こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
先週末の米国市場
概要
先週末の米国市場は、3指数とも反発しました。
10年債利回りが上昇に転じてきたことを受け、景気敏感株を中心に買いが入りました。
NYダウ、NASDAQ、S&P500の3指数とも過去最高値を更新しました。
NYダウ | 34,870.16 | +448.23 (+1.30%) |
NASDAQ | 14,701.91 | +142.13 (+0.98%) |
S&P500 | 4,369.55 | +48.73 (+1.13%) |
今日の日本市場
概要
今日の日本市場は、主要な指数すべてが反発しました。
日経平均は先週末の米国市場の流れを引き継いで大幅反発で始まり、その後横ばいとなりました。
5月の機械受注(下に記載)が好調だったこともプラスに働いたようです。
東京都への4回目の緊急事態宣言については、特に反応している感じはなかったのぉ。
日経平均 | 28,569.02 | +628.60 (+2.25%) |
TOPIX | 1,953.33 | +40.95 (+2.14%) |
JPX日経400 | 17,580.38 | +365.98 (+2.13%) |
JASDAQ平均 | 3,981.10 | +27.82 (+0.70%) |
マザーズ指数 | 1,183.67 | +15.37 (+1.32%) |
経済指標
5月 機械受注
今日の取引時間開始前には5月の機械受注の発表があり前月比7.8%増と、市場予想を上回りました。
個別材料
安川電機 業績予想と配当予想を上方修正して株価大幅高
サーボモーターや産業ロボットの安川電機<6506>は、7月9日に2021年3~5月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比2.2倍となりました。
併せて通期の業績予想の上方修正を発表。
純利益は従来予想では前期比67.5%増としていましたが、今回2.2倍へと改めました。
また、配当を従来予想の年間40円から52円へと12円増額しています。(前期比28円の増配)
安川電機<6506> | 5,760 | +350 (+6.47%) |
HIOKI 通期の業績予想を上方修正して株価大幅高
計測器のHIOKI<6866>は、7月9日に2021年12月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。
純利益は前期比2倍になりそうだとのことです。
また、期末配当予想も従来の45円から90円(15円の増額+記念配30円)へと45円増額しました。(年間では95円の増配)
これを受け今日のHIOKIの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。
HIOKI<6866> | 7,120 | +800 (+12.66%) |
わかもと 多焦点眼内レンズの国内臨床試験を開始して株価大幅高
「強力わかもと」でおなじみのわかもと製薬<4512>は、ドイツのVSY Biotechnology社製の多焦点眼内レンズの国内臨床試験を開始したと7月9日に発表しました。
これを受け今日のわかもとの株価は大幅高となりました。
この眼内レンズの話題で今年3月に1度大きく株価が上がったことがありました。
わかもと<4512> | 329 | +21 (+6.82%) |
ビックカメラ 第3四半期までの純利益が2.3倍となり株価大幅高
家電量販店のビックカメラ<3048>は、7月9日に2020年9月~2021年5月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比2.3倍となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。
これを受け今日のビックカメラの株価は大幅高となりました。
ビックカメラ<3048> | 1,135 | +51 (+4.70%) |
決算発表
今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。
コスモス薬品
ドラッグストアのコスモス薬品<3349>は、7月12日に2021年5月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比26.7%増となりました。
期末配当は従来予想の27.5円から42.5円へと15円増額しています。
併せて2022年5月期の業績予想を発表。
純利益は前期比7.9%減になりそうだとのことです。
配当予想は年間で80円としています。(前期比10円の増配)
ローツェ
半導体関連装置のローツェ<6323>は、7月12日に2021年3~5月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比71.6%増となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。
明日に向けての注目点
国内
6月 工作機械受注
今日の取引時間終了後には6月の工作機械受注の発表があり前年同月比96.6%増となりました。
明日の取引時間終了後には以下のような決算発表があります。
- 東宝<9602>