【今日の市況】日経平均小幅反落、パソナグループ 本社機能の一部を淡路島に移すとの報道で株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

先週末の米国市場

先週末の米国市場は、まちまちの動きとなりました。

月末だからなのか、ここのところ好調だった景気敏感株に利益確定売りが出て、NYダウを押し下げました。

NASDAQは過去最高値を更新しました。

NYダウ28,430.05-223.82 (-0.78%)
NASDAQ11,775.45+79.82 (+0.68%)
S&P5003,500.31-7.70 (-0.22%)
NYダウ反落、利益確定売りで223ドル安 ナスダックは最高値 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=戸部実華】8月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落した。前週末比223ドル82セント(0.8%)安の2万8430ドル05セントで終えた。ダウ平均は8月に入り2000ドル超上昇しており、月内最終売買日ということもあって、利益確定の売りが優勢だった。足元で上昇していた景気敏感株...

取引時間終了後には、Web会議のズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>が、2020年5~7月期の決算を発表しました。

売上高は前年同期比4.6倍、純利益は34倍となりました。

これを受け時間外のズームの株価は大幅高となっています。

Zoom、5~7月の売上高4.6倍 ビデオ会議が定着 - 日本経済新聞
【シリコンバレー=佐藤浩実】ビデオ会議サービス「Zoom」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは31日、2020年5~7月期の売上高が前年同期比4.6倍の6億6352万ドル(約700億円)だったと発表した。オフィスの再開が徐々に進むなかでも2~4月期の2倍超に売り上げを伸ばし、ビデオ会議の浸透ぶりを映し出し...

今日の日本市場

今日の日本市場は、まちまちの動きとなりました。

日経平均は終日プラスとマイナスを行ったり来たりして、最後はわずかなマイナスで引けました。

東証一部の売買代金は1兆8612億円と、閑散とした相場となりました。

自民党総裁選の行く末をじっと見守っている感じでしょうか。

日経平均23,138.07-1.69 (-0.01%)
TOPIX1,615.81-2.37 (-0.15%)
JPX日経40014,597.58-13.68 (-0.09%)
JASDAQ平均3,543.77+11.83 (+0.33%)
マザーズ指数1,154.51+32.87 (+2.93%)
日経平均反落、1円安の2万3138円 利益確定売り優勢 - 日本経済新聞
1日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比1円69銭(0.01%)安の2万3138円07銭で終えた。前日の上昇を受け利益確定の売りが優勢だった。ただ、自民党総裁選で菅義偉官房長官が優位になると伝わり、次期政権でも政策が継続するとの期待感から下値は限られた。前日に一時400円超高となったこともあり、朝方から利益確定...

今日の取引時間開始前には、7月の失業率、有効求人倍率の発表がありました。

完全失業率は前月比0.1ポイント上昇の2.9%と、市場予想よりは良い結果となりました。

有効求人倍率は前月から0.03ポイント低下の1.08倍となりました。

7月の完全失業率、0.1ポイント上昇し2.9% 休業者数は前月から減少 - 日本経済新聞
総務省が1日発表した7月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント上昇の2.9%だった。新型コロナウイルス感染症の影響で失職した人の中で新たに職探しをする人が増え、失業率の上昇につながった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は3.0%だった。完全失業者数(同)は2万人増の196万人だった。「...
7月の有効求人倍率1.08倍 6年3カ月ぶり低水準 - 日本経済新聞
新型コロナウイルス感染拡大を受けた雇用情勢の厳しさが続いている。厚生労働省が1日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.08倍で前月から0.03ポイント低下した。6年3カ月ぶりの低水準となった。総務省が同日発表した7月の完全失業率(同)も2.9%と前月比で0.1ポイント悪化した。非正規労働者を中心に解雇や雇い止め...

午前の取引時間中には、中国の8月の製造業PMI(財新)の発表があり、前月比0.3ポイント上昇の53.1となりました。

財新の中国製造業PMI、8月は約9年半ぶりの高水準
財新/マークイットが1日発表した8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.1と、前月の52.8から上昇し、2011年1月以来、約9年半ぶりの高水準となった。

午後の取引時間中には、軽自動車も含めた8月の新車販売の発表もあり、前年同月比16.0%減となりました。

8月の軽含む新車販売、前年比16.0%減 軽は前年に新型販売の反動 - 日本経済新聞
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した8月の新車販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比16.0%減の32万6436台だった。前年に軽自動車の量販車種で新型車の販売効果があった反動が出たほか、新型コロナウイルスの影響も重荷だった。登録車の販売は18.5%減の19万7832台と...

