【12月21日の市況】日経平均大幅反発で2万8千円台回復、塩野義製薬 飲み薬が初期分析でオミクロン型にも有効と発表し株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は、以下のような材料で3指数とも大幅続落となりました。

  • 世界各地でオミクロン型の感染拡大によるロックダウンなどが広がっていること
  • 1.75兆ドル規模の歳出・歳入法案の実現が不透明になってきていること
NYダウ 34,932.16 -433.28 (-1.23%)
NASDAQ 14,980.94 -188.73 (-1.24%)
S&P500 4,568.02 -52.62 (-1.14%)
米国株、ダウ続落し433ドル安 コロナ感染拡大で景気懸念 ナスダックも下落 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=横内理恵】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前週末比433ドル28セント(1.2%)安の3万4932ドル16セントで終...
米200兆円法案、実現不透明に 与党議員が反対表明 - 日本経済新聞
【ワシントン=大越匡洋】バイデン米政権が子育て支援や気候変動対策に10年で1.75兆ドル(約200兆円)規模を投じることをめざす歳出・歳入法案の実現が一段と不透...

決算発表(夕)

ナイキ<NKE>

時間外の株価は大幅高となっています。

米ナイキの9━11月期、収益予想上回る 北米好調
米スポーツ用品大手・ナイキが20日発表した第2・四半期(9━11月)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。輸送上の問題やベトナムの工場閉鎖で製品供給が制約を...

マイクロン・テクノロジー<MU>

時間外の株価は大幅高となっています。

米マイクロン、12─2月収益見通し堅調 半導体メモリー需要が旺盛
米半導体大手マイクロン・テクノロジーが20日に発表した第2・四半期(2021年12月─22年2月)の収益見通しは、市場予想を上回った。新型コロナウイルス流行に伴...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、主要な指数すべてが反発しました。

日経平均は昨日600円以上下げたこともあって今日は朝から2万8千円台を回復して始まり、昼にかけてじりじりと上げ幅を拡大し、午後はもみ合いとなりました。

日経平均は昨日下げた分をほぼ取り戻しました。

日経平均 28,517.59 +579.78 (+2.08%)
TOPIX 1,969.79 +28.46 (+1.47%)
JPX日経400 17,826.40 +268.34 (+1.53%)
JASDAQ平均 3,792.69 +0.46 (+0.01%)
マザーズ指数 965.08 +16.80 (+1.77%)
日経平均3日ぶり反発、終値579円高の2万8517円 - 日本経済新聞
21日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反発し、前日比579円78銭(2.08%)高の2万8517円59銭で終えた。20日までの2営業日で1100...

経済指標

11月 全国スーパー売上高

11月の全国スーパー売上高は既存店売上高が前年同月比2.8%増となりました。

11月全国スーパー売上高、2.8%増 総菜など好調 - 日本経済新聞
日本チェーンストア協会が21日発表した11月の全国スーパー売上高は1兆868億円だった。既存店は前年同月比2.8%増で3カ月連続のプラスとなった。新型コロナウイ...

11月 白物家電出荷額

11月の白物家電国内出荷額は前年同月比2.5%減となりました。

白物家電の11月国内出荷額、前年同月比2.5%減 - 日本経済新聞
日本電機工業会(JEMA)が20日発表した2021年11月の白物家電国内出荷額は、前年同月比2.5%減の1964億円だった。巣ごもり需要の反動で減少は6カ月連続...

12月 月例経済報告

景気判断、1年5カ月ぶり上方修正 12月月例報告 - 日本経済新聞
政府は21日まとめた12月の月例経済報告で、国内景気の総括判断を「持ち直しの動きがみられる」とし1年5カ月ぶりに上方修正した。緊急事態宣言の解除で個人消費の改善...

個別材料

塩野義製薬 飲み薬が初期分析でオミクロン型にも有効と発表し株価大幅高

塩野義製薬<4507>は開発中の新型コロナ向け飲み薬について、実験室レベルではオミクロン型にも有効だったという初期分析の結果を12月20日に発表しました。

これを受け今日の塩野義製薬の株価は大幅高となりました。

塩野義製薬<4507> 8,121 +409 (+5.30%)
塩野義のコロナ飲み薬、オミクロン型「有効」 初期分析 - 日本経済新聞
塩野義製薬は20日、最終段階の臨床試験(治験)を進める新型コロナウイルスの飲み薬について、新たな変異型「オミクロン型」にも有効だったとする実験室レベルでの初期分...

日本M&A 売上高の計上時期について不適切な事例があったと発表し株価大幅安

M&A仲介の日本M&Aセンターホールディングス<2127>は、M&A仲介に関する売上高の計上時期について不適切な事例があったと12月20日に発表しました。

本来今期に計上すべき売上を前期に計上したなどの可能性があるとのことで、過去5年間の事例について調査するとのことです。

これを受け今日の日本M&Aの株価は大幅安となりました。

日本M&A<2127> 2,698 -327 (-10.81%)
日本M&Aセンター、売り上げ計上時期巡り社内調査 - 日本経済新聞
日本M&Aセンターホールディングスは20日、子会社の日本M&Aセンターで手掛けたM&A(合併・買収)仲介に関する売上高の計上時期について、社内で不適切な事例があ...

ラクオリア創薬 通期の業績予想を上方修正して株価ストップ高

ラクオリア創薬<4579>は12月20日に2021年12月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では1億1800万円の黒字としていましたが、今回7億5000万円の黒字へと改めました。(前期は6億600万円の赤字)

久光製薬と新規ナトリウムチャネル遮断薬に関するライセンス契約を締結したことが大きな要因とのことです。

これを受け今日のラクオリア創薬の株価はストップ高となりました。

ラクオリア創薬<4579> 1,017 +150 (+17.30%)
ラクオリア、通期の純利益予想を上方修正 1億1800万円から7億5000万円に - 日本経済新聞
ラクオリア創薬は20日、2021年12月期の最終損益が7億5000万円の黒字(前期は6億600万円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想の1億1800万円の...

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 3Q 経常収支
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