【12月26日の市況】日経平均反発、パイロット 業績予想の上方修正と配当の増額を発表し株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

先週末の米国市場

概要

先週末の米国市場は3指数とも反発しました。

WTI原油先物が79ドル台に上昇してきたことを受け関連する銘柄などが買われ、10年債利回りが3.75%まで上昇してきたことを受け高PERなハイテク株の一部は売られました。

NYダウ33,203.93+176.44 (+0.53%)
NASDAQ10,497.86+21.74 (+0.21%)
S&P5003,844.82+22.43 (+0.59%)
SOX指数2,535.49+2.16 (+0.09%)
NYダウ反発、176ドル高 原油高で資源関連株に買い - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=川内資子】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比176ドル44セント(0.5%)高の3万3203ドル93セントで終えた。原油高を受けて資源高の恩恵を受けやすい銘柄が買われた。半面、米利上げ継続が景気を冷やすとの警戒は根強く、ダウ平均は安くなる場面もあった。朝方発表の11月の米個人...

経済指標

11月 耐久財受注

11月の耐久財受注は前月比2.1%減となり、市場予想(1%減)を下回りました。

米耐久財受注、11月は前月比2.1%減-市場予想より大きな減少
11月の米耐久財受注統計で、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は伸びが鈍化した。

11月 個人所得、個人消費支出

この日は11月の個人所得、個人消費支出の発表がありました。

項目結果市場予想
個人所得(前月比)+0.4%+0.3%
個人消費支出(前月比)+0.1%+0.2%
PCE総合価格指数(前月比)+0.1%+0.1%
PCEコア価格指数(前月比)+0.2%+0.2%
米個人消費支出、11月は前月比0.1%増-PCEコアは前年比4.7%上昇
11月の米個人消費支出(PCE)価格指数は減速し、一方で支出は伸び悩んだ。米金融当局による追加の引き締めが予想される中、これまでの利上げが物価上昇圧力と需要の両方を抑制するのに寄与していることが示唆された。

11月 新築住宅販売件数

11月の新築住宅販売件数は年率換算で前月比5.8%増の64万戸となり、市場予想(60万戸)を上回りました。

11月米新築住宅販売、前月比5.8%増 2カ月連続プラス - 日本経済新聞
【ニューヨーク=斉藤雄太】米商務省が23日発表した11月の新築戸建ての住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は64万戸と前月の改定値から5.8%増えた。前月比プラスは2カ月連続で、市場予想(60万戸)も上回った。住宅ローン金利の高止まりなど購入条件が悪化するなか、一定の需要の強さを示した。季節調整前の販売価格(中央値)...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は主要な4指数の中ではマザーズ指数だけが続落となり、その他の指数は反発しました。

日経平均は先週末の米国市場の反発を受け高く始まり、寄り付いて数分の間に今日の高値と安値をつけた後はもみ合いとなりました。

TOPIXは1,900ポイント台を回復しました。

(今日の安値は9:00の26,294円(59円高)、高値は9:06の26,438円(203円高)、値幅は143円)

  • WTI原油先物が79ドル台まで上昇してきた → 鉱業、石油にプラス
  • 最近買われていた銘柄に利益確定売り → 電気・ガス、保険、銀行などにマイナス
  • 最近売られていた銘柄に買い直し → 半導体、自動車などにプラス

クリスマスで休場の国が多いこともあって今日のプライム市場の売買代金は1兆7793億円とかなり少なくなりました。

マザーズ指数は8営業日続落となったのぉ。

日経平均26,405.87+170.62 (+0.65%)
TOPIX1,902.52+4.58 (+0.24%)
JPX日経40017,177.98+39.95 (+0.23%)
マザーズ指数704.79-2.44 (-0.35%)
日経平均、170円高の2万6405円 半導体や資源に買い - 日本経済新聞
26日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末比170円62銭(0.65%)高の2万6405円87銭で終えた。前週までの大幅下落を受け、自律反発狙いの買いが優勢だった。クリスマス休暇中で海外勢の参加者が少ないうえ、新たな取引材料も乏しく、買い一巡後は膠着感が強まった。東証プライム市場の売買代金は2兆円を割り込み、4...

個別材料

パイロット 業績予想の上方修正と配当の増額を発表し株価大幅高

筆記具などのパイロットコーポレーション<7846>は、12月23日に2022年12月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では前期比8.6%増としていましたが、今回19.1%増へと改めました。

また、期末配当を従来予想の40円から50円へと10円増額しています。(年間では前期比30円の増配)

これを受け今日のパイロットの株価は大幅高となりました。

パイロット<7846>4,845+220 (+4.76%)
パイロット、通期の純利益予想を上方修正 155億円から170億円に - 日本経済新聞
パイロットコーポレーションは23日、2022年12月期の純利益が前期比19.1%増の170億円になる見通しだと発表した。従来予想の155億円(前期比8.6%増)から上方修正した。経常利益は前期比17.9%増の240億円(従来予想は前期比3.1%増の210億円)、売上高は同7.7%増の1110億円(従来予想は同2.9%増...

イトーキ 通期の業績予想の上方修正を発表し株価大幅高

オフィス家具などのイトーキ<7972>は、12月23日に2022年12月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では前期比2.4倍としていましたが、今回4.5倍へと改めました。

これを受け今日のイトーキの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

イトーキ<7972>601+27 (+4.70%)
(12/23 15:32 訂正)イトーキ、通期の純利益予想を上方修正 27億円から50億円に - 日本経済新聞
イトーキは23日、2022年12月期の純利益が前期比4.5倍の50億円になる見通しだと発表した。従来予想の27億円(前期比2.4倍)から上方修正した。営業利益は前期比64.1%増の42億円(従来予想は前期比56.3%増の40億円)、経常利益は同68.2%増の41億円(従来予想は同64.1%増の40億円)と、それぞれ予想...

ニイタカ 通期の業績予想の下方修正を発表し株価大幅安

業務用洗剤や固形燃料などのニイタカ<4465>は、12月23日に2022年6~11月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比40.6%減となりました。

中間配当は従来予想どおりの32円とのことです。

併せて通期の業績予想の下方修正を発表。

純利益は従来予想では前期比0.7%増としていましたが、今回35%減へと改めました。

これを受け今日のニイタカの株価は大幅安となり、年初来安値をつけました。

ニイタカ<4465>1,917-207 (-9.75%)
ニイタカの22年6〜11月期、純利益40.6%減 通期予想を下方修正 - 日本経済新聞
ニイタカが23日発表した2022年6〜11月期の連結決算で、純利益は前年同期比40.6%減の3億9600万円となった。2023年5月期通期の純利益予想は引き下げた。純利益は前期比35%減の8億円を見込む。ニイタカはフードビジネス業界向け化成品事業として、業務用洗剤・洗浄剤・除菌剤・漂白剤および固形燃料などを製造・販売す...

明日に向けての注目点

米国

今晩の米国市場は休場(クリスマス)です。

国内

明日の取引時間開始前には以下のような指標の発表があります。

  • 11月 失業率、有効求人倍率
  • 11月 小売業販売額

取引時間終了後には以下のような決算発表があります。

  • Jフロント<3086>
  • スギHD<7649>
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