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。

パソナグループ 本社機能の一部を淡路島に移すとの報道で株価大幅高

人材サービスのパソナグループ<2168>が、兵庫県の淡路島に本社機能の一部を移すとの報道がありました。

これを受け今日のパソナの株価は大幅高となりました。

また、これを材料にテレワーク関連銘柄の株価も大幅高となりました。

パソナグループ<2168>1,440+58 (+4.20%)
ブイキューブ<3681>1,814+134 (+7.98%)
Jストリーム<4308>4,300+295 (+7.37%)
Chatwork<4448>1,588+67 (+4.40%)
ひょうご経済+|経済|パソナ、本社機能一部を淡路島へ 1200人対象

正式発表もあったようです。

パソナ、本部機能の淡路島移転を正式発表 - 日本経済新聞
パソナグループは1日、9月から段階的に、東京にある本社の主要機能を兵庫県の淡路島に移すことを正式発表した。対象となる経営企画や人事、広報部門などの約1800人のうち、1200人が2024年5月末にかけて移る。新型コロナウイルスの感染拡大を機に働き方やオフィス機能の見直しが広がっており、事業継続計画(BCP)の観点でも地...

内田洋行 今期2桁営業減益予想で株価大幅安

学校の備品やシステムの内田洋行<8057>は、8月31日に2020年7月期の連結決算を発表しました。

純利益は前期比44.5%増となりました。

期末配当は従来予想の90円から120円へと増額しています。

併せて2021年7月期の業績予想を発表。

純利益は前期比8.9%増になりそうだとのことです。

配当予想は年間90円としています。

ただ、純利益は増益を予想していますが、営業利益予想が前期比17.2%減であることが嫌気されて、今日の内田洋行の株価は大幅安となりました。

また、子会社のウチダエスコも同様に2桁減益予想を出してきたということで、株価はストップ安となりました。

Windows 7のサポート終了特需が終わっても、GIGAスクール構想があるから大丈夫と思っていたのですが、そうでもないのでしょうか?

内田洋行<8057>5,560-770 (-12.16%)
ウチダエスコ<4699>4,690-1,000 (-17.57%)
内田洋行の20年7月期、純利益44.5%増34億円 - 日本経済新聞
内田洋行が31日に発表した2020年7月期の連結決算は、純利益が前期比44.5%増の34億円となった。売上高は前期比21.9%増の2003億円、経常利益は前期比88.5%増の78億円、営業利益は前期比89.9%増の72億円だった。経常利益は増加となり、特別損失として固定資産の減損損失10億円等、合計12億円を計上した結...
ウチダエスコの20年7月期、純利益2.1倍11億円 - 日本経済新聞
ウチダエスコが31日に発表した2020年7月期の連結決算は、純利益が前期比2.1倍の11億円となった。売上高は前期比26%増の172億円、経常利益は前期比2.1倍の17億円、営業利益は前期比2.1倍の17億円だった。2021年7月期は純利益が前期比24.5%減の9億円、売上高が前期比

BEENOSとロコンドが業務提携を発表し両社の株価が大幅高

越境ECのBEENOS<3328>は、靴の通販サイトのロコンド<3558>と越境ECで業務提携することを発表しました。

これを受け今日の両社の株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

BEENOS<3328>1,727+94 (+5.76%)
ロコンド<3558>4,010+285 (+7.65%)
BEENOSがロコンドと越境ECに関する包括業務提携契約を締結 
BEENOS株式会社のプレスリリース(2020年8月31日 15時30分)BEENOSがロコンドと越境ECに関する包括業務提携契約を締結

今日の注目決算

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

伊藤園

お茶の伊藤園<2593>は、9月1日に2020年5~7月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比45.5%減となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

伊藤園の20年5~7月期、純利益45.5%減19億円 - 日本経済新聞
伊藤園が1日に発表した2020年5~7月期の連結決算は、純利益が前年同期比45.5%減の19億円となった。売上高は前年同期比13.5%減の1127億円、経常利益は前年同期比32.3%減の39億円、営業利益は前年同期比32.1%減の42億円だった。飲食関連事業においては、新規出店も順調に進み、総店舗数は762店舗になった...

明日に向けての注目点

国外については、今晩米国で以下のような指標の発表があります。

  • 8月 ISM製造業景況指数

国内については、明日の取引時間終了後に以下のような決算発表があります。

  • スカパーJSAT<9412>
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