【1月17日の市況】日経平均反発、OATアグリオ 1対2の株式分割を発表し株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

先週末の米国市場

先週末の米国市場は、3指数まちまちの動きとなりました。

この日発表された12月の小売売上高が市場予想を大きく下回ったことで消費関連株を中心に売りが出ましたが、前日に大きく下げたハイテク株は買い直されました。

NYダウ35,911.81-201.81 (-0.56%)
NASDAQ14,893.75+86.94 (+0.59%)
S&P5004,662.85+3.82 (+0.08%)
SOX指数3,900.61+88.77 (2.33%)
NYダウ続落201ドル安 消費関連や金融株に売り - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=川上純平】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比201ドル81セント(0.6%)安の3万5911ドル81セントで終えた。14日発表の昨年12月の米小売売上高が市場予想を下回り、投資家心理を冷やした。消費関連株を中心に売りが出た。取引開始前に決算を発表した銀行のJPモルガン・チェー...

経済指標

12月 小売売上高

12月の小売売上高は前月比1.9%減となり、市場予想を大きく下回りました。

米小売売上高、12月1.9%減 オミクロン拡大で集客低下 - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀、ニューヨーク=中山修志】米商務省が14日発表した2021年12月の小売売上高(季節調整済み)は6268億ドル(約71兆円)で、前月から1.9%減少した。前月からのマイナスは5カ月ぶり。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染急増で店舗の集客が低下した。米アマゾン・ドット・コムなどが年末商...

12月 鉱工業生産

12月の鉱工業生産は前月比0.1%低下の101.9となり、市場予想を下回りました。

12月の米鉱工業生産、0.1%低下 3カ月ぶりマイナス - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米連邦準備理事会(FRB)が14日発表した2021年12月の鉱工業生産指数(2017年=100)は101.9で前月比0.1%低下した。3カ月ぶりのマイナスで、0.2%程度の上昇を見込んだダウ・ジョーンズまとめの市場予測に反して低下した。製造業が0.3%低下した。長引く供給網の混乱や材料・部品不足...

1月 ミシガン大学消費者態度指数

1月のミシガン大学消費者態度指数は前月比1.8ポイント低下の68.8となり、市場予想を下回りました。

1月の米消費者態度指数、1.8ポイント低下 物価上昇で - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米ミシガン大学が14日発表した1月の消費者態度指数(速報値)は68.8で前月から1.8ポイント低下した。10年ぶりの低水準となった2021年11月(67.4)に次ぐ低さで、強い物価上昇が消費者景況感を冷え込ませた。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(70.0程度)を下回った。「現在の景況」が73....

決算発表(朝)

JPモルガン・チェース<JPM>

JPモルガン・チェース<JPM>157.89-10.34 (-6.15%)
JPモルガン四半期利益予想上回る、投資銀行好調
米金融大手JPモルガン・チェースが14日発表した2021年第4・四半期決算は、トレーディング収入の落ち込みが響き、14%の減益となった。しかし、投資銀行部門の好調に支援され、1株利益は市場予想を上回った。

ウェルズ・ファーゴ<WFC>

ウェルズ・ファーゴ<WFC>58.06+2.06 (+3.68%)
米Wファーゴ、第4四半期利益が予想上回る 融資増やコスト減で
米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)が14日に発表した第4・四半期決算は利益がアナリスト予想を上回った。米経済成長の回復に伴い企業向け融資が増加したほか、コスト抑制が寄与した。

ブラックロック<BLK>

ブラックロック<BLK>848.60-18.98 (-2.19%)
米ブラックロック、四半期利益が予想上回る 運用資産10兆ドル超
米資産運用大手ブラックロックが14日発表した第4・四半期(12月31日まで)決算は利益がアナリスト予想を上回った。手数料収入が増加した。運用資産も10兆ドルを突破。ただ、収入が市場予想をやや下回り、株価は下落した。

シティグループ<C>

シティグループ<C>66.93-0.85 (-1.25%)
米シティ、第4四半期は26%減益 コスト増響く 株価3%超安
米金融大手シティグループが14日に発表した第4・四半期(12月31日まで)決算は利益が26%減少した。コスト増とコンシューマー・バンキング部門の低迷が響いた。

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、まちまちの動きとなりました。

日経平均は先週金曜日に大きく下げた反動で高く始まり、その後もみ合いとなりました。

  • ドル円が114円台中盤まで円安に戻ってきた → 自動車など輸出関連にプラス
  • WTI原油先物が84ドル前後まで上昇してきた → 鉱業にプラス
  • 米10年債利回りが1.79%近辺まで上昇してきた → 銀行株などに少しプラス

今晩米国市場が休場ということもあって動きづらかったようです。

日経平均28,333.52+209.24 (+0.74%)
TOPIX1,986.71+9.05 (+0.46%)
JPX日経40017,904.91+94.09 (+0.53%)
JASDAQ平均3,762.92-22.24 (-0.59%)
マザーズ指数832.06-12.72 (-1.51%)
日経平均反発、終値209円高の2万8333円 - 日本経済新聞
17日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前週末比209円24銭(0・74%)高の2万8333円52銭で終えた。最近の下落ピッチが急だったのを受けて、自律反発狙いの買いが入った。外国為替市場の円安・ドル高もあり、日経平均の上げ幅は一時300円を超えたが、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えた。日経平均は...

