こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
昨晩の米国市場
概要
昨晩の米国市場は、3指数とも下落しました。
この日発表された7月の小売売上高(下に記載)が市場予想を下回ったことが嫌気され、小売り株や景気敏感株に売りが出ました。
NYダウ | 35,343.28 | -282.12 (-0.79%) |
NASDAQ | 14,656.18 | -137.58 (-0.93%) |
S&P500 | 4,448.08 | -31.63 (-0.71%) |
経済指標
7月 小売売上高
7月の小売売上高は前月比1.1%減となり、市場予想を大きく下回りました。
7月 鉱工業生産
7月の鉱工業生産は前月比0.9%の上昇となり、市場予想を上回りました。
決算発表(朝)
ホームデポ<HD>
ホームデポ<HD> | 320.75 | -14.30 (-4.27%) |
ウォルマート<WMT>
ウォルマート<WMT> | 150.70 | -0.05 (-0.03%) |
今日の日本市場
概要
今日の日本市場は、主要な指数すべてが反発しました。
日経平均は昨晩の米国市場の流れを引き継いで朝は安く始まりましたが、午前9時台で底を打ったようで、その後はプラス圏での推移となりました。
マザーズ指数は午前中に1000ポイントを割り込む場面がありましたが、なんとか切り返しました。
日経平均 | 27,585.91 | +161.44 (+0.59%) |
TOPIX | 1,923.97 | +8.34 (+0.44%) |
JPX日経400 | 17,316.19 | +69.40 (+0.40%) |
JASDAQ平均 | 3,904.27 | +11.89 (+0.31%) |
マザーズ指数 | 1,038.41 | +29.02 (+2.88%) |
経済指標
7月 貿易統計(通関ベース)
今日の取引時間開始前には7月の貿易統計(通関ベース)の発表がありました。
輸入は前年同月比28.5%増、輸出は37%増、貿易収支は4410億円の黒字となりました。
6月 機械受注
6月の機械受注は前月比1.5%減となり、市場予想よりは良い結果となりました。
個別材料
日医工 メディパルとの資本業務提携を発表し株価大幅高
ジェネリック医薬品の日医工<4541>は、医薬品卸のメディパルホールディングス<7459>と資本業務提携すると8月17日に発表しました。
これによりメディパルは日医工の筆頭株主になるとのことです。
これを受け今日の日医工の株価は大幅高となりました。
日医工は品質管理の問題でここのところずっと株価が下げていました。
日医工<4541> | 909 | +71 (+8.47%) |
メディパル<7459> | 2,128 | +17 (+0.81%) |
パンパシフィック 今期の業績予想が物足りなかったようで株価大幅安
ドン・キホーテでおなじみのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>は、8月17日に2021年6月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比7.9%増となりました。
期末配当は従来予想通りの13円とのことです。(年間で前期比1円増配)
併せて2022年6月期の業績予想を発表。
純利益は前期比7%増になりそうだとのことです。
配当予想は年間で16.5円としています。(前期比0.5円の増配)
この業績予想が物足りなかったようで今日のパンパシフィックの株価は大幅安となり、年初来安値をつけました。
パンパシフィック<7532> | 2,108 | -134 (-5.98%) |
OBC プライム市場の基準を満たすため株式を売り出すと発表し株価大幅安
業務パッケージソフトのオービックビジネスコンサルタント<4733>は、プライム市場の基準を満たすために社長など大株主が保有している株式の一部を売り出すと8月17日に発表しました。
これによる需給の悪化が嫌気され今日のOBCの株価は大幅安となり、年初来安値をつけました。
OBC<4733> | 5,290 | -200 (-3.64%) |
明日に向けての注目点
米国
今晩米国では以下のような指標の発表があります。
- 7月 住宅着工件数
- FOMC議事要旨(7/27,28分)
以下のような決算発表もあります。
- ターゲット<TGT>
- シスコシステムズ<CSCO>
- エヌビディア<NVDA>
ちなみに今日ヒンデンブルグオーメンが点灯したとのことです。
急落に警戒が必要かもしれません。
国内
7月 訪日外国人客数
今日の取引時間終了後には7月の訪日外国人客数の発表がありました。