【12月16日の市況】日経平均大幅続伸で2万9千円台回復、キヤノン 期末配当の増額を発表し株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は、3指数とも大幅反発となりました。

FOMCの結果発表が市場の予想範囲内だった安心感から買いが入りました。

  • テーパリングを加速させ終了時期の想定を2022年3月へと前倒し
  • 2022年中に3回の政策金利引き上げを見込む
  • インフレが「一時的」との文言を声明から削除
NYダウ35,927.43+383.25 (+1.08%)
NASDAQ15,565.58+327.94 (+2.15%)
S&P5004,709.85+75.76 (+1.63%)
SOX指数3,934.46+140.05 (+3.69%)
NYダウ反発383ドル高、FOMC通過で買い安心感 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=古江敦子】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比383ドル25セント(1.1%)高の3万5927ドル43セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)は15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和の縮小)加速を決め、来年の利上げ回数を従来の1回から3...

経済指標

12月 ニューヨーク連銀製造業景気指数

12月のニューヨーク連銀製造業景気指数は前月比1.0ポイント上昇の31.9となり、市場予想を上回りました。

米国経済指標【ニューヨーク連銀製造業景気指数】 投稿日時: 2021/12/15 22:40[みんかぶ(FX/為替)] - みんかぶ(旧みんなの株式)
最新投稿日時:2021/12/15 22:40 - 「米国経済指標【ニューヨーク連銀製造業景気指数】」(みんかぶ(FX/為替))

11月 小売売上高

11月の小売売上高は前月比0.3%増となり、市場予想を下回りました。

11月の米小売売上高、0.3%増に鈍化 予測下回る - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が15日発表した11月の小売売上高(季節調整済み)は6398億ドル(約73兆円)で前月から0.3%増えた。4カ月連続の増加だが、伸び率は前月の1.8%から大きく鈍化し、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(0.8%程度)も下回った。年末商戦は本格化したが、消費の勢いは弱まった。変動の激しい自...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、主要な指数すべてが続伸となりました。

日経平均は昨晩の米国市場の流れを引き継いで朝から大幅高で始まり、午前11時前に少し上げ幅を縮める場面もありましたが、大引けにかけてまた盛り返してほぼ今日の高値水準で引けました。

  • 日経平均は2万9千円台を回復
  • TOPIXは2000ポイントを回復
  • マザーズ指数は1000ポイントを回復

日経平均は200日移動平均線の上に顔を出しました。

日経平均29,066.32+606.60 (+2.13%)
TOPIX2,013.08+28.98 (+1.46%)
JPX日経40018,193.79+283.85 (+1.58%)
JASDAQ平均3,898.63+13.77 (+0.35%)
マザーズ指数1,000.87+1.07 (+0.11%)
日経平均続伸、2万9000円回復 FOMC通過で安心感 - 日本経済新聞
16日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前日比606円60銭(2.13%)高の2万9066円32銭と11月25日以来の高値で終えた。上げ幅は11月1日(754円39銭)以来の大きさ。年内最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過したとの受け止めが広がり、投資家心理が強気に傾いた。米連邦準備理事会(FRB...

経済指標

11月 貿易統計(通関ベース)

11月の貿易統計(通関ベース)は輸入が前年同月比43.8%増、輸出が20.5%増、貿易収支は9548億円の赤字となりました。

11月の貿易収支、9548億円の赤字 資源高で輸入額は過去最大 - 日本経済新聞
財務省が16日発表した11月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は9548億円の赤字だった。赤字額は2020年1月(1兆3154億円)以来1年10カ月ぶりの大きさ。貿易赤字は4カ月連続となる。QUICKがまとめた民間予測の中央値は6750億円の赤字だった。原油など資源価格の上昇の...

個別材料

キヤノン 期末配当の増額を発表し株価大幅高

カメラや複合機のキヤノン<7751>は、期末配当を従来予想の45円から55円へと10円引き上げると12月15日に発表しました。(年間では前期比20円の増配)

これを受け今日のキヤノンの株価は大幅高となりました。

今期の業績が予想以上に好転する見込みなのだそうです。

キヤノン<7751>2,843+174 (+6.52%)
キヤノン21年12期増配、年100円に 業績回復で - 日本経済新聞
キヤノンは15日、2021年12月期の期末配当を1株あたり55円(前期実績は40円)にすると発表した。従来予想の45円から10円引き上げた。中間配当(45円)と合わせ、年間配当は100円と前期から20円増える。前期は新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化で33年ぶりに減配したが、今期は業績が回復しているため配当を増...

ギフト 今期も2桁増益の業績予想を発表し株価大幅高

ラーメン店のギフト<9279>は、12月15日に2021年10月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比9.6倍となりました。

期末配当は従来予想どおり20円とのことです。(年間では前期比10円の増配)

併せて2022年10月期の通期の業績予想を発表。

純利益は前期比18.9%増になりそうだとのことです。

配当予想は年間で25円としています。(前期比5円の増配)

これを受け今日のギフトの株価は大幅高となりました。

ギフト<9279>2,954+300 (+11.30%)
ギフトの2022年10月期、純利益19%増 予想平均上回る - 日本経済新聞
ギフトが15日発表した2021年10月期の連結決算で、純利益は前期比9.6倍の10億7600万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(9億5000万円)を上回った。2022年10月期の純利益は前期比19%増の12億8000万円を見込む。QUICKコンセンサスの11億5700万円を上回る。ギフトは神...

オハラ 今期減益の業績予想を発表し株価大幅安

光学ガラスのオハラ<5218>は、12月15日に2021年10月期の連結決算を発表しました。

純利益は14億6000万円の黒字となりました。(前期は42億4300万円の赤字)

期末配当は従来予想どおり15円とのことです。(年間では前期比5円の増配)

併せて2022年10月期の通期の業績予想を発表。

純利益は前期比4.1%減になりそうだとのことです。

配当予想は年間で15円としています。(前期と同額)

これを受け今日のオハラの株価は大幅安となりました。

オハラ<5218>1,360-201 (-12.88%)
オハラの2022年10月期、純利益4.1%減 - 日本経済新聞
オハラが15日発表した2021年10月期の連結決算で、最終損益は14億6000万円の黒字となった。前期は42億4300万円の赤字だった。2022年10月期の純利益は前期比4.1%減の14億円を見込む。オハラは光学機器用ガラス・情報機器用ガラス素材メーカー。親会社株主に帰属する純利益は、特別利益として投資有価証券売却益を...

明日に向けての注目点

欧州

今晩欧州ではECB理事会の結果発表があります。

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 前週分の新規失業保険申請件数
  • 11月 住宅着工件数
  • 11月 鉱工業生産
  • 12月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  • 12月 製造業PMI、非製造業PMI

国内

明日の昼頃には日銀政策決定会合の結果発表があります。

明日の取引時間終了後には以下のような決算発表があります。

  • 西松屋チェーン<7545>
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