経済指標

11月 機械受注

今日の取引時間開始前には11月の機械受注の発表があり、前月比3.4%増となりました。

11月の機械受注3.4%増、コロナ前水準回復 判断上げ - 日本経済新聞
内閣府が17日発表した2021年11月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」(季節調整済み)は前月比3.4%増の9003億円となり、2カ月連続のプラスだった。内閣府は基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に引き上げた。船舶・電力を除く民需の受注額は19年11月(9102億円)並みとなり...

中国の4Q GDP

今日の午前の取引時間中には中国の2021年10~12月期のGDPの発表があり、前年同期比4.0%増と市場予想を上回りました。

中国成長率、第4四半期さらに減速 消費や不動産市場冷え込む
昨年の中国経済は、輸出をけん引役に目覚ましい回復を遂げ10年ぶりの高成長を達成した。しかし「ゼロコロナ政策」などが重しとなり年末にかけ成長は失速、消費や不動産市場の冷え込みが鮮明で、一段の政策支援が必要なことを示した。

中国の12月 小売売上高、鉱工業生産

中国の12月の小売売上高は前年同月比1.7%増となりました。

中国の12月の鉱工業生産は前年同月比4.3%増となりました。

12月の中国鉱工業生産、+4.3%で予想上回る 小売は+1.7%に減速
中国国家統計局が17日発表した12月の鉱工業生産は前年同月比4.3%増加し、11月の3.8%増から伸びが加速した。ロイターがまとめた市場予想の3.6%増も上回った。

個別材料 

OATアグリオ 1対2の株式分割を発表し株価大幅高

農薬や肥料のOATアグリオ<4979>は、2月28日を基準日とする1対2の株式分割を実施すると1月14日に発表しました。

これを受け今日のOATアグリオの株価は大幅高となりました。

OATアグリオ<4979>2,071+294 (+16.54%)
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ベイカレント 通期の業績予想の上方修正を発表して株価大幅高

総合コンサルのベイカレント・コンサルティング<6532>は、1月14日に2021年3~11月期の単独決算を発表しました。

純利益は前年同期比81.8%増となりました。

併せて通期の業績予想の上方修正を発表。

純利益は従来予想では前期比14.8%増としていましたが、今回51.4%増へと改めました。

また、期末配当も従来予想の100円から160円へと60円増額しています。(年間では前期比80円の増配)

これを受け今日のベイカレントの株価は一時ストップ高になるなど大幅高となりました。

ベイカレント<6532>42,100+5,900 (+16.30%)
ベイカレントの21年3~11月期、税引き利益81.8%増 通期予想を上方修正 - 日本経済新聞
ベイカレント・コンサルティングが14日発表した2021年3~11月期の単独決算で、税引き利益は前年同期比81.8%増の110億3300万円となった。2022年2月期通期の税引き利益予想は引き上げた。税引き利益は前期比51.4%増の151億6000万円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは138億8...

SHIFT 通期の業績予想の上方修正を発表して株価大幅高

ソフトウェアテストのSHIFT<3697>は、1月14日に2021年9~11月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同月比3.3倍となりました。

併せて通期の業績予想の上方修正を発表。

純利益は従来予想では前期比31.3%増としていましたが、今回49.0%増へと改めました。

これを受け今日のSHIFTの株価は大幅高となりました。

SHIFT<3697>19,300+1,520 (+8.55%)
SHIFTの21年9~11月期、純利益3.3倍 通期予想を上方修正 - 日本経済新聞
SHIFTが14日発表した2021年9~11月期の連結決算で、純利益は前年同期比3.3倍の13億8000万円となった。2022年8月期通期の純利益予想は引き上げた。純利益は前期比49%増の42億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは38億9200万円だった。SHIFTはソフトウエアが正しく動作す...

フィル・カンパニー 今期純利益77.9%減の業績予想を発表し株価ストップ安

駐車場の上の空いた空間を有効活用するフィル・カンパニー<3267>は、1月14日に2021年11月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比21.4倍となりました。

期末配当は従来予想の0円から10円(特別配当)へと増額されました。

併せて2022年11月期の通期の業績予想を発表。

純利益は前期比77.9%減になりそうだとのことです。

これを受け今日のフィル・カンパニーの株価はストップ安となり、昨年来安値をつけました。

フィル・カンパニー<3267>1,566-500 (-24.20%)
フィルCの2022年11月期、純利益77.9%減 - 日本経済新聞
フィル・カンパニーが14日発表した2021年11月期の連結決算で、純利益は前期比21.4倍の4億700万円となった。2022年11月期の純利益は前期比77.9%減の9000万円を見込む。フィルCは時間貸し駐車場上部の利用していない空間の開発を行う「空中店舗フィル・パーク事業」を展開。ことによりプレミアムガレージハウスが...

明日に向けての注目点

米国

今晩の米国市場は休場(マーティン・ルーサー・キング・デー)です。

国内

明日の昼頃には日銀政策決定会合の結果発表があります。

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