【今日の市況】日経平均反落、シキボウ 抗ウイルス加工がコロナにも有効で株価ストップ高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

先週末の米国市場

先週末の米国市場は、 休場(聖金曜日) でした。

この日には3月の消費者物価指数(CPI)の発表があり、前年同月比1.5%の上昇となりました。

米消費者物価 3月1.5%上昇に鈍化 新型コロナの影響 - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が10日発表した3月の消費者物価指数=CPI(1982~84年=100)は、前年同月比1.5%の上昇にとどまった。伸び率は前月(...

今日の未明にはOPECプラスのテレビ会議があり、減産は日量970万バレルで決着しました。

OPECプラス協調減産、日量970万バレルで最終合意 トランプ氏「米雇用救う」 - 日本経済新聞
【ドバイ=岐部秀光】サウジアラビアを中心とする石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は日本時間13日未明、9日に続...

今日の日本市場

今日の日本市場は、まちまちの動きとなりました。

今晩も欧州の多くの市場が休場ということもあって、日本市場は盛り上がりに欠け、売買代金も久しぶりに2兆円を割りました。

午前のTOPIXの下げ率がちょうど-0.50%だったため、日銀がETFを買ってくるかどうかが注目されたのですが、結局買ってこなかったようで、その後ズルズルと下げ幅を拡げていきました。

また、ドル円が円高方向に動き107円台に入ってきました。

日経平均 19,043.40 -455.10 (-2.33%)
TOPIX 1,405.91 -24.13 (-1.69%)
JPX日経400 12,611.65 -223.15 (-1.74%)
JASDAQ平均 3,010.75 +17.78 (+0.59%)
マザーズ指数 676.62 +6.61 (+0.99%)

今日の日経平均はギリギリ1万9000円台をキープできました。

日経平均が大幅反落 新型コロナ警戒で1万9000円接近 - 日本経済新聞
13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前週末比455円10銭(2.33%)安の1万9043円40銭で終えた。国内で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止め...

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。

シキボウ 抗ウイルス加工がコロナにも有効で株価ストップ高

繊維のシキボウ<3109>は、抗ウイルス加工の「フルテクト」が一般的なコロナウイルスに対して抗ウイルス効果があるとの実験結果を得たと、4月10日に発表しました。

これを受け今日のシキボウの株価はストップ高となりました。

シキボウ<3109> 1,300 +300 (+30.00%)
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「朝日新聞デジタル」に関する新着情報のページです。

リクルートHD 4500億円の融資枠要請報道で株価大幅安

求人情報、販促、人材派遣などのリクルートホールディングス<6098>は、メガバンクに対して合計4500億円のコミットメントライン(あらかじめ決めておいた枠内で好きなタイミングで融資を受けられる契約)設定を求めているとの報道がありました。

人材派遣の休業補償などが生じる可能性があるからとのことです。

これを受け今日のリクルートHDの株価は大幅安となりました。

リクルートHD<6098> 2,514.5 -218.5 (-7.99%)
リクルートHD---大幅安、4500億円のコミットメントライン設定要請と報じられる
*10:43JST リクルートHD---大幅安、4500億円のコミットメントライン設定要請と報じられるリクルートHDは大幅安。3メガバンクに計4500億円のコミ...

ローツェ 今期も2桁増益予想で株価大幅高

半導体関連装置のローツェ<6323>は、4月10日に2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前期比24.4%増となりました。

併せて2021年2月期の業績予想を発表。

純利益は前期比15.6%増になりそうだとのことです。

これを受け今日のローツェの株価は一時ストップ高になるなど大幅高となりました。

ローツェ<6323> 4,125 +675 (+19.57%)
ローツェの20年2月期、純利益24.4%増54億円 - 日本経済新聞
ローツェが10日に発表した2020年2月期の連結決算は、純利益が前期比24.4%増の54億円となった。売上高は前期比18.3%増の371億円、経常利益は前期比2...

安川電機 前期純利益64.9%減でも株価わずかに上昇

サーボモーターや産業ロボットの安川電機<6506>は、4月10日に2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前期比64.9%減となりました。

2021年2月期の通期の業績予想については、見通すことが困難な状況のため公表を見送るとしており、第1四半期の数字のみ開示しています。

決算短信の文面の中に中国のサプライチェーンの正常化やACサーボの受注回復が見られているとの記載があったことなどから、今日の安川電機の株価は小幅に上昇しました。

安川電機<6506> 3,055 +5 (+0.16%)
安川電機の20年2月期、純利益64.9%減144億円 - 日本経済新聞
安川電機が10日に発表した2020年2月期の連結決算は、純利益が前期比64.9%減の144億円となった。売上高は前期比13.4%減の4109億円、経常利益は前期...

イオン 今期営業益53.6%~76.8%減でも株価上昇

総合スーパーのイオン<8267>は、4月10日に2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前期比13.5%増となりました。

2021年2月期の通期の業績予想は、以下のように部分的に発表しています。

営業収益 営業利益 経常利益 純利益
前期比2.4%~7.0%減 前期比53.6%~76.8%減 未定 未定

今日のイオンの株価はアク抜け感からか上昇しました。

イオン<8267> 2,176 +62.5 (+2.96%)
イオンの20年2月期、純利益13.5%増268億円 - 日本経済新聞
イオンが10日に発表した2020年2月期の連結決算は、純利益が前期比13.5%増の268億円となった。営業収益は前期比1%増の8兆6042億円、経常利益は前期比...

Jフロント 今期純利益予想が76.5%減で株価大幅安

百貨店のJ.フロント リテイリング<3086>は、4月10日に2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前期比22.3%減となりました。

併せて2021年2月期の業績予想を発表。

純利益は前期比76.5%減になりそうだとのことです。

これを受け今日のJフロントの株価は大幅安となりました。

Jフロント<3086> 779 -32 (-3.95%)
J.フロント リテイリングの20年2月期、純利益22.3%減212億円 - 日本経済新聞
J.フロント リテイリングが10日に発表