【今日の市況】日経平均大幅反発、コスモス薬品 純利益7.8%増と株式分割発表で株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

昨晩の米国市場は、 まちまちの動きとなりました。

今晩から決算発表が始まるということで、業績悪化の懸念がある株が売られました。

逆に通販、動画配信、在宅勤務向け機器関連の株が買われました。

NYダウ23,390.77-328.60 (-1.39%)
NASDAQ8,192.42+38.85 (+0.48%)
S&P5002,761.63-28.19 (-1.01%)
NYダウ反落、328ドル安 業績警戒の売り - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=古江敦子】13日の米株式相場は3営業日ぶりに反落した。ダウ工業株30種平均は前週末比328ドル60セント(1.4%)安の2万3390ドル77セントで終えた。今週本格化する米主要企業の2020年1~3月期決算発表を控え、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪化を警戒した売りが出た。ダウ平均は前週に...

今日の日本市場

今日の日本市場は、主要な指数すべてが上昇しました。

米国株の先物が上昇していくのに歩調を合わせて、日経平均も先物主導で直線的に上げ幅を拡大していきました。

日経平均19,638.81+595.41 (+3.13%)
TOPIX1,433.51+27.60 (+1.96%)
JPX日経40012,871.20+259.55 (+2.06%)
JASDAQ平均3,054.43+43.68 (+1.45%)
マザーズ指数709.03+32.41 (+4.79%)

今日はこんなに力強く上げるような材料はなかったと思うのですが。

日経平均、終値595円高の1万9638円 1カ月ぶり高値 - 日本経済新聞
14日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前日比595円41銭(3.13%)高の1万9638円81銭と、3月10日以来1カ月ぶりの高値で終えた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米国の経済活動の停滞について、トランプ大統領が事態の早期収拾に向けた計画を早期に示す姿勢を示したとの一部報道を受け、市場の安心感が高ま...

今日の取引時間中には中国の1~3月の貿易統計の発表がありました。

輸出は前年同期比13%減、輸入は3%減だったとのことで、これが思ったよりも減少幅が少なくて安心感が出たという話もあります。

中国、1~3月の輸出13%減 新型コロナが影響 - 日本経済新聞
【北京=原田逸策】中国税関総署が14日発表した2020年1~3月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同期比13%減の4782億ドル(約51兆円)だった。輸入は同3%減の4650億ドルだった。新型コロナウイルスの感染拡大で物流が滞ったりした影響が出た。新型コロナは欧米諸国にも広がっており、4月以降も貿易回復は見込み...

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。

コスモス薬品 純利益7.8%増と株式分割発表で株価大幅高

ドラッグストアのコスモス薬品<3349>は、4月13日に2019年6月~2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比7.8%増となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

また、5月31日を基準日として1株を2株へ分割する株式分割も発表しました。

これを受け今日のコスモス薬品の株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

コスモス薬品<3349>27,730+3,140 (+12.77%)
コスモス薬品の19年6月~20年2月期、純利益7.8%増142億円 - 日本経済新聞
コスモス薬品が13日に発表した2019年6月~20年2月期の連結決算は、純利益が前年同期比7.8%増の142億円となった。売上高は前年同期比9.4%増の4928億円、経常利益は前年同期比7.7%増の212億円、営業利益は前年同期比7.8%増の194億円だった。スクラップ&ビルド等により4店舗を閉鎖し、店舗数は1,041...

清水建設 緊急事態宣言の7都府県で作業所閉所を発表し株価下落

ゼネコンの清水建設<1803>は、都内の作業所で勤務していた社員が新型コロナウイルスに感染したことなどを受け、緊急事態宣言の出ている7都府県にある約500の作業所を閉所する方針であると、4月13日に発表しました。

これを受け今日のゼネコン各社やセメントメーカーなどの株価は下落しました。

清水建設<1803>800-23 (-2.79%)
大成建設<1801>3,180-85 (-2.60%)
大林組<1802>913-20 (-2.14%)
住友大阪セメント<5232>3,240-70 (-2.11%)
鹿島<1812>1,093-17 (-1.53%)
清水建、作業所500カ所を閉所 コロナ緊急事態宣言の7都府県 - 日本経済新聞
清水建設(1803)は13日、政府の緊急事態宣言が発令されている7都府県にあるおよそ500の全作業所を原則として閉所する方針を固めたと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、同社グループや協力会社社員の安全を確保するため。期間は5月6日

アンジェス 新型コロナワクチンの臨床試験前倒しで株価ストップ高

創薬ベンチャーのアンジェス<4563>と大阪大学が共同で開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、臨床試験が1カ月前倒して開始されるとの報道がありました。

これを受け今日のアンジェスの株価はストップ高となり、年初来高値をつけました。

アンジェス<4563>908+150 (+19.79%)
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ソフトバンクG 前期7500億円の赤字を発表したのに株価大幅高

投資会社のソフトバンクグループ<9984>は、4月13日に2020年3月期が7500億円の赤字になったようだと発表しました。

これを受け今日のソフトバンクGの株価は、朝は大きく下げて始まったものの、すぐにプラスに転じて最後は大幅高になりました。

一旦悪材料出尽くしとなって、売ってた人が買い戻したのでしょうか?

