こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
先週末の米国市場
先週末の米国市場は、3指数まちまちの動きとなりました。
この日発表された12月の小売売上高が市場予想を大きく下回ったことで消費関連株を中心に売りが出ましたが、前日に大きく下げたハイテク株は買い直されました。
NYダウ | 35,911.81 | -201.81 (-0.56%) |
NASDAQ | 14,893.75 | +86.94 (+0.59%) |
S&P500 | 4,662.85 | +3.82 (+0.08%) |
SOX指数 | 3,900.61 | +88.77 (2.33%) |
経済指標
12月 小売売上高
12月の小売売上高は前月比1.9%減となり、市場予想を大きく下回りました。
12月 鉱工業生産
12月の鉱工業生産は前月比0.1%低下の101.9となり、市場予想を下回りました。
1月 ミシガン大学消費者態度指数
1月のミシガン大学消費者態度指数は前月比1.8ポイント低下の68.8となり、市場予想を下回りました。
決算発表(朝)
JPモルガン・チェース<JPM>
JPモルガン・チェース<JPM> | 157.89 | -10.34 (-6.15%) |
ウェルズ・ファーゴ<WFC>
ウェルズ・ファーゴ<WFC> | 58.06 | +2.06 (+3.68%) |
ブラックロック<BLK>
ブラックロック<BLK> | 848.60 | -18.98 (-2.19%) |
シティグループ<C>
シティグループ<C> | 66.93 | -0.85 (-1.25%) |
今日の日本市場
概要
今日の日本市場は、まちまちの動きとなりました。
日経平均は先週金曜日に大きく下げた反動で高く始まり、その後もみ合いとなりました。
- ドル円が114円台中盤まで円安に戻ってきた → 自動車など輸出関連にプラス
- WTI原油先物が84ドル前後まで上昇してきた → 鉱業にプラス
- 米10年債利回りが1.79%近辺まで上昇してきた → 銀行株などに少しプラス
今晩米国市場が休場ということもあって動きづらかったようです。
日経平均 | 28,333.52 | +209.24 (+0.74%) |
TOPIX | 1,986.71 | +9.05 (+0.46%) |
JPX日経400 | 17,904.91 | +94.09 (+0.53%) |
JASDAQ平均 | 3,762.92 | -22.24 (-0.59%) |
マザーズ指数 | 832.06 | -12.72 (-1.51%) |
経済指標
11月 機械受注
今日の取引時間開始前には11月の機械受注の発表があり、前月比3.4%増となりました。
中国の4Q GDP
今日の午前の取引時間中には中国の2021年10~12月期のGDPの発表があり、前年同期比4.0%増と市場予想を上回りました。
中国の12月 小売売上高、鉱工業生産
中国の12月の小売売上高は前年同月比1.7%増となりました。
中国の12月の鉱工業生産は前年同月比4.3%増となりました。
個別材料
OATアグリオ 1対2の株式分割を発表し株価大幅高
農薬や肥料のOATアグリオ<4979>は、2月28日を基準日とする1対2の株式分割を実施すると1月14日に発表しました。
これを受け今日のOATアグリオの株価は大幅高となりました。
OATアグリオ<4979> | 2,071 | +294 (+16.54%) |
ベイカレント 通期の業績予想の上方修正を発表して株価大幅高
総合コンサルのベイカレント・コンサルティング<6532>は、1月14日に2021年3~11月期の単独決算を発表しました。
純利益は前年同期比81.8%増となりました。
併せて通期の業績予想の上方修正を発表。
純利益は従来予想では前期比14.8%増としていましたが、今回51.4%増へと改めました。
また、期末配当も従来予想の100円から160円へと60円増額しています。(年間では前期比80円の増配)
これを受け今日のベイカレントの株価は一時ストップ高になるなど大幅高となりました。
ベイカレント<6532> | 42,100 | +5,900 (+16.30%) |
SHIFT 通期の業績予想の上方修正を発表して株価大幅高
ソフトウェアテストのSHIFT<3697>は、1月14日に2021年9~11月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同月比3.3倍となりました。
併せて通期の業績予想の上方修正を発表。
純利益は従来予想では前期比31.3%増としていましたが、今回49.0%増へと改めました。
これを受け今日のSHIFTの株価は大幅高となりました。
SHIFT<3697> | 19,300 | +1,520 (+8.55%) |
フィル・カンパニー 今期純利益77.9%減の業績予想を発表し株価ストップ安
駐車場の上の空いた空間を有効活用するフィル・カンパニー<3267>は、1月14日に2021年11月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比21.4倍となりました。
期末配当は従来予想の0円から10円(特別配当)へと増額されました。
併せて2022年11月期の通期の業績予想を発表。
純利益は前期比77.9%減になりそうだとのことです。
これを受け今日のフィル・カンパニーの株価はストップ安となり、昨年来安値をつけました。
フィル・カンパニー<3267> | 1,566 | -500 (-24.20%) |
明日に向けての注目点
米国
今晩の米国市場は休場(マーティン・ルーサー・キング・デー)です。
国内
明日の昼頃には日銀政策決定会合の結果発表があります。