【今日の市況】日経平均続落、古河電池 EV用電池事業は行っていないと発表し株価ストップ安など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

先週末の米国市場

概要

先週末の米国市場は3指数とも上昇し、過去最高値を更新しました。

この日発表された雇用統計が良くなかったことを受け、追加経済対策の成立が早まるのではとの思惑から株が買われました。

NYダウ30,218.26+248.74 (+0.83%)
NASDAQ12,464.23+87.05 (+0.70%)
S&P5003,699.12+32.40 (+0.88%)
NYダウ最高値更新 248ドル高、早期の経済対策期待で - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=横内理恵】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸した。前日比248ドル74セント(0.8%)高の3万0218ドル26セントで終え、過去最高値を更新した。朝方発表の11月の米雇用統計が市場予想を下回ったことで追加経済対策が成立するとの期待が高まり、景気敏感株中心に幅広い銘柄に買いが入った。...
バイデン氏、早期の財政出動要請 9000億ドル案を支持 - 日本経済新聞
【ワシントン=河浪武史】米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領は4日の演説で「米景気は失速しつつあり、議会は救済策づくりで即座に行動が必要だ」と述べ、追加の財政出動を早期に決定するよう要請した。超党派グループは9千億ドル(約93兆円)の新型コロナウイルス対策を提案しており、バイデン氏も同案の支持を表明し...

経済指標

10月 貿易収支

10月の貿易収支は、輸入が前月比2.3%増、輸出が2.9%増、貿易赤字は1.3%増となりました。

米の対中輸出が最大、10月 トランプ氏重視の大豆伸びる - 日本経済新聞
【ワシントン=鳳山太成】米商務省が4日発表した10月の貿易統計(通関ベース、季節調整前)によると、対中国のモノ輸出は前月比27.6%増えて147億2300万ドル(約1兆5千億円)と単月で過去最大を記録した。トランプ大統領が再選のために重視してきた大豆などの農産品が伸びた。米中両政府は1月、中国が米国産品の購入を大幅に増...

11月 雇用統計

この日は11月の雇用統計の発表がありました。

失業率は前月比0.2ポイント低下の6.7%と市場予想よりも良い結果となりました。

非農業部門の雇用者数は前月比24万5千人増と市場予想よりも大幅に悪い結果となりました。

米失業率、11月は6.7% コロナ再拡大で回復鈍化 - 日本経済新聞
【ワシントン=河浪武史】米労働省が4日発表した11月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、失業率が前月から0.2ポイント下がって6.7%となり、7カ月連続で改善した。低下幅は縮小しており、新型コロナウイルスの再拡大でサービス業を中心に雇用回復にブレーキがかかりつつある。景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は、前...

今日の日本市場

概要

今日の日本市場は、主要な指数すべてがマイナスとなりました。

日経平均は朝は高く始まりましたが、すぐに利益確定売りが出てマイナスに転じ、その後もじりじりと下げ幅を拡げていきました。

米政府が香港問題で新たな制裁を科す準備をしているとの報道があり、米中関係悪化を懸念した売りも出たようです。

新興市場は来週からのIPOラッシュに備えて現金確保に動いとるようじゃ。

日経平均26,547.44-203.80 (-0.76%)
TOPIX1,760.75-15.19 (-0.86%)
JPX日経40016,005.73-130.81 (-0.81%)
JASDAQ平均3,650.34-29.95 (-0.81%)
マザーズ指数1,170.56-51.21 (-4.19%)
日経平均続落 終値203円安 利益確定売り - 日本経済新聞
7日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末比203円80銭(0.76%)安の2万6547円44銭と、1週間ぶりの安値を付けた。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒などから利益確定の売りが優勢になった。香港株や中国株が下落し、米株価指数先物も軟調な動きだったことも日本株の重荷となった。前週末の米株式相場が追加経済対...
米政府、香港議員資格剥奪巡り複数の中国当局者に制裁へ=関係筋
米国政府が、中国による香港立法会(議会)民主派議員の議員資格剥奪を巡り、少なくとも十数人の中国当局者に制裁を科す準備を進めていることが分かった。事情に詳しい米国当局者1人を含む3人の関係筋が明らかにした。早ければ7日にも発表される見通し。

経済指標

中国の11月 貿易収支

今日の午前の取引時間中には中国の11月の貿易収支の発表がありました。

輸出は前年同月比21.1%増、輸入は4.5%増となりました。

11月の中国輸出21%増、伸びも拡大 - 日本経済新聞
【北京=川手伊織】中国税関総署が7日発表した2020年11月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同月比21.1%増の2680億㌦(約27兆9000億円)だった。6カ月連続の増加で、18年2月(45%)以来の高い伸びとなった。米欧で新型コロナウイルスが再び広がっており、中国産マスクなどの引き合いが強まった。輸入は4...

