となりました。
平均時給は前月比0.3%増となり、市場予想(0.4%増)を下回りました。

米雇用統計、12月の非農業部門雇用者数は22.3万人増-失業率3.5%
昨年12月の米雇用統計では雇用者数が引き続き力強い伸びを示したが、賃金の伸びが鈍化。近くリセッション(景気後退)入りする可能性を排除しつつ、米金融当局に利上げペ...
12月 ISM非製造業景況指数
12月のISM非製造業景況指数は前月比6.9ポイント低下の49.6となり、市場予想(55.0)を下回りました。

米ISM非製造業指数、予想外の縮小圏-20年4月以来の大幅低下
米供給管理協会(ISM)が発表した昨年12月の非製造業総合景況指数は市場予想以上に低下し、縮小圏に陥った。業況と受注のサブ指数がいずれも大幅に下がった。この状況...
明日に向けての注目点
国内
明日の取引時間開始前には以下のような指標の発表があります。
- 11月 全世帯家計調査
- 12月 東京都区部消費者物価指数(CPI)
取引時間終了後には以下のような決算発表があります。
- ローソン<2651>
- キユーピー<2809>
- ウエルシアHD<3141>
- 安川電機<6506> ← 要チェック