こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
昨晩の米国市場
概要
昨晩の米国市場は、3指数とも小幅続落となりました。
前日に引き続きウクライナ情勢の緊迫化とFRBによる金融引き締めへの警戒感から売りが優勢となりました。
昨日からまたヒンデンブルグオーメンが点灯しているとのことです。
NYダウ | 34,566.17 | -171.89 (-0.49%) |
NASDAQ | 13,790.91 | -0.23 (-0.00%) |
S&P500 | 4,401.67 | -16.97 (-0.38%) |
SOX指数 | 3,370.20 | +4.95 (+0.15%) |
今日の日本市場
概要
今日の日本市場は、主要な指数すべてが続落となりました。
日経平均は昨日大きく下げた反動で寄り付きはプラスで始まりましたが、すぐにマイナスに転じ、その後もじりじりと値を切り下げて2万7千円を割り込みました。
決算発表も今日で終わってしまうので、明日からどうしたものでしょうか。
午後5時過ぎに一部のロシア軍が演習後に帰還するとの報道が出て先物が買われとるようじゃが、本当に信じていいんかのぉ。
日経平均 | 26,865.19 | -214.40 (-0.79%) |
TOPIX | 1,914.70 | -15.95 (-0.83%) |
JPX日経400 | 17,230.36 | -147.53 (-0.85%) |
JASDAQ平均 | 3,596.13 | -43.30 (-1.19%) |
マザーズ指数 | 726.45 | -13.68 (-1.85%) |
経済指標
4Q GDP
今日の取引時間開始前には2021年10~12月期のGDPの発表がありました。
実質GDPは前期比1.3%増、年率換算5.4%増となり、市場予想を下回りました。
個別材料
スノーピーク 今期2桁増益の業績予想を発表し株価ストップ高
キャンプ用品などのスノーピーク<7816>は、2月14日に2021円12月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比2.6倍となりました。
期末配当は従来予想どおりの10円とのことです。
併せて2022年12月期の通期の業績予想を発表。
純利益は前期比21%増になりそうだとのことです。
配当予想は年間で12円としています。(前期比2円の増配)
これを受け今日のスノーピークの株価はストップ高となりました。
前期はコロナ特需で今期はそれが剥落するものと考えていた人が多い中、ポジティブサプライズとなりました。
スノーピーク<7816> | 2,791 | +500 (+21.82%) |
リクルートHD 業績予想の上方修正がなく失望されたようで株価大幅安
求人情報、販促、人材派遣などのリクルートホールディングス<6098>は、2月14日に2021年4~12月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比2.1倍となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。
今日のリクルートHDの株価は業績予想の上方修正がなかったことが失望されたようで大幅安となりました。
この1銘柄だけで日経平均を75円押し下げました。
リクルートHD<6098> | 5,046 | -718 (-12.46%) |
キリンHD 自社株買いを発表し株価大幅高
ビールなどのキリンホールディングス<2503>は、2月14日に2021年12月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比16.9%減となりました。
(ミャンマー事業撤退の減損を計上したため下振れ着地)
期末配当は従来予想どおりの65円とのことです。(年間では前期と同額)
併せて2022年12月期の業績予想を発表。
純利益は前期比91.5%増になりそうだとのことです。
配当予想は年間で65円としています。(前期と同額)
また、3000万株(3.6%)・500億円を上限とする自社株買いを発表。
取得期間は2月15日~2023年2月14日としています。
これを受け今日のキリンHDの株価は大幅高となりました。
キリンHD<2503> | 1,978 | +80 (+4.21%) |
決算発表
今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。
ブリヂストン
タイヤのブリヂストン<5108>は、2月15日に2021年12月期の連結決算を発表しました。
純利益は3940億3700万円の黒字となりました。(前期は233億100万円の赤字)
期末配当は従来予想どおりの85円とのことです。(年間では前期比60円の増配)
併せて2022年12月期の通期の業績予想を部分的に発表。
純利益は前期比28.9%減になりそうだとのことです。
配当予想は年間で170円としています。(前期と同額)
また、2500万株(3.5%)・1000億円を上限とする自社株買いを発表。
取得期間は2月17日~12月13日としています。
ユニ・チャーム
トイレタリーなどのユニ・チャーム<8113>は、2月15日に2021年12月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比39%増となりました。
期末配当は従来予想どおりの18円とのことです。(年間では前期比4円の増配)
併せて2022年12月期の通期の業績予想を発表。
純利益は前期比8.9%増になりそうだとのことです。
配当予想は年間で38円としています。(前期比2円の増配)
また、420万株(0.7%)・170億円を上限とする自社株買いを発表。
取得期間は2月16日~12月22日としています。
明日に向けての注目点
米国
今晩米国では以下のような指標の発表があります。
- 1月 卸売物価指数(PPI)
- 2月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
また、以下のような決算発表があります。
- エアビーアンドビー<ABNB>
国内
明日の夕方には以下のような指標の発表があります。
- 1月 訪日外国人客数
中国
明日の取引時間中には以下のような指標の発表があります。
- 1月 消費者物価指数(CPI)
- 1月 生産者物価指数(PPI)