【今日の市況】日経平均反落、エムアップHD 純利益4.2倍で株価ストップ高など

株式

こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

先週末の米国市場

先週末の米国市場は、以下のような材料でまちまちの動きとなりました。

  • 7月の小売売上高が、前月比1.2%増と市場予想を下回った
  • 7月の鉱工業生産が、前月比3.0%上昇の100.2と市場予想を上回った
  • 8月のミシガン大学消費者態度指数が、前月から0.3ポイント上昇の72.8と市場予想より少し良かった
  • 週末8月15日(土)に米中貿易協議の予定があるため様子見(結局延期になった)
NYダウ27,931.02+34.30 (+0.12%)
NASDAQ11,019.30-23.20 (-0.21%)
S&P5003,372.85-0.58 (-0.02%)
NYダウ反発、34ドル高 米景気の底堅さ意識 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=古江敦子】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に反発し、前日比34ドル30セント(0.1%)高の2万7931ドル02セントで終えた。薄商いのなか、米経済の底堅さを意識した買いが出遅れ感のある資本財関連に入った。もっとも、米中貿易協議を15日に控え様子見ムードが強く、方向感に欠く時間帯が長...
7月の米小売売上高、1.2%増に鈍化 予測下回る - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が14日発表した7月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.2%増えた。伸び率は前月(8.4増%)から鈍化し、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(2.3%増程度)を下回った。新型コロナウイルスの感染再拡大で、経済活動の再開ペースが減速しており、消費も鈍った。前年同月比では2
7月の米鉱工業生産、3%上昇 自動車関連が大幅回復 - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米連邦準備理事会(FRB)が14日発表した7月の鉱工業生産指数(2012年=100)は100.2となり、前月の改定値から3.0%上昇した。3カ月連続の上昇で、上げ幅はダウ・ジョーンズまとめの市場予測(2.8%程度)を上回り、コロナ危機からの回復が続いたことを示した。ただし、新型コロナウイルス感染...
米消費者態度指数、ほぼ横ばい 8月速報値 - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米ミシガン大学が14日発表した8月の消費者態度指数(速報値)は72.8で、前月からわずか0.3ポイント上昇の低水準にとどまった。コロナ感染拡大に収束の兆しがみえず、消費者は景気先行きに悲観的だ。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(71.0程度)はやや上回った。指数は4月に約8年ぶり低水準の71.8...
米中貿易協議が延期 米報道、TikTok問題も影響か - 日本経済新聞
米中両政府の閣僚級による貿易協議が、当初予定の15日から延期されることになった。複数の米メディアが報じた。「第1段階」合意発効から半年がたち、中国の対米輸入の進捗状況を確認する方針だった。動画配信アプリ「TikTok(ティックトック)」問題など対立軸が増えるなか、議題を貿易以外にも広げるかどうかで双方が折り合えなかった...

その他

米大統領、バイトダンスに「TikTok」売却を正式命令 - 日本経済新聞
【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は14日、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)に対し、米国の動画投稿アプリ事業「TikTok(ティックトック)」を売却するよう命令した。従来は9月15日までに米国企業へ売却するよう求めてきたが、法律に基づき正式に要求した。大統領令によると、バイトダンスが17年に米動画サービス「...
バフェット氏、米銀株の保有減 ゴールドマン「ゼロ」に - 日本経済新聞
【ニューヨーク=宮本岳則】著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハザウェイが米銀行株への投資を減らしている。14日開示した資料によるとJPモルガン・チェース株を一部売却したほか、ゴールドマン・サックスの保有もゼロになった。景気の落ち込みと金融緩和の長期化観測で、事業環境の先行きを厳しくみている可能性...

今日の日本市場

今日の日本市場は、主要な指数の中ではマザーズ指数だけがプラスで、その他の指数はマイナスとなりました。

日経平均は以下のような材料で下落しました。

  • 先週大幅に上昇した反動
  • 米中貿易協議が延期になったこと
  • ドル円が106円中盤へと円高方向に進んだこと
  • 今朝発表された4~6月期のGDPが年率換算27.8%減と、ほぼ市場予想どおりに悪かったこと

今日の東証一部の売買代金は1兆5014億円と、2兆円を大きく割り込んでしまいました。

決算発表も終わってしまって、このまま夏枯れ相場に入ってしまうのでしょうか?

日経平均23,096.75-192.61 (-0.83%)
TOPIX1,609.82-13.56 (-0.84%)
JPX日経40014,516.62-120.59 (-0.82%)
JASDAQ平均3,456.70-8.51 (-0.25%)
マザーズ指数1,051.08+1.18 (+0.11%)
日経平均反落、終値192円安の2万3096円 景気に懸念 - 日本経済新聞
17日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比192円61銭(0.83%)安の2万3096円75銭で終えた。国内経済の先行きへの懸念から売りが優勢だった。先週900円超上げて約半年ぶりの高値水準となっており、高値警戒感からの売りも出やすかった。朝方に内閣府が発表した2020年4~6月の実質国内総生産(GDP)速報...
4~6月期GDP、年率27.8%減 過去最大の落ち込み - 日本経済新聞
内閣府が17日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比7.8%減、年率換算では27.8%減だった。マイナス成長は3四半期連続で、減少率は比較可能な1980年以降でこれまで最大だった2009年1~3月期(前期比年率17.8%減)を超えた。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事...

