【3月2日の市況】日経平均大幅反落、大平洋金属 ニッケル価格上昇で株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は、3指数とも大幅な下落となりました。

ウクライナ情勢の悪化を懸念して株式から債券へ資金を移す動きが出ました。

  • WTI原油先物が106ドル台まで上昇してきた
  • 10年債利回りが一時1.68%まで低下してきた → 金融関係にマイナス
NYダウ33,294.95-597.65 (-1.76%)
NASDAQ13,532.45-218.94 (-1.59%)
S&P5004,306.26-67.68 (-1.55%)
SOX指数3,304.85-124.68 (-3.64%)
NYダウ続落597ドル安 WTI一時106ドル台に急騰 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=古江敦子】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比597ドル65セント(1.8%)安の3万3294ドル95セントで終えた。ウクライナ情勢の悪化が世界経済を冷やしかねないとの懸念が高まった。欧米の経済・金融制裁でロシアが信用危機に陥る可能性も意識され、投資家が運用リスクを回避する目的で...

日本時間の今朝にはバイデン大統領の一般教書演説がありました。

「プーチンかつてなく孤立」 バイデン氏が一般教書演説 - 日本経済新聞
【ワシントン=坂口幸裕】バイデン米大統領は1日夜(日本時間2日午前)、上下両院合同会議で内政と外交の施政方針を示す一般教書演説に臨んだ。ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領について「世界を揺るがし、自分のやり方に屈服させようとした。しかし大きな誤算だった」と指摘。「プーチンはかつてないほど世界から孤立している」と...

経済指標

2月 ISM製造業景況指数

2月のISM製造業景況指数は前月比1.0ポイント上昇の58.6となり、市場予想を上回りました。

2月の米製造業景況感、1ポイント上昇 「受注」増加 - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した2月の米製造業景況感指数は58.6で前月から1.0ポイント上昇した。4カ月ぶりの上昇で、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(58.0程度)をやや上回った。個別指数は「新規受注」が61.7で3.8ポイント、「生産」が58.5で0.7ポイントそれぞれ上...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、主要な指数すべてが反落となりました。

日経平均は昨晩の米国市場の大幅安の流れを引き継いで大きく反落して始まり、午後1時過ぎには531円安まで下げる場面がありましたが、その後少しだけ持ち直しました。

  • 米10年債利回りが1.7%台まで低下してきた → 金融関係にマイナス
  • WTI原油先物が一時109ドル台まで上昇してきた → 鉱業・石油関連にプラス

上昇しているのは資源とセキュリティ関連だけといった感じでした。

世界景気の減速懸念で今日は自動車関連がかなり下げたのぉ。

トヨタ自動車<7203>はサイバー攻撃で工場を止めていた昨日より今日の方が大幅な下げになってしもうた…。

日経平均26,393.03-451.69 (-1.68%)
TOPIX1,859.94-37.23 (-1.96%)
JPX日経40016,753.33-325.48 (-1.91%)
JASDAQ平均3,592.98-18.00 (-0.50%)
マザーズ指数769.03-7.15 (-0.92%)
トヨタ自動車<7203>2,038.5-94.5 (-4.43%)
日経平均、4日ぶり反落 終値451円安の2万6393円 - 日本経済新聞
2日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比451円69銭(1.68%)安の2万6393円03銭で終えた。ロシア軍によるウクライナへの攻撃が首都キエフでも激化するなか、各国はロシアに対する経済制裁を強化している。世界景気や企業業績に与える影響を懸念した売りが相場を押し下げた。世界展開するトヨタやホンダ...

個別材料

大平洋金属 ニッケル価格上昇で株価大幅高

ロシアからの供給が滞るとの見方からニッケル価格が上昇してきたことを受け、今日はフェロニッケル製錬の大平洋金属<5541>の株価が大幅高となり、昨年来高値をつけました。

他にも鉄鋼以外の金属を扱う会社の株価が大きく上昇しました。

太平洋金属<5541>3,680+420 (+12.88%)
大阪チタニウム<5726>1,361+144 (+11.83%)
大紀アルミニウム<5702>1,851+148 (+8.69%)
東邦チタニウム<5727>1,245+90 (+7.79%)
DOWA<5714>5,750+350 (+6.48%)
東邦亜鉛<5707>3,015+154 (+5.38%)
大平金が急伸し約3年5カ月ぶり高値、ニッケル価格上昇で買い人気(大平金) 2022年03月02日[みんかぶ] - みんかぶ(旧みんなの株式)
2022/03/02 - 大平金(5541) の関連ニュース。 大平洋金属<5541.T>が急伸。株価は一時、前日に比べ13%高に買われ2018年10月以来、約3年5カ月ぶりの水準に上昇した。ロンドン金属取引所でニッケル価格が1トン=2万500ドル近辺と2011年以来、11年ぶりの水準に上昇。ロシアにはニッケル生産の世...

味の素 うま味調味料などの値上げを発表し株価上昇

味の素<2802>は6月1日納入分からうま味調味料や甘味料などを2~13%値上げすると3月1日に発表しました。

これを受け今日の味の素の株価は上昇しました。

味の素<2802>3,353+22 (+0.66%)
「味の素」など2~13%値上げ 6月から - 日本経済新聞
味の素は1日、家庭用うま味調味料「味の素」や「うま味だし・ハイミー」などの出荷価格を6月1日納品分から値上げすると発表した。値上げ幅は2~13%。主原料の粗糖や小麦などの価格が高騰しているほか、包材や物流費も上昇しており価格転嫁を決めた。対象商品はうま味調味料のほか、即席スープ「クノール スープDELI」や低カロリー甘...

オリックス 日経平均に採用されることになったけれども地合いが悪くて株価下落

現在日経平均に採用されている新生銀行<8303>が市場再編でプライム市場に移らないため、新生銀行は日経平均から除外、替わりにオリックス<8591>が新規採用されることになりました。

これを受けオリックスの株価は今朝は上昇して始まったものの、米10年債利回りが急低下していることなどから金融関係の地合いが特に悪く途中からマイナスに転じてしまいました。

オリックス<8591>2,280.5-6 (-0.26%)
新生銀行<8303>2,094-70 (-3.23%)
日経平均、オリックス採用 新生銀と入れ替え - 日本経済新聞
日本経済新聞社は日経平均株価の構成銘柄にオリックスを採用する。東京証券取引所の4月4日の市場再編に合わせて選定の対象市場を1部からプライムに変更するため、プライムに移らない新生銀行と同日に入れ替える。他の日経指数でも対象市場の同様の切り替えなどに伴い構成銘柄を一部組み替える。日経株価指数300はコーエーテクモホールディ...

明日に向けての注目点

米国

今晩米国ではパウエルFRB議長の議会証言があります。

また、以下のような指標の発表があります。

  • 2月 ADP雇用統計
  • 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
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