【4月20日の市況】日経平均大幅反落、明豊ファシリティ 業績予想の上方修正と配当の増額を発表し株価ストップ高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は、3指数とも反落となりました。

ここのところ1.5%台に下がっていた10年債利回りが再び1.6%台に上がってきたことを受け、高PERのハイテク株に売りがでました。

また、連日上昇していた景気敏感株についても利益確定売りが出ました。

NYダウ34,077.63-123.04 (-0.36%)
NASDAQ13,914.76-137.57 (-0.98%)
S&P5004,163.26-22.21 (-0.53%)
NYダウ反落123ドル安 景気敏感株に利益確定売り - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=横内理恵】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前週末比123ドル04セント(0.4%)安の3万4077ドル63セントで終えた。ダウ平均は前週に連日で過去最高値を更新しており、最近上昇が目立っていた消費関連など景気敏感株が売られた。米長期金利が上昇し、高PER(株価収益率...

決算発表(朝)

コカコーラ<KO>

飲料のコカコーラ<KO>は2021年1~3月期の決算を発表しました。

純利益は前年同月比19%減となりました。

コカコーラ<KO>54.00+0.32 (+0.60%)
米コカ・コーラの1~3月、純利益19%減 新興国は販売増 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=河内真帆】米コカ・コーラが19日発表した2021年1~3月期決算は、純利益が前年同期比19%減の22億4500万ドル(約2424億円)だった。税金支払いが5億800万ドル(前年同期は2億1500万ドル)に膨らみ重荷となった。同社は米内国歳入庁(IRS) と過去の納税について係争中で、最大120億ドルまで...

決算発表(夕)

IBM<IBM>

コンピュータのIBM<IBM>は2021年1~3月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比19%減となりました。

米IBMの1~3月、5四半期ぶり増収 クラウド事業21%増 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=白岩ひおな】米IBMが19日発表した2021年1~3月期決算は、売上高が前年同期比1%増の177億3000万ドル(約1兆9175億円)だった。5四半期ぶりの増収となり、事前の市場予想(173億2000万ドル)を上回った。複数の部門にまたがるクラウド関連事業の売上高が21%増の65億ドルに伸び、全体をけん...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、主要な指数すべてが下落しました。

国内での新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、またもや緊急事態宣言が発令される見込みとなってきたことから、幅広い銘柄に売りが出ました。

日経平均の下げ幅は一時671円安まで拡大する場面がありました。

今日は午前の段階でTOPIXが1.25%下げていましたが、日銀はETFを買いませんでした

緊急事態宣言の話は昨日から出ていたのですが、反応が遅れて来たのでしょうか?

ちなみに日経平均は75日移動平均線を割ってしまいました。

日経平均29,100.38-584.99 (-1.97%)
TOPIX1,926.25-30.31 (-1.55%)
JPX日経40017,340.48-280.95 (-1.59%)
JASDAQ平均3,942.97-14.15 (-0.36%)
マザーズ指数1,244.79-12.37 (-0.98%)
日経平均反落584円安 感染拡大、景気下押し懸念 - 日本経済新聞
20日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前日比584円99銭(1.97%)安の2万9100円38銭と、3月25日(2万8729円)以来およそ1カ月ぶりの安値となった。下げ幅は3月24日(590円)以来の大きさ。国内で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないため、再び緊急事態宣言が発令されて景気を下押し...

経済指標

3月 コンビニ売上高

今日の午後の取引時間中には3月のコンビニ売上高の発表がありました。

既存店売上高は前年同月比1.9%増となりました。

13カ月ぶりの増加なのだそうです。

3月のコンビニ売上高1.9%増 13カ月ぶり増加、生鮮食品など好調 - 日本経済新聞
日本フランチャイズチェーン協会(東京・港)が20日発表した3月のコンビニエンスストアの既存店売上高(速報値)は、前年同月比1.9%増の8617億円だった。増加は13カ月ぶり。4都県で新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言が延長され、外出自粛や在宅勤務で来店客数が減少したものの、生鮮食品や酒類などの販売が好調だったほか...