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。

エムアップHD 純利益4.2倍で株価ストップ高

タレントのファンサイト運営のエムアップホールディングス<3661>は、8月14日に2020年4~6月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比4.2倍となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

これを受け今日のエムアップHDの株価はストップ高となりました。

エムアップHD<3661>2,920+500 (+20.66%)
エムアップHDの20年4~6月期、純利益4.2倍1億9400万円 - 日本経済新聞
エムアップホールディングスが14日に発表した2020年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比4.2倍の1億9400万円となった。売上高は前年同期比15.3%増の29億円、経常利益は前年同期比2.4倍の3億1000万円、営業利益は前年同期比2.3倍の2億8800万円だった。EC事業においては、中止や延期となった音楽ラ...

データホライゾン DeNAと資本業務提携することになり株価ストップ高

スマホアプリのディー・エヌ・エー<2432>は、医療情報サービスのデータホライゾン<3628>と資本業務提携したと、8月14日に発表しました。

両社の持っているヘルスケア関連のデータを組み合わせて活用するとのことです。

これを受け今日のデータホライゾンの株価はストップ高となりました。

データホライゾン<3628>2,608+500 (+23.72%)
DeNA<2432>1,759-12 (-0.68%)
DeNAとデータホライゾン、健康事業で資本業務提携 - 日本経済新聞
ディー・エヌ・エー(DeNA)は14日、レセプト(診療報酬明細書)データ分析を手がけるデータホライゾンと資本業務提携したと発表した。DeNAが15億3400万円を出資し、データホライゾン株8.6%を21日に取得する。DeNAが展開する健康アプリで蓄積した情報と、データホライゾンの患者の診療情報を組み合わせ、疾病と生活習...

オイシックス 純利益4.4倍で株価ストップ高

生鮮食材の宅配をしているオイシックス・ラ・大地<3182>は、8月14日に2020年4~6月期の連結決算を発表しました。

純利益は前年同期比4.4倍となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

これを受け今日のオイシックスの株価はストップ高となり、上場来高値をつけました。

オイシックス<3182>3,065+501 (+19.54%)
オイシックス・ラ・大地の20年4~6月期、純利益4.4倍11億円 - 日本経済新聞
オイシックス・ラ・大地が14日に発表した2020年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比4.4倍の11億円となった。売上高は前年同期比42.2%増の231億円、営業利益は前年同期比3.8倍の20億円だった。シニア層の健康意識の高まりに対し、健康・免疫コンテンツの露出強化などを行った結果、既存会員を中心に、購買頻度・...

BASE 通期の業績予想を上方修正して株価ストップ高

ECプラットフォームのBASE<4477>は、8月14日に2020年1~6月期の連結決算を発表しました。

純利益は5億300万円の黒字となりました。(前期は赤字)

また、売上高は前年同期比2.2倍となりました。

併せて通期の業績予想の上方修正を発表。

純利益は△5500万円~3億9400万円になりそうだとのことです。

これを受け今日のBASEの株価はストップ高となり、上場来高値をつけました。

BASE<4477>8,670+1,500 (+20.92%)
BASEの20年1~6月期、最終損益5億300万円の黒字 - 日本経済新聞
BASEが14日に発表した2020年1~6月期の連結決算は、最終損益が5億300万円の黒字(前年同期は1億3600万円の赤字)に転換した。売上高は前年同期比2.2倍の36億円、経常損益は6億1300万円の黒字(前年同期は1億3500万円の赤字)、営業損益は6億1200万円の黒字(前年同期は1億3500万円の赤字)だった...

オプティム 営業利益が3800万円の赤字で株価大幅安

スマホやタブレットの一括管理サービスのオプティム<3694>は、8月14日に2020年4~6月期の連結決算を発表しました。

純利益は1200万円の黒字となりましたが、営業利益は3800万円の赤字となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

今日のオプティムの株価は営業利益の赤字が嫌気されて大幅安となりました。

オプティム<3694>3,385-405 (-10.69%)
オプティムの20年4~6月期、最終損益1200万円の黒字 - 日本経済新聞
オプティムが14日に発表した2020年4~6月期の連結決算は、最終損益が1200万円の黒字(前年同期は1億5000万円の赤字)に転換した。売上高は前年同期比17.6%増の13億円、経常損益は3100万円の黒字(前年同期は1億9000万円の赤字)、営業損益は3800万円の赤字(前年同期は1億8900万円の赤字)だった。例...

シチズン時計 67億円赤字で株価大幅安

シチズン時計<7762>は8月14日に2020年4~6月期の連結決算を発表しました。

純利益は67億円の赤字となりました。

通期の業績予想は未定としています。

これを受け今日のシチズン時計の株価は大幅安となりました。

シチズン時計<7762>319-14 (-4.20%)
シチズン時計の20年4~6月期、最終損益67億円の赤字 - 日本経済新聞
シチズン時計が14日に発表した2020年4~6月期の連結決算は、最終損益が67億円の赤字(前年同期は9億1000万円の黒字)となった。売上高は前年同期比47.3%減の368億円、経常損益は49億円の赤字(前年同期は20億円の黒字)、

明日に向けての注目点

国外については、今晩米国で以下のような指標の発表があります。

  • 8月 ニューヨーク連銀製造業景気指数

国内については、特に大きな予定はありません。

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