こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
昨晩の米国市場
昨晩の米国市場は、3指数とも大幅続落となりました。
先週に引き続き、この日もGAFAMを中心とした銘柄に売りが出て、指数を大きく押し下げました。
また、新型コロナウイルスのワクチンを開発している製薬会社が、安全を最優先するとの共同声明を発表したことで、少し期待感が後退したこともマイナスに働きました。
NYダウ | 27,500.89 | -632.42 (-2.25%) |
NASDAQ | 10,847.69 | -465.44 (-4.11%) |
S&P500 | 3,331.84 | -95.12 (-2.78%) |

テスラ<TSLA>はS&P500に採用されなくて、暴落してしまいました。
アルファベット<GOOGL> | 1,523.60 | -57.61 (-3.64%) |
アップル<AAPL> | 112.82 | -8.14 (-6.73%) |
フェイスブック<FB> | 271.16 | -11.57 (-4.09%) |
アマゾン<AMZN> | 3,149.84 | -144.78 (-4.39%) |
マイクロソフト<MSFT> | 202.66 | -11.59 (-5.41%) |
テスラ<TSLA> | 330.21 | -88.11 (-21.06%) |
エヌビディア<NVDA> | 476.52 | -28.38 (-5.62%) |
モデルナ<MRNA> | 54.34 | -8.26 (-13.19%) |


今日の日本市場
今日の日本市場は、主要な指数すべてが反落しました。
日経平均は昨晩の米国市場の大幅安を受け、大きく下げて始まり2万3千円を割り込む場面もありましたが、午後はじわじわ下げ幅を縮小し、なんとか2万3千円台に戻して引けました。
英アストラゼネカが新型コロナウイルスの治験を一時中断していると伝わったこともマイナスに働きました。

今日は日銀がETFを801億円分買いました。
日経平均 | 23,032.54 | -241.59 (-1.04%) |
TOPIX | 1,605.40 | -15.49 (-0.96%) |
JPX日経400 | 14,501.27 | -134.92 (-0.92%) |
JASDAQ平均 | 3,517.76 | -10.49 (-0.30%) |
マザーズ指数 | 1,131.73 | -6.91 (-0.61%) |


今日の午前の取引時間中には、中国の8月の生産者物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)の発表がありました。
生産者物価指数(PPI)は、前年同月比2.0%下落。
消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.4%上昇となりました。

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。
ストリーム 純利益7.5倍で株価ストップ高
PCや家電の通販サイト「ECカレント」を運営しているストリーム<3071>は、9月8日に2020年2~7月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比7.5倍となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。
これを受け今日のストリームの株価はストップ高となり、年初来高値をつけました。
ストリーム<3071> | 122 | +30 (+32.61%) |

任天堂 スイッチ生産台数引き上げ報道で株価急反発
昨晩の米国市場の大幅下落を受け、今日は任天堂<7974>の株価も下げていたのですが、昼過ぎに今期のスイッチの目標生産台数を2500万台から3000万台に引き上げたとの報道が伝わると、株価は一気にプラスに転じました。

最初は何が起きたわからなくて、皆さんざわついていました。
任天堂<7974> | 57,880 | +850 (+1.49%) |

イベント制限緩和前倒しとの報道で芸能関連銘柄の株価が大幅高
新型コロナウイルス対策として9月末までの予定で行われてるイベントの制限を、政府が9月19日にも緩和する方向との報道がありました。
これを受け芸能関連銘柄の今日の株価は大幅高となりました。
エイベックス<7860> | 1,014 | +62 (+6.51%) |
アミューズ<4301> | 2,538 | +111 (+4.57%) |
ヒノキヤグループ ヤマダ電機からTOBされることに株価大幅高
家電量販店のヤマダ電機<9831>は、注文住宅のヒノキヤグループ<1413>に対してTOBを実施すると、9月8日に発表しました。
TOB価格は2000円で、期間は今日から10月22日までとしています。
これを受け今日のヒノキヤグループの株価は大幅高となりました。
ヒノキヤグループ<1413> | 1,954 | +169 (+9.47%) |
ヤマダ電機<9831> | 547 | -1 (-0.18%) |

コーセーアールイー 純利益33.8%増で株価大幅高
福岡でマンションを販売しているコーセーアールイー<3246>は、9月8日に2020年2~7月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比33.8%増となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。
これを受け今日のコーセーアールイーの株価は一時ストップ高になるなど大幅高となりました。
コーセーアールイー<3246> | 582 | +82 (+16.40%) |

今日の注目決算
今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。
グッドコムアセット
投資用マンション販売のグッドコムアセット<3475>は、9月9日に2019年11月~2020年7月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比2.2倍となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。

利益の進捗率はもう100%を超えてしまいました。

アゼアス
防護服販売のアゼアス<3161>は、9月9日に2020年5~7月期の連結決算を発表しました。
純利益は前年同期比72.5%増となりました。
併せて第2四半期までの業績予想の上方修正を発表。
純利益は従来予想では前年同期比63.3%減としていましたが、今回17.9%減へと改めました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。

明日に向けての注目点
国外については、特に大きな予定はありません。
国内については、今日の取引時間終了後に8月の工作機械受注の発表があり、前年同月比23.3%減となりました。

23カ月連続で前年割れとのことです。
この先、回復の見込みはあるのでしょうか?

明日の取引時間開始前には、以下のような指標の発表があります。
- 7月 機械受注