【4月13日の市況】日経平均反発、タマホーム 期末配当予想の増額が好感され株価大幅高など

株式

こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

概要

昨晩の米国市場は、3指数とも反落となりました。

先週末にNYダウとS&P500が最高値を更新したこともあり、この日はさすがに一服となりました。

NYダウ33,745.40-55.20 (-0.16%)
NASDAQ13,849.99-50.18 (-0.36%)
S&P5004,127.99-0.81 (-0.02%)
NYダウ小幅反落、55ドル安 短期的な過熱感で - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=岩本貴子】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に4営業日ぶりに反落した。前週末比55ドル20セント(0.2%)安の3万3745ドル40セントで終えた。新型コロナウイルスに対するワクチンの普及で経済活動の再開が進むとの見方から、ダウ平均は前週に過去最高値を更新していた。短期的な過熱感が意識...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、主要な指数すべてが反発しました。

日経平均は昨日かなり下げたこともあり、今日は反発してスタート。

昼過ぎには350円以上の上げ幅になる場面もありましたが、その後徐々に上げ幅を縮小していきました。

今日はファーストリテイリング<9983>が、特に材料もないのに1銘柄で日経平均を122円押し上げました。

ファーストリテイリング<9983>90,720+3,410 (+3.91%)
日経平均29,751.61+212.88 (+0.72%)
TOPIX1,958.55+3.96 (+0.20%)
JPX日経40017,633.57+33.16 (+0.19%)
JASDAQ平均3,945.65+3.71 (+0.09%)
マザーズ指数1,216.24+0.27 (+0.02%)
東証大引け 反発、212円高 業績改善期待の買い、午後は上げ幅縮小 - 日本経済新聞
13日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比212円88銭(0.72%)高の2万9751円61銭で終えた。国内外の景気が回復し、企業業績も上向くと期待した買いが優勢だった。韓国や香港などアジア株式相場の堅調さをみた買いも入り、上げ幅が350円を超える場面もあった。朝方から上昇して始まった。前日に日経平均が200円...

個別材料

タマホーム 期末配当予想の増額が好感され株価大幅高

注文住宅のタマホーム<1419>は、4月12日に2020年6月~2021年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比25.5%増となりました。

業績予想は据え置きとのことです。

期末配当予想は従来予想の75円から90円へと15円増額しています。(年間では前期比20円の増配)

この配当の増額が好感され今日のタマホームの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

タマホーム<1419>2,437+244 (+11.13%)
タマホームの20年6月~21年2月期、純利益25.5%増 通期予想据え置き - 日本経済新聞
タマホームが12日発表した2020年6月~21年2月期の連結決算で、純利益は前年同期比25.5%増の43億4700万円となった。2021年5月期通期の純利益予想は据え置いた。純利益は前期比1.8%増の52億円を見込む。タマホームは自由設計の木造注文住宅の建築請負を主力とする住宅メーカー。住宅事業においては、リフォーム事...

ローツェ 今期も2桁増益の業績予想を発表し株価大幅高

半導体関連装置のローツェ<6323>は、4月12日に2021年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比18.3%増となりました。

期末配当は従来予想どおりの30円とのことです。(年間では前期と同額)

併せて2022年2月期の業績予想を発表。

純利益は前期比22.2%増になりそうだとのことです。

配当予想は年間で45円としています。(前期比15円の増配)

この増益予想が好感され今日のローツェの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

ローツェ<6323>9,650+740 (+8.31%)
ローツェの2022年2月期、純利益22.2%増 予想平均下回る - 日本経済新聞
ローツェが12日発表した2021年2月期の連結決算で、純利益は前期比18.3%増の64億7000万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(67億6100万円)を下回った。2022年2月期の純利益は前期比22.2%増の79億900万円を見込む。QUICKコンセンサスの79億5800万円を下回る。ロー...

高島屋 今期黒字の業績予想を発表し株価大幅高

百貨店の高島屋<8233>は、4月12日に2021年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は339億円の赤字となりました。(前期は160億2800万円の黒字)

期末配当は従来予想どおり12円とのことです。(年間では前期と同額)

併せて2022年2月期の業績予想を発表。

純利益は100億円の黒字になりそうだとのことです。

配当予想は年間で24円としています。(前期と同額)

今期黒字の業績予想が好感され今日の高島屋の株価は大幅高となりました。

高島屋<8233>1,193+49 (+4.28%)
高島屋の2022年2月期、最終損益は100億円の黒字 - 日本経済新聞
高島屋が12日発表した2021年2月期の連結決算で、最終損益は339億7000万円の赤字となった。前期は160億2800万円の黒字だった。2022年2月期の最終損益は100億円の黒字(前期は339億7000万円の赤字)を見込む。高島屋は国内百貨店大手。感染拡大防止に向けて実施した日本国内外のグループ商業施設での臨時休業...

決算発表

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

Jフロント

百貨店のJ.フロント リテイリング<3086>は、4月13日に2021年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は261億9300万円の赤字となりました。(前期は212億5100万円の黒字)

期末配当は従来予想どおりの18円とのことです。(年間では前期比9円の減配)

併せて2022年2月期の業績予想を発表。

純利益は40億円の黒字になりそうだとのことです。

配当予想は年間で29円としています。(前期比2円の増配)

Jフロントの2022年2月期、最終損益は40億円の黒字 予想平均下回る - 日本経済新聞
J.フロントリテイリングが13日発表した2021年2月期の連結決算(国際会計基準)で、最終損益は261億9300万円の赤字となった。前期は212億5100万円の黒字だった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(187億2300万円の赤字)を下回った。2022年2月期の最終損益は40億円の黒字(前期は261億...

東宝

映画の東宝<9602>は、4月13日に2021年2月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比59.9%減となりました。

期末配当は従来予想どおりの17.5円とのことです。(年間では前期比20円の減配)

併せて2022年2月期の業績予想を発表。

純利益は前期比39.6%増になりそうだとのことです。

配当予想は年間で35円としています。(前期と同額)

東宝の2022年2月期、純利益39.6%増 予想平均下回る - 日本経済新聞
東宝が13日発表した2021年2月期の連結決算で、純利益は前期比59.9%減の146億8800万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(158億5000万円)を下回った。2022年2月期の純利益は前期比39.6%増の205億円を見込む。QUICKコンセンサスの291億5000万円を下回る。東宝は映...

明日に向けての注目点

米国

今晩米国では以下のような指標の発表があります。

  • 3月 消費者物価指数(CPI)

国内

明日の取引時間開始前には以下のようは指標の発表があります。

  • 2月 機械受注

取引時間終了後には以下のような決算発表があります。

  • ABCマート<2670>
  • コメダHD<3543>
  • 串カツ田中HD<3547>
  • 良品計画<7453>
  • サイゼリヤ<7581>
  • 松竹<9601>

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