【12月13日の市況】日経平均反発、ラクスル 株式分割と自社株買いを発表し株価ストップ高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は3指数とも大幅反発となりました。

翌日に11月の消費者物価指数(CPI)の発表、翌々日にFOMCの結果発表が控えていることもあり、これまで売られていた景気敏感株などを中心に持ち高調整の買いが入ったようです。

NYダウは高値引けとなりました。

NYダウ34,005.04+528.58 (+1.58%)
NASDAQ11,143.73+139.12 (+1.26%)
S&P5003,990.56+56.18 (+1.43%)
SOX指数2,779.21+58.19 (+2.14%)
米国株、ダウ反発し528ドル高 景気敏感株に買い ナスダックも反発 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=川内資子】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前週末比528ドル58セント(1.6%)高の3万4005ドル04セントで終えた。前週に953ドル下げており、13日の11月の米消費者物価指数(CPI)や14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表といった重要日程を控えて、景気敏感株...

決算発表(夕)

オラクル<ORCL>

オラクル、9-11月売上高が市場予想上回る-サーナー部門健闘
米オラクルの9-11月(第2四半期)売上高はアナリスト予想を上回った。不安定な景気を背景に情報技術(IT)需要は低調だったが、米医療情報技術部門サーナーの力強い取り組みが奏功した。

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は主要な4指数すべてが反発となりました。

日経平均は昨晩の米国市場が大幅反発したことを受け2万8千円台を回復する水準まで上げて始まりましたが、その後午前10時半過ぎまで右肩下がりが続いて2万7千円台に逆戻りし、その後は小幅なもみ合いとなりました。

(今日の高値は9:01の28,116円(274円高)、安値は10:35の27,907円(65円高)、値幅は209円)

  • 今晩以降米国で重要イベントが続く → 動きづらい
  • WTI原油先物が74ドル台まで上昇してきた → 鉱業、石油などにプラス
  • 米10年債利回りが3.6%ちょうど近辺まで上昇してきた → 保険などにプラス
  • ドル円が137円台後半まで円安に進んできた → 自動車などにプラス
  • 11月の工作機械受注がマイナス(スマホ関連などが弱い) → 工作機械や電子部品にマイナス

日経平均は25日移動平均線(27,946円)を超えてきました。

日経平均27,954.85+112.52 (+0.40%)
TOPIX1,965.68+8.35 (+0.43%)
JPX日経40017,758.05+70.94 (+0.40%)
マザーズ指数785.47+2.14 (+0.27%)
日経平均反発、終値112円高の2万7954円 米株高が支え - 日本経済新聞
13日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比112円52銭(0.40%)高の2万7954円85銭で終えた。前日の米株式相場が上昇した流れを受け、ファストリやダイキンなど値がさ株の一角に買いが入り、日経平均を押し上げた。外国為替市場での対ドルの円相場下落も自動車株の支えになった。もっとも、心理的節目の2万8000円...
工作機械受注、11月は7.8%減 2カ月連続マイナス - 日本経済新聞
日本工作機械工業会(日工会)が12日発表した11月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比7.8%減の1341億円だった。2年ぶりに前年実績を下回った10月に続き、2カ月連続のマイナスとなった。欧米の金融引き締めや中国の景気減速懸念を受けて、スマートフォンや半導体関連を中心に設備投資への慎重姿勢が強まっている。外需は7....

個別材料

ラクスル 株式分割と自社株買いを発表し株価ストップ高

ネット印刷などのラクスル<4384>は、12月12日に2022年8~10月期の連結決算を発表しました。

純利益は9億9800万円となりました。(連結決算になったばかりなので前期との比較なし)

併せて1月31日を基準日とする1対2の株式分割を実施すると発表しました。

また、11万株(0.38%)・3億円を上限とする自社株買いも発表。

取得期間は12月19日~2023年1月31日としています。

これらを受け今日のラクスルの株価はストップ高となりました。

ラクスル<4384>3,755+700 (+22.91%)
ラクスルの22年8〜10月期、純利益9億9800万円 通期予想据え置き - 日本経済新聞
ラクスルが12日発表した2022年8〜10月期の連結決算で、純利益は9億9800万円となった。2023年7月期通期の純利益予想は据え置いた。純利益は前期比11.9%減の9億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは10億3600万円だった。ラクスルはインターネットを使って集めた印刷の注文を提携印刷会...

ニデックオーケーケー 日本電産から完全子会社化されることになり株価大幅高

モーターなどの日本電産<6594>は、子会社で工作機械のニデックオーケーケー<6205>を2023年3月1日に株式交換で完全子会社化すると12月12日に発表しました。

これを受け今日のニデックオーケーケーの株価は大幅高となりました。

ニデックオーケーケー<6205>1,044+73 (+7.52%)
日本電産<6594>8,148-98 (-1.19%)
日本電産、ニデックオーケーケー株式交換で完全子会社化 - 日本経済新聞
日本電産は12日、子会社で工作機械を手掛けるニデックオーケーケーについて、株式交換で2023年3月1日に完全子会社化すると発表した。日本電産は22年2月にOKK(現ニデックオーケーケー)を約55億円で子会社化していた。現時点で66%の同社株を保有している。完全子会社にすることで工作機械分野での相乗効果をさらに強める狙い...

グッドコムアセット 今期純利益14.6%増の業績予想を発表し株価ストップ高

投資用マンションなどのグッドコムアセット<3475>は、12月12日に2022年10月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比45.7%増となりました。

期末配当は11月1日の1対2の株式分割前換算で60円とのことです。(年間で前期比17円の増配)

併せて2023年10月期の通期の業績予想を発表。

純利益は前期比14.6%増になりそうだとのことです。

配当予想は年間で35円としています。(年間で実質5円増配)

これを受け今日のグッドコムアセットの株価はストップ高となりました。

グッドコムアセット<3475>875+150 (+20.69%)
グッドコムAの2023年10月期、純利益14.6%増 - 日本経済新聞
グッドコムアセットが12日発表した2022年10月期の連結決算で、純利益は前期比45.7%増の28億5800万円となった。2023年10月期の純利益は前期比14.6%増の32億7600万円を見込む。グッドコムAは「GENOVIA(ジェノヴィア)」ブランドの投資用新築マンションを企画、開発、販売、管理する。新型コロナウイ...

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 11月 消費者物価指数(CPI) ← 要チェック

国内

明日の取引時間開始前には以下のような指標の発表があります。

  • 4Q 日銀短観
  • 10月 機械受注

明日の取引時間終了後には以下のような決算発表があります。

  • ビジョナル<4194>
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