【1月5日の市況】日経平均反発、少子化対策期待で子育て関連株が大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は以下のような材料で3指数とも反発となりました。

  • ゼロコロナをやめたことで中国経済が回復するとの期待 → 中国関連にプラス
  • 中国が自国の半導体業界への補助金を休止しつつあるとの報道 → 半導体関連にプラス
  • FOMC議事要旨の発表を受け乱高下する場面があった
NYダウ 33,269.77 +133.40 (+0.40%)
NASDAQ 10,458.76 +71.77 (+0.69%)
S&P500 3,852.97 +28.83 (+0.75%)
SOX指数 2,569.46 +68.47 (2.74%)
NYダウ反発133ドル高、金融引き締め警戒で上値重く - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=三輪恭久】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比133ドル40セント(0.4%)高の3万3269ドル77セン...
中国、半導体への巨額投資休止へ-新型コロナで景気低迷
中国は米国と競争し得る半導体産業の育成を目指した巨額投資を休止しつつある。新型コロナウイルス感染の急拡大が国内経済や財政を圧迫している。
12月FOMC要旨、高インフレ「想定より根強い可能性」 - 日本経済新聞
【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)は4日、2022年12月13~14日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開した。参加者は高イ...

経済指標

12月 ISM製造業景況指数

12月のISM製造業景況指数は前月比0.6ポイント低下の48.4となり、市場予想(48.5)をわずかに下回りました。

米ISM製造業総合景況指数、12月は2カ月連続で活動縮小を示唆
米供給管理協会(ISM)が発表した昨年12月の製造業総合景況指数は、2カ月連続で活動縮小を示した。年間では2008年以来の大幅な低下となった。

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は主要な4指数すべてが反発しました。

日経平均は昨晩の米国市場が反発したことを受け高く始まり、昼過ぎにかけて上下に値幅を拡げた後は横ばいとなりました。

(今日の高値は10:31の25,947円(230円高)、安値は12:43の25,750円(33円高)、値幅は196円)

  • 昨晩の米国市場でSOX指数が大幅反発 → 半導体関連にプラス
  • 米10年債利回りが3.7%を割り込む場面があった → 保険、銀行にマイナス
  • ドル円が132円台前半まで円安に進んできた → 自動車など輸出関連にプラス
  • WTI原油先物が73ドル台まで下落してきた → 鉱業などにマイナス

反発したと言ってもすごく弱々しいです。

日経平均 25,820.80 +103.94 (+0.40%)
TOPIX 1,868.90 +0.75 (+0.04%)
JPX日経400 16,834.04 +12.59 (+0.07%)
マザーズ指数 713.83 +1.41 (+0.20%)
日経平均反発、終値は103円高の2万5820円 - 日本経済新聞
5日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比103円94銭(0.40%)高の2万5820円80銭で終えた。金融引き締めへの懸念が後退するなか前日の欧米株が上...

経済指標

12月 新車販売台数

今日の午後の取引時間中には12月の国内新車販売台数の発表がありました。

軽自動車を含めた総販売台数は前年同月比2.4%増となりました。

22年の国内新車販売420万台、45年ぶり低水準…半導体不足などでの減産響く
【読売新聞】 2022年の国内新車販売台数は前年比5・6%減の420万1321台で、1977年以来、45年ぶりの低水準となった。世界的な半導体不足や、新型コロナ...

中国の12月 非製造業PMI(財新)

中国の12月の非製造業PMI(財新)は前月比1.3ポイント上昇の48.0となりました。

財新の中国サービス部門PMI、12月は48.0 4カ月連続50割れ
財新/S&Pグローバルが5日発表した12月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は48.0と、好不況の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。

個別材料

少子化対策期待で子育て関連株が大幅高

1月4日に岸田首相が年頭記者会見で異次元の少子化対策に挑戦すると述べたことや、東京都の小池都知事が18歳以下の都民に1人あたり月5000円程度の給付を始める方針を明らかにしたことを受け、今日は子育て関連株が大幅高となりました。

JPHD<2749> 303 +12 (+4.12%)
ポピンズ<7358> 1,571 +56 (+3.70%)
SERIOHD<6567> 474 +80 (+20.30%)
ベビーカレンダー<7363> 2,315 +335 (+16.92%)
岸田首相の記者会見要旨 増税前の衆院解散「可能性の問題」 - 日本経済新聞
岸田文雄首相の年頭記者会見の要旨は次の通り。【冒頭】2023年は第1に日本経済の新しい好循環の基盤を起動する。第2に異次元の少子化対策に挑戦する。世界は協力と対...
東京都、18歳以下に月5000円給付へ 所得制限設けず - 日本経済新聞
東京都の小池百合子知事は4日、18歳以下の都民に1人あたり月5000円程度の給付を始める方針を明らかにした。少子化対策のひとつとして、所得制限を定めないことを検...

メルカリ 自治体がまだ使える粗大ごみを出品との報道で株価大幅高

自治体が回収した粗大ごみの中からまだ使えるものを選別してメルカリ<4385>で売っているとの報道がありました。

今後もこのような利用が増えていくとの期待から今日のメルカリの株価は大幅高となりました。

メルカリ<4385> 2,810 +125 (+4.66%)
https://www.47news.jp/8770229.html

ソニーG、ホンダ CESで新型EVのプロトタイプを公開し株価上昇

ソニーグループ<6758>とホンダ<7267>の合弁会社であるソニー・ホンダモビリティはCES 2023でEVの新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」を発表し、そのプロトタイプを公開しました。

これを受け今日のソニーGとホンダの株価は上昇しました。

ソニーG<6758> 10,385 +220 (+2.16%)
ホンダ<7267> 3,064 +22 (+0.72%)
ソニーホンダの新EVは「アフィーラ(AFEELA)」
ソニーは4日(米国時間)、ラスベガスで開催される「CES 2023」にあわせて、ソニーホンダモビリティによる電気自動車(EV)新モデル「AFEELA(アフィーラ...

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 前週分の新規失業保険申請件数
  • 12月 ADP雇用統計 ← 要チェック
  • 11月 貿易収支

また、以下のような決算発表があります。

  • ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>

国内

明日の取引時間開始前には以下のような指標の発表があります。

  • 11月 毎月勤労統計

取引時間終了後には以下のような決算発表があります。

  • 良品計画<7453>
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