【8月23日の市況】日経平均大幅続落、政府が水際対策の緩和を検討との報道で旅行関連株が大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は、3指数とも大幅続落となりました。

8月26日(金)のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が改めてタカ派姿勢を示すのではとの警戒感から10年債利回りが3%台まで上昇してきて、高PERなハイテク株を中心に幅広い銘柄に売りが出ました。

NYダウ33,063.61-643.13 (-1.91%)
NASDAQ12,381.57-323.64 (-2.55%)
S&P5004,137.99-90.49 (-2.14%)
SOX指数2,843.37-109.97 (-3.72%)
NYダウ続落、643ドル安 積極的な金融引き締め警戒 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=古江敦子】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前週末比643ドル13セント(1.9%)安の3万3063ドル61セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに積極的な姿勢を維持するとの観測が改めて強まり、幅広い銘柄に売りが出た。米株式相場は7月中旬から上昇基調が続いたため、...

決算発表(夕)

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>

時間外の株価は大幅安となっています。

Zoomの5~7月、売上高伸び8%止まり 停滞鮮明 - 日本経済新聞
【シリコンバレー=佐藤浩実】米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが22日発表した2022年5〜7月期決算は、売上高が前年同期比8%増の10億9945万ドル(約1510億円)だった。伸び率が1桁にとどまるのは19年の上場以来で初めてだ。23年1月期の通期業績も下方修正し、新型コロナウイルス下の急成長の「終わり」が鮮明に...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、主要な4指数すべてが続落となりました。

日経平均は昨晩の米国市場の大幅続落を受け大きく下げて始まり、一時400円近くまで下げ幅を拡大する場面がありましたが、その後は少し戻して横ばいとなりました。

  • 政府が水際対策緩和を検討との報道があった → 空運にプラス
  • OPECプラスが石油の減産をにおわせた → 鉱業、石油にプラス
  • 米10年債利回りが3%台に乗せてきた → (ローン金利上昇懸念で)自動車関連にマイナス

他にもユーロドルのパリティ(1ユーロ=1ドル)割れが昨晩から続いています。

日経平均28,452.75-341.75 (-1.19%)
TOPIX1,971.44-21.15 (-1.06%)
JPX日経40017,764.96-189.68 (-1.06%)
マザーズ指数732.96-0.30 (-0.04%)
日経平均4日続落、終値341円安の2万8452円 - 日本経済新聞
23日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比341円75銭(1.19%)安の2万8452円75銭で終えた。前日の欧米株式市場で主要な指数が下落した流れを受け、東京市場でも運用リスクを回避したい投資家の売りが優勢だった。米長期金利の上昇がグロース(成長)株の重荷となった面もある。22日の米株式市場では米連邦準備...
OPECプラスは減産可能、原油安対応で=サウジ・エネ相
-サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、先物市場の流動性の乏しさとマクロ経済への懸念を背景とする直近の原油価格の下げに対応するために石油輸出国機構(OPEC)には減産する用意があると述べた。ブルームバーグとのインタビューを国営サウジ通信(SPA)が伝えた。

経済指標

7月 全国百貨店売上高

7月の全国百貨店売上高は前年同月比9.6%増となりました。

百貨店売上高、7月9.6%増 感染拡大で客足は鈍化 - 日本経済新聞
日本百貨店協会(東京・中央)が23日発表した7月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比9.6%増と5カ月連続のプラスだった。コロナ前の2019年7月と比べると9.1%減だった。商品別の売上高は衣料品が12.7%増と5カ月連続のプラスだった。各店舗でクリアランスセールが始まり、夏物商品の販売が伸びた。高額品の販売...

7月 全国スーパー売上高

7月の全国スーパー売上高は既存店ベースで前年同月比1.8%増となりました。

7月のスーパー売上高、2か月ぶり前年上回る…行動制限緩和でアウトドア用品など好調
【読売新聞】 日本チェーンストア協会が23日発表した7月の全国スーパー売上高は1兆1147億円となり、既存店ベースで前年同月比1・8%増だった。前年同月を上回ったのは2か月ぶり。行動規制の緩和でレジャー向けの水着やアウトドア用品な

個別材料

政府が水際対策の緩和を検討との報道で旅行関連株が大幅高

政府が新型コロナの水際対策について緩和を検討しているとの報道がありました。

これを受け今日は旅行関連株などが大幅高となりました。

旅行関連が上がるのもこれで何度目でしょうか?

HANATOUR<6561>1,322+192 (+16.99%)
オープンドア<3926>2,045+181 (+9.71%)
ベルトラ<7048>524+40 (+8.26%)
エアトリ<6191>2,848+199 (+7.51%)
日空ビル<9706>5,680+290 (+5.38%)
JAL<9201>2,517+117 (+4.88%)
Jフロント<3086>1,123+49 (+4.56%)
H.I.S.<9603>2,196+94 (+4.47%)
三越伊勢丹<3099>1,076+46 (+4.47%)
入国前の現地コロナ検査免除を政府検討、水際対策見直し-報道
政府は日本への入国・帰国時に求めている海外での新型コロナウイルス検査について、条件付きで不要とする検討に入ったと、日本経済新聞(電子版)が22日に報じた。ワクチン接種済みなら免除するなど段階的に緩和する案があるという。入国者数の上限引き上げも調整すると、日経は報じた。
政府が入国者数上限を5万人に緩和へ、コロナ水際対策-報道
政府による新型コロナウイルスの水際対策を緩和するとの報道を受け、国内航空大手2社の株価は上昇している。

日本システム技術 1対2の株式分割を発表し株価大幅高

ソフトウェア開発の日本システム技術<4323>は、9月30日を基準日とする1対2の株式分割を実施すると8月22日に発表しました。

これを受け今日の日本システム技術の株価は大幅高となりました。

日本システム技術<4323>2,670+200 (+8.10%)
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西松屋チェーン 8月の月次売上高が前年を下回り株価下落

子供衣料の西松屋チェーン<7545>は、8月22日に8月の月次売上高を発表し、既存店売上高は前年同月比3.6%減となりました。

これを受け今日の西松屋チェーンの株価は下落しました。

西松屋チェーン<7545>1,639-26 (-1.56%)
西松屋チェが反落、8月既存店売上高が2カ月ぶり前年下回る(西松屋チェ) 2022年08月23日[みんかぶ] - みんかぶ(旧みんなの株式)
2022/08/23-西松屋チェ(7545)の関連ニュース。 西松屋チェーン<7545.T>が反落している。22日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比3.6%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。 粉ミルクやベビーフード、調乳・衛生用品の売...

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 8月 製造業PMI、非製造業PMI
  • 7月 新築住宅販売件数
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