個別材料

古河電池 EV用電池事業は行っていないと発表し株価ストップ安

11月の後半ぐらいからEV関連銘柄の株価が急上昇しており、社名に「電池」の付く古河電池<6937>の株価も大幅高となっていました。

しかし、実際はEV用電池事業は行っていないため、古河電池は12月4日にそのように発表を行いました。

これを受け今日の古河電池の株価はストップ安となりました。

とても正直で好感が持てますね。

開発中のバイポーラ型蓄電池はEV用ではないけれども、再生可能エネルギーの分野では活躍が期待されとるから、そんなに悲観しなくていいと思うんじゃが……。

古河電池<6937>1,580-400 (-20.20%)
古河池が急反落、EV駆動用リチウムイオン電池事業を行っていないと発表 | 個別株 - 株探ニュース
古河電池<6937>が急反落している。前週末4日の取引終了後、「一部報道機関で、当社株式がEV関連株として取り上げられているが、当社はEV駆動用リチウムイオン電池事業を行っていない」と発表しており、これが売り材料視されている・・・。

日本駐車場開発 純利益24.2%増と自社株買いを発表し株価大幅高

日本駐車場開発<2353>は、12月4日に2020年8~10月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比24.2%増となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

また、400万株・5億円を上限とする自社株買いを発表しました。

これを受け今日の日本駐車場開発の株価は大幅高となりました。

日本駐車場開発<2353>141+10 (+7.63%)
日本駐車場の20年8~10月期、純利益24.2%増 通期予想据え置き - 日本経済新聞
日本駐車場開発が4日発表した2020年8~10月期の連結決算で、純利益は前年同期比24.2%増の10億2800万円となった。2021年7月期通期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比58.2%増の19億円を見込む。日本駐車場はオフィスビルなどに併設された駐車場の管理・運営、ホテルなどでのバレーサービ等を国内外で展開。営...
日本駐車場開発、今期好スタート・自社株買い
*08:50JST 日本駐車場開発、今期好スタート・自社株買い 日本駐車場開発 21年7月期第1四半期(20年8-10月)営業利益は前年同期比26.1%増の11.…

凸版印刷 リクルート株を売却した利益で自社株買いすることを発表し株価大幅高

凸版印刷<7911>は保有しているリクルートHD<6098>の一部を売却しますが、売却した利益の一部を使って1600万株・200億円を上限とする自社株を行うと、11月4日に発表しました。

これを受け今日の凸版印刷の株価は大幅高となりました。

凸版印刷<7911>1,608+103 (+6.84%)
凸版、今期純利益を上方修正 43%減の500億円、リクルート株売却 - 日本経済新聞
凸版印刷(7911)は4日、2021年3月期(今期)の連結純利益が前期比43%減の500億円になるとの見通しを発表した。75%減の220億円としていた従来予想から上方修正した。リクルートホールディングス(6098)株の一部売却による特別利益が941億円発生したため。一方、不採算事業における生産拠点の最適化など構造改革関...

アイ・オー・データ 自社株買いを発表し株価大幅高

PC周辺機器のアイ・オー・データ機器<6916>は、12月4日に40万株・5億円を上限とする自社株買いを発表しました。

これを受け今日のアイ・オー・データの株価は大幅高となりました。

アイ・オー・データ<6916>1,028+60 (+6.20%)
アイ・オー・データ機器は発行株数の3.02%の自社株買いなど好感され大きく出直る | 財経新聞
■2020年12月9日から21年3月31日まで実施 アイ・オー・データ機器(東1)は12月7日、大きく出直り、取引開始後に6%高の1026円(58円高)まで上げて約2週間ぶりに1000円台を回復している。

決算発表

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

積水ハウス

積水ハウス<1928>は、12月7日に2020年2~10月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比24.3%減となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

積ハウスの20年2~10月期、純利益24.3%減 通期予想据え置き - 日本経済新聞
積水ハウスが7日発表した2020年2~10月期の連結決算で、純利益は前年同期比24.3%減の889億6300万円となった。2021年1月期通期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比19.3%減の1140億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは1146億5200万円だった。積ハウスは戸建住宅や、ア...

明日に向けての注目点

国内

明日の取引時間開始前には以下のような指標の発表があります。

  • 10月 全世帯家計調査
  • 10月 毎月勤労統計調査
  • 10月 国際収支
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