個別材料

明豊ファシリティ 業績予想の上方修正と配当の増額を発表し株価ストップ高

建物の建設・移設を支援する明豊ファシリティワークス<1717>は、4月19日に2021年3月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では前期比25.8%減としていましたが、今回4.5%減へと改めました。

また、配当性向の50%への引き上げを発表。

期末配当を従来予想の16.5円から25.5円へと9円増額しました。(年間では前期比4円の増配)

これを受け明豊ファシリティの今日の株価はストップ高となり、年初来高値をつけました。

明豊ファシリティ<1717>780+100 (+14.71%)
(4/19 16:00 訂正)明豊ファシリ、通期の純利益予想を上方修正 4億7400万円から6億1000万円に - 日本経済新聞
明豊ファシリティワークスは19日、2021年3月期の純利益が前期比4.5%減の6億1000万円になる見通しだと発表した。従来予想の4億7400万円(前期比25.8%減)から上方修正した。営業利益は前期比0.2%減の9億円(従来予想は前期比22.3%減の7億円)、経常利益は同0.7%減の9億円(従来予想は同22.7%減の...

SBI 25歳以下の株式売買手数料を実質無料にして株価下落

SBI証券は25歳以下の顧客を対象に国内株式現物の売買手数料を今日から実質無料にすると発表しました。

今後対象年齢を段階的に拡げるとのことです。

これを受け今日のSBIホールディングス<8473>の株価は下落しました。

これはありがたいことですね。

対象年齢が拡がるのが待ち遠しいです。

SBI<8473>3,075-75 (-2.38%)
SBI証、25歳以下の株売買手数料を実質無料に 今後も拡大
ネット証券大手のSBI証券は20日から、20─25歳の顧客を対象に国内株式の現物売買手数料をキャッシュバックで実質無料にすると発表した。未成年口座も月間1万円を上限に実質無料とする。SBIグループは2019年に3カ年計画で「手数料の完全無料化」を目指す方針を打ち出しており、取り組みを加速する。

南陽 業績予想の上方修正と配当の増額を発表し株価大幅高

建機・産機を販売する南陽<7417>は、4月19日に2021年3月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では前期比20.6%減としていましたが、今回4.1%減へと改めました。

また、期末配当を従来予想の44円から55円へと11円増額しました。(年間では前期比4円の増配)

これを受け今日の南陽の株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

南陽<7417>1,781+121 (+7.29%)
南陽、通期の純利益予想を上方修正 11億円から13億3000万円に - 日本経済新聞
南陽は19日、2021年3月期の純利益が前期比4.1%減の13億3000万円になる見通しだと発表した。従来予想の11億円(前期比20.6%減)から上方修正した。営業利益は前期比12.6%減の18億5000万円(従来予想は前期比22%減の16億5000万円)、経常利益は同6.5%減の20億4000万円(従来予想は同19....

タカキタ 業績予想の上方修正を発表し株価大幅高

農機のタカキタ<6325>は、4月19日に2021年3月期の通期の業績予想の上方修正を発表しました。

純利益は従来予想では前期比54.1%減としていましたが、今回19.8%増へと改めました。

これを受け今日のタカキタの株価は大幅高となりました。

タカキタ<6325>706+45 (+6.81%) 
タカキタ、通期の税引き利益予想を上方修正 1億2000万円から3億1400万円に - 日本経済新聞
タカキタは19日、2021年3月期の税引き利益が前期比19.8%増の3億1400万円になる見通しだと発表した。従来予想の1億2000万円(前期比54.1%減)から上方修正した。営業利益は前期比5.6%増の3億9900万円(従来予想は前期比58.7%減の1億5600万円)、経常利益は同8.3%増の4億5500万円(従来予...

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような決算発表があります。

  • プロクター・アンド・ギャンブル<PG>
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>
  • ネットフリックス<NFLX>

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