【10月21日の市況】日経平均大幅反落で2万9千円割れ、サインポスト 郵便局内に無人コンビニができることになり株価ストップ高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は、以下のような材料で3指数まちまちの動きとなりました。

  • 決算が好調だった銘柄に買いが入った
  • 10年債利回りが1.65%台まで上昇してきたことで高PERなハイテク銘柄が売られた
  • 半導体露光装置の蘭ASMLの決算発表で今後の見通しが市場予想を下回り株価が大幅安
NYダウ35,609.34+152.03 (+0.43%)
NASDAQ15,121.67-7.41 (-0.05%)
S&P5004,536.19+16.56 (+0.37%)
ASML<ASML>767.70-33.26 (-4.15%)
NYダウ152ドル高、一時最高値上回る 米企業決算好調で - 日本経済新聞
【ニューヨーク=斉藤雄太】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、一時前日比212ドル高の3万5669ドルまで上昇した。取引時間中としては8月16日以来、2カ月ぶりに過去最高値を上回った。先週から本格化している2021年7~9月期の決算発表で市場予想を上回る企業が相次ぎ、米経済の復調を見込んだ買いが入っている...
半導体製造装置ASML、純利益64%増 21年7~9月期 - 日本経済新聞
【フランクフルト=深尾幸生】半導体露光装置の世界最大手、オランダのASMLが20日発表した2021年7~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比64%増の17億4千万ユーロ(約2320億円)だった。世界的な半導体需要増の恩恵を受けた。売上高は52億4100万ユーロと32%増え、粗利益率は51.7%と4.2ポイント上昇した...

経済指標

米地区連銀経済報告(ベージュブック)

米経済「一部で鈍化」 地区連銀報告、物価は上昇 - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米連邦準備理事会(FRB)が20日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、9月から10月上旬にかけて米経済が「緩やかに拡大したが、一部で鈍化した」と総括した。供給網の混乱、労働力不足、新型コロナウイルスのデルタ型をめぐる不透明感が成長の足かせとなっていると指摘した。物価も「著しく高まった」...

決算発表(朝)

バイオジェン<BIIB>

バイオジェン<BIIB>266.57-1.56 (-0.58%)
バイオジェンが通期業績予想引き上げ、アルツハイマー薬は不調でも
米医薬品メーカーのバイオジェンは通年の業績予想を引き上げた。ただエーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム」(一般名アデュカヌマブ)については、短期的な収入をほとんど見込んでいない。

決算発表(夕)

IBM<IBM>

米IBMの7~9月、純利益33%減 クラウド部門は3%増収 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=白岩ひおな】米IBMが20日発表した2021年7~9月期決算は売上高が前年同期比0.3%増の176億1800万ドル(約2兆円)だった。新型コロナウイルス禍で企業向けのコンサルティングやクラウド部門の売り上げが伸びた一方、システム部門の需要が減少した。11月3日に予定するサービス部門の分社化に伴う受注減と...

ラム・リサーチ<LRCX>

ラムリサーチが決算受け時間外で株価下落=米国株個別 投稿日時: 2021/10/21 06:59[みんかぶ(FX/為替)] - みんかぶ(旧みんなの株式)
最新投稿日時:2021/10/21 06:59 - 「ラムリサーチが決算受け時間外で株価下落=米国株個別」(みんかぶ(FX/為替))

テスラ<TSLA>

テスラ、7~9月の純利益4.9倍 半導体危機下でも最高益 - 日本経済新聞
【シリコンバレー=白石武志】米テスラが20日発表した2021年7~9月期決算は売上高が前年同期比57%増の137億5700万ドル(約1兆5700億円)、純利益は4.9倍の16億1800万ドルだった。自動車大手が危機的な半導体不足に苦しむなかソフトウエア上の工夫と代替品の採用などによってしのぎ、売上高と純利益はそろって四...
最高益テスラ、半導体危機しのいだソフト開発力 - 日本経済新聞
半導体不足が自動車業界の足かせとなるなか、米テスラが好業績を維持している。20日に発表した2021年7~9月期決算は売上高と利益がともに過去最高となった。自動運転用の人工知能(AI)や専用半導体を自社で設計・開発できるソフトウエア人材の厚みが、危機下で強さを発揮した。営業利益率は14.6%に上昇「重要な財務指標のそれぞ...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、主要な指数すべてが下落しました。

