こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
昨晩の米国市場
昨晩の米国市場は、3指数とも続伸しました。
新型コロナウイルスから回復した人の血漿を投与する治療法をFDA(食品医薬品局)が認可したことで、感染者数減少への期待が膨らみました。
S&P500とNASDAQはこの日も過去最高値を更新しました。
NYダウ | 28,308.46 | +378.13 (+1.35%) |
NASDAQ | 11,379.71 | +67.91 (+0.60%) |
S&P500 | 3,431.28 | +34.12 (+1.00%) |


NYダウの銘柄入れ替え
また、取引時間終了後にはNYダウ(ダウ工業株30種平均)の銘柄入れ替えが発表されました。
除外される銘柄は以下で
- エクソンモービル<XOM>
- ファイザー<PFE>
- レイセオン・テクノロジーズ<RTX>
新たに組み入れられる銘柄は以下です。
- セールスフォース・ドットコム<CRM>
- アムジェン<AMGN>
- ハネウェル・インターナショナル<HON>
実際に入れ替えられるのは8月31日とのことです。

今日の日本市場
今日の日本市場は、主要な指数の中ではマザーズ指数だけがマイナスで、その他の指数はプラスとなりました。
日経平均は昨晩の米国市場の流れを引き継いで高く始まり、昼過ぎまで上昇基調で推移しましたが、その後は上げ幅を徐々に縮めていきました。
傾向としては、昨日まで買われていた医薬品、通販、手芸、自転車、電子書籍、ゲームなどが売られて、反対にこれまで売られていた空運などが買われました。
日経平均 | 23,296.77 | +311.26 (+1.35%) |
TOPIX | 1,625.23 | +18.10 (+1.13%) |
JPX日経400 | 14,663.51 | +157.89 (+1.09%) |
JASDAQ平均 | 3,523.28 | +14.35 (+0.41%) |
マザーズ指数 | 1,133.22 | -17.92 (-1.56%) |

午前の取引時間中には7月の白物家電出荷額の発表があり、前年同月比12.5%増となりました。

前月に引き続き好調でしたね。
給付金が威力を発揮しました。

今日は7月の外食売上高の発表もあり、前年同月比15%減となりました。

パブ・居酒屋業態は52.8%減で、まだまだ戻りが鈍いようです。

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。
ぐるなび Go To Eatキャンペーンの事業者に選ばれて株価大幅高
農林水産省が今日Go To Eatキャンペーンの事業者を決定したことを受け、関連銘柄の株価は上昇しました。
特に食事関連の比重の大きいぐるなび<2440>の株価は大幅高となりました。
ぐるなび<2440> | 619 | +60 (+10.73%) |
カカクコム<2371> | 2,718 | +62 (+2.33%) |
リクルートHD<6098> | 3,825 | +75 (+2.00%) |
スターツ出版<7849> | 2,036 | +36 (+1.80%) |
米デルタ航空が来夏に向けて国際線を再開するとのことで関連株が大幅高
昨晩米デルタ航空が来夏に向けて国際線を再開・追加する方針であるとの報道があったことを受け、日本の関連する銘柄の株価も大幅高となりました。
空運 | ANA<9202> | 2,619.5 | +175.5 (+7.18%) |
JAL<9201> | 2,127.5 | +94.5 (+4.65%) | |
旅行比較サイト | オープンドア<3926> | 1,333 | +107 (+8.73%) |
お土産 | 寿スピリッツ<2222> | 4,670 | +270 (+6.14%) |
ボーイング関連 | 東レ<3402> | 509.9 | +24.7 (+5.09%) |

明日に向けての注目点
国外については、今晩米国では以下のような指標の発表があります。
- 7月 新築住宅販売件数
- 8月 消費者信頼感指数
また、以下のような決算発表があります。
- ベスト・バイ<BBY>
- セールスフォース・ドットコム<CRM>
- ヒューレット・パッカード・エンタープライズ<HPE>
伊藤忠によるファミリーマートへのTOBが成立
国内については、今日の取引時間終了後に伊藤忠商事<8001>が実施していたファミリーマート<8028>へのTOBが成立したとの発表がありました。

ファミリーマートが抜けた後に、日経平均にどの銘柄が採用されるのか気になりますね。

また、明日の取引時間終了後には以下のような決算発表があります。
- リクルートHD<6098>