こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
昨晩の米国市場
概要
昨晩の米国市場は、3指数とも反落となりました。
前日に大きく値上がりしたこともあり、高PERのハイテク株を中心に売りが出ました。
NYダウ | 34,327.79 | -54.34 (-0.16%) |
NASDAQ | 13,379.04 | -50.93 (-0.38%) |
S&P500 | 4,163.29 | -10.56 (-0.25%) |

経済指標
5月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
5月のニューヨーク連銀製造業景気指数は前月比2.0ポイント低下の24.3となり、市場予想よりは良い結果となりました。

今日の日本市場
概要
今日の日本市場は、主要な指数すべてが反発しました。
日経平均は朝から高く始まり、すぐに2万8千円台を回復。
午前10時半頃まで勢い良く上げ幅を拡大し、それ以降は横ばいとなりました。

1QのGDPはマイナス(下に記載)だったのに、お構いなしで上昇しましたね。
昨日の下げも今日の上げも理由がよくわかりません。
日経平均 | 28,406.84 | +582.01 (+2.09%) |
TOPIX | 1,907.74 | +28.88 (+1.54%) |
JPX日経400 | 17,220.07 | +273.98 (+1.62%) |
JASDAQ平均 | 3,801.44 | +21.92 (+0.58%) |
マザーズ指数 | 1,069.50 | +26.68 (+2.56%) |

経済指標
1Q GDP
今日の取引時間開始前には1~3月期のGDPの発表があり、前期比1.3%減、年率換算で5.1%減と市場予想よりも若干悪い結果となりました。

個別材料
リクルートHD 今期増益の業績予想を発表し株価大幅高
求人情報、販促、人材派遣などのリクルートホールディングス<6098>は、5月17日に2021年3月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比27%減となりました。
期末配当は従来予想の9.5円から10.5円へと1円増額しました。(年間では前期比10円の減配)
併せて2022年3月期の業績予想を発表。
純利益は前期比6.6~44.6%増になりそうだとのことです。
配当予想は未定としています。
今期増益の業績予想が好感されたようで、今日のリクルートHDの株価は大幅高となりました。
リクルートHD<6098> | 5,131 | +344 (+7.19%) |

日清粉G 今期純利益4.8%減の業績予想を発表し株価大幅安
日清製粉グループ本社<2002>は、5月17日に2021年3月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比15.2%減となりました。
期末配当は従来予想どおりの20円とのことです。(年間では前期比3円の増配)
併せて2022年3月期の業績予想を発表。
純利益は前期比4.8%減になりそうだとのことです。
配当予想は年間で39円としています。(前期比2円の増配)
業績予想が市場コンセンサスに届かなかったようで、今日の日清粉Gの株価は大幅安となりました。
日清粉G<2002> | 1,747 | -73 (-4.01%) |

ティラド 今期大幅黒字の業績予想を発表し株価大幅高
熱交換器のティラド<7236>は、5月17日に2021年3月期の連結決算を発表しました。
純利益は12億3900万円の赤字となりました。(前期は14億3500万円の黒字)
期末配当は従来予想どおりゼロ円とのことです。(年間では前期比90円の減配(無配))
併せて2022年3月期の業績予想を発表。
純利益は27億円の黒字になりそうだとのことです。
配当予想は年間で90円としています。(前期比90円の増配(復配))
これを受け今日のティラドの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。
ティラド<7236> | 2,340 | +366 (+18.54%) |

決算発表
今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。
明治HD
食品、医薬品の明治ホールディングス<2269>は、5月18日に2021年3月期の連結決算を発表しました。
純利益は前期比2.5%減となりました。
期末配当は従来予想の75円から85円へと10円増額しました。(年間では前期比10円の増配)
併せて2022年3月期の業績予想を発表。
純利益は前期比2%増になりそうだとのことです。
配当予想は年間で160円としています。(前期と同額)

明日に向けての注目点
米国
今晩米国では以下のような指標の発表があります。
- 4月 住宅着工件数
また、以下のような決算発表があります。
- ホームデポ<HD>
- ウォルマート<WMT>
国内
明日の取引時間終了後には以下のような指標の発表があります。
- 4月 訪日外国人客数