ソフトバンクG<9984>4,420+220 (+5.24%)
ソフトバンクグループ、7500億円の最終赤字 20年3月期 - 日本経済新聞
ソフトバンクグループは13日、2020年3月期の最終損益が7500億円の赤字(前の期は1兆4111億円の黒字)になったもようだと発表した。約10兆円を運用する「ビジョン・ファンド」の投資先の企業評価を引き下げ損失が膨らんだ。3月下旬に経営破綻した英衛星通信ワンウェブなど、本体での投資でも多額の損失が発生した。ソフトバン...

ファミリーマート 今期純利益予想37.8%増で株価大幅高

コンビニエンスストアのファミリーマート<8028>は、4月13日に2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前期比4.1%減となりました。

併せて2021年2月期の業績予想を発表。

純利益は前期比37.8%増になりそうだとのことです。

これを受け今日のファミリーマートの株価は大幅高となりました。

ファミリーマート<8028>1,853+157 (+9.26%)
ファミリーマートの20年2月期、純利益4.1%減435億円 - 日本経済新聞
ファミリーマートが13日に発表した2020年2月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前期比4.1%減の435億円となった。営業収益は前期比16.2%減の5170億円だった。「廃棄ロス削減策」として土用の丑商品、クリスマス関連商品や恵方巻などの季節商材を予約販売化したことにより廃棄ロスが削減され、利益が増加し

高島屋 前期純利益2.5%減で株価下落

百貨店の高島屋<8233>は、4月13日に2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前期比2.5%減となりました。

2021年2月期の業績予想については、新型コロナウイルスの影響を合理的に算定することが困難とのことで未定としています。

これを受け今日の高島屋の株価は下落しました。

高島屋<8233>933-26 (-2.71%)
高島屋の20年2月期、純利益2.5%減160億円 - 日本経済新聞
高島屋が13日に発表した2020年2月期の連結決算は、純利益が前期比2.5%減の160億円となった。営業収益は前期比0.7%増の9190億円、経常利益は前期比25.7%減の232億円、営業利益は前期比4%減の255億円だった。百貨店業においては、海外で、「シンガポール高島屋」が改装効果等により売上高を伸ばしたが、IFR...

今日の注目決算

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

東宝

映画の東宝<9602>は、4月14日に2020年2月の決算を発表しました。

純利益は前期比21.2%増となりました。

2021年2月期の業績予想については、新型コロナウイルスの影響を合理的に算定することが困難とのことで開示していません。

東宝の20年2月期、純利益21.2%増366億円 - 日本経済新聞
東宝が14日に発表した2020年2月期の連結決算は、純利益が前期比21.2%増の366億円となった。営業収入は前期比6.7%増の2627億円、経常利益は前期比18.3%増の550億円、営業利益は前期比17.5%増の528億円だった。映画事業において、(株)東宝映像美術及び東宝舞台(株)では、人材の確保に努めつつ、原価管

串カツ田中HD

串カツ田中ホールディングス<3547>は、4月14日に2019年12月~2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比49%増となりました。

通期の業績予想は、新型コロナウイルスの影響を合理的に見積もることが困難であるため据え置きとしています。

また、50万株、5億円を上限とする自社株買いも発表しました。

串カツ田中の12~2月期、純利益49%増 既存店好調、自社株買い発表 - 日本経済新聞
串カツ田中ホールディングスが14日発表した2019年12月~20年2月期の連結決算は、純利益が前年同期比49%増の1億8200万円だった。直営店の既存店売上高が5.5%増となったほか、新規出店の寄与やフランチャイズチェーン(FC)の好調も業績を押し上げた。売上高は34%増の29億円、営業利益は91%増の2億8500万円...

明日に向けての注目点

国外については、今晩米国で以下のような決算の発表があります。

  • JPモルガン・チェース<JPM>
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>
  • ウェルズ・ファーゴ<WFC>

国内については、特に大きな予定はありません。

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