こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
先週末の米国市場
概要
先週末の米国市場は、3指数とも大幅続伸となりました。
次回FOMCでの利上げ幅が0.75%になりそうとの織り込みが進んだことで、これまで下げのきつかったハイテク株などを中心に買い直されました。
NYダウは32,000ドルを回復、NASDAQも12,000ポイントを回復しました。
NYダウ | 32,151.71 | +377.19 (+1.19%) |
NASDAQ | 12,112.30 | +250.17 (+2.11%) |
S&P500 | 4,067.36 | +61.18 (+1.53%) |
SOX指数 | 2,721.77 | +63.60 (+2.39%) |
今日の日本市場
概要
今日の日本市場は、主要な4指数すべてが続伸となりました。
日経平均は先週末の米国市場の大幅高を受け高く始まり、その後もみ合いとなりました。
- 入国者数上限撤廃を検討との報道(下に記載) → 陸運、空運、小売などにプラス
- 先週末のNASDAQ、SOX指数が大幅続伸 → 半導体などハイテク株にプラス
- ドル円が143円台前半まで円安に進んできた → 輸出関連にプラス
日経平均は25日移動平均線(28,284円)を超えてきました。
日経平均 | 28,542.11 | +327.36 (+1.16%) |
TOPIX | 1,980.22 | +14.69 (+0.75%) |
JPX日経400 | 17,868.89 | +126.73 (+0.71%) |
マザーズ指数 | 753.90 | +12.58 (+1.70%) |
個別材料
日医工 7社が支援の意向を示しているとの報道で株価ストップ高
経営再建を目指しているジェネリック医薬品の日医工<4541>に対して、医薬品メーカー1社と投資ファンド6社の計7社が支援の意向を示しているとの報道が9月10日にありました。
これを受け今日の日医工の株価はストップ高となりました。
日医工<4541> | 450 | +80 (+21.62%) |
入国者数上限撤廃を検討との報道でインバウンド関連銘柄の株価が大幅高
9月7日から1日あたりの入国者数制限が5万人へと引き上げられましたが、さらに上限撤廃や個人旅行の解禁も検討されているとの報道がありました。
早ければ週内にも岸田首相が判断を行う見通しとのことです。
これを受け今日はインバウンド関連銘柄の株価が大幅高となりました。
早くインバウンドを受け入れて円安を止めたいということでしょうか?
ラオックス<8202> | 318 | +42 (+15.22%) |
ベルトラ<7048> | 584 | +67 (+12.96%) |
ソースネクスト<4344> | 314 | +33 (+11.74%) |
インバウンドテック<7031> | 4,760 | +490 (+11.48%) |
和心<9271> | 349 | +34 (+10.79%) |
エアトリ<6191> | 2,898 | +237 (+8.91%) |
旅工房<6548> | 667 | +54 (+8.81%) |
HANATOUR<6561> | 1,697 | +134 (+8.57%) |
gumi 第1四半期の営業利益が黒字転換し株価ストップ高
スマホゲームのgumi<3903>は、9月9日に2022年5~7月期の連結決算を発表しました。
純利益は5億7000万円の赤字となりましたが(前年同期は15億9300万円の赤字)、営業利益は1億6300万円の黒字となりました(前年同期は5億9600万円の赤字)。
通期の業績予想は開示していません。
営業利益の黒字転換が好感されたようで、今日のgumiの株価はストップ高となりました。
gumi<3903> | 946 | +150 (+18.84%) |
明日に向けての注目点
米国
今晩米国では以下のような決算発表があります。
- オラクル<ORCL>
国内
8月 工作機械受注
今日の取引時間終了後には8月の工作機械受注の発表があり、前年同月比10.7%増となりました。
明日の取引時間開始前には以下のような指標の発表があります。
- 8月 国内企業物価指数
取引時間終了後には以下のような決算発表があります。
- ヤーマン<6630>
- 三井ハイテック<6966>
- H.I.S.<9603>