日経平均は昨晩の米国市場でNASDAQが下げたことを受け安くスタートし、午前中はもみ合っていましたが、午後1時過ぎから急速に下げ幅を拡大して一気に2万9千円を割り込みました。

  • 半導体関連の蘭ASMLの決算で今後の見通しが弱かった → 半導体関連にマイナス
  • WTI原油先物が83ドル台まで上昇してきた → 石油関連にプラス
  • 米10年債利回りが1.65%近辺まで上昇してきた → 金融関連にプラス
  • ドル円が114円ちょうど近辺まで円高に進んだ → 輸出関連にマイナス
  • 衆院選の世論調査で自民党が議席数を減らしそうとの報道があった
  • 香港市場で中国恒大集団の株式取引が今日から再開して大幅安 → 中国関連にマイナス

日本株だけやたらと大きく下げたので衆院選が原因だと言われていますが本当でしょうか?

日経平均28,708.58-546.97 (-1.87%)
TOPIX2,000.81-26.86 (-1.32%)
JPX日経40018,022.48-242.74 (-1.33%)
JASDAQ平均3,989.69-31.35 (-0.78%)
マザーズ指数1,114.10-26.01 (-2.28%)
日経平均3日ぶり反落、終値546円安の2万8708円 - 日本経済新聞
21日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反落し、前日比546円97銭(1・87%)安の2万8708円58銭で終えた。前日の米株式市場で米長期金利の上昇を背景にハイテク株が下がり、東京市場でもグロース(成長)株を中心に売りが優勢となった。日本の政治情勢を巡る不透明感も重荷となった。午後に入ると、日経平均は下げ幅...
自民減で単独過半数の攻防、立民は議席上積み・維新も躍進の公算大…読売衆院選序盤情勢
【読売新聞】 読売新聞社は31日投開票の衆院選について、19、20の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。自民党は議席を減らし、単独で衆院定数の過半数(233)を維持できるかど
中国恒大、香港で株式売買再開 一時13.6%安 - 日本経済新聞
【香港=木原雄士】中国の不動産大手、中国恒大集団と傘下の不動産管理会社・恒大物業集団は21日、香港市場で停止していた株式の売買を再開した。恒大株は売買停止前の終値と比べて10.5%安の2.64香港ドルで寄りつき、一時13.6%安まで下げた。恒大物業の売却交渉に頓挫し、資金繰り改善のめどは立っていない。恒大と恒大物業は4...

経済指標

9月 食品スーパー売上高

今日の午後の取引時間中には9月の食品スーパー売上高の発表があり、既存店売上高は前年同月比1.2%増となりました。

9月の食品スーパー売上高、既存店1.2%増 19年比は1.9%増 - 日本経済新聞
日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が21日発表した9月の全国食品スーパー売上高(速報値、既存店ベース)は、前年同月比1.2%増だった。緊急事態宣言の延長などによる家庭向け需要の増加と食品価格の上昇を受け、8カ月ぶりに前年実績を上回った。新型コロナウイルスの感染が始まる前の2019年9月との比較では1....

9月 全国スーパー売上高

9月の全国スーパー売上高は既存店ベースで前年同月比3.2%増となりました。

「巣ごもり需要」揚げ物や焼き鳥など好調…9月のスーパー売上高、2か月ぶり前年同月上回る
【読売新聞】 日本チェーンストア協会が21日発表した9月の全国スーパー売上高は1兆510億円で、既存店ベースで前年同月比3・2%増だった。2か月ぶりに前年同月を上回った。 自宅で食事をするなどの「巣ごもり需要」が堅調だった。食料品は

個別材料

サインポスト 郵便局内に無人コンビニができることになり株価ストップ高

日本郵政<6178>と伊藤忠<8001>傘下のファミリーマートが郵便局内に無人コンビニを設置することが明らかになりました。

10月中にも1店目がオープンするとのことです。

これを受けこれまでも無人コンビニに関わってきたサインポスト<3996>の株価がストップ高となりました。

サインポスト<3996>1,668+300 (+21.93%)
日本郵政<6178>891.3-13 (-1.44%)
伊藤忠<8001>3,262-68 (-2.04%)
郵便局内に無人ファミマ…空きスペース活用し食品や日用品販売、今月中に第1弾出店
【読売新聞】 日本郵政グループとファミリーマートが、全国の郵便局内に無人のコンビニエンスストアを設置することが20日、わかった。消費者の利便性を高めて郵便局の価値向上を図りたい日本郵政と、地方での店舗網を強化したいファミマの意向が一

コア 第2四半期までの業績予想の上方修正を発表して株価大幅高

ソフトウェア開発のコア<2359>は、10月20日に第2四半期まで(2021年4~9月期)の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では前年同期比1.5%増としていましたが、今回41.8%増へと改めました。

これを受け今日のコアの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

コア<2359>1,700+176 (+11.55%)
コア21年4~9月期、純利益予想を上方修正 5億3000万円から7億4000万円に - 日本経済新聞
コアは20日、2021年4~9月期の純利益が前期比41.8%増の7億4000万円になる見通しだと発表した。従来予想の5億3000万円(前期比1.5%増)から上方修正した。営業利益は前期比45.3%増の10億3000万円(従来予想は前期比5.8%増の7億5000万円)、経常利益は同43.8%増の10億9000万円(従来予...

タカノ 通期の業績予想の上方修正を発表し株価大幅高

事務用いすなどのタカノ<7885>は、10月20日に2022年3月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では2億8000万円の黒字としていましたが、今回3億9000万円の黒字へと改めました。

これを受け今日のタカノの株価は大幅高となりました。

タカノ<7885>785+47 (+6.37%)
タカノ、通期の純利益予想を上方修正 2億8000万円から3億9000万円に - 日本経済新聞
タカノは20日、2022年3月期の最終損益が3億9000万円の黒字(前期は1100万円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想の2億8000万円の黒字から上方修正した。営業損益は5億5000万円の黒字(前期は9700万円の赤字、従来予想は4億4500万円の黒字)、経常利益は前期比4.1倍の6億円(従来予想は前期比3....

決算発表

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

ディスコ

半導体装置のディスコ<6146>は、10月21日に2021年4~9月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比72.2%増となりました。

中間配当は従来予想の168円から199円へと31円増額されました。

併せて第3四半期までの業績予想を発表。

純利益は前年同期比66.2%増になりそうだとのことです。

ディスコの21年4~9月期、純利益72.2%増 通期予想は非開示 - 日本経済新聞
ディスコが21日発表した2021年4~9月期の連結決算で、純利益は前年同期比72.2%増の285億9200万円となった。2022年3月期通期の純利益予想は開示していない。売上高や営業利益、経常利益予想もそれぞれ開示していない。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは530億5700万円だった。ディスコは半導体...

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 米前週分の新規失業保険申請件数
  • 10月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  • 9月 中古住宅販売件数

また、以下のような決算発表があります。

  • AT&T<T>
  • インテル<INTC>

国内

明日の取引時間開始前には以下のような指標の発表があります。

  • 9月 全国消費者物価指数(CPI)

取引時間終了後には以下のような決算発表があります。

  • 中外製薬<4519>
  • 東京製鐵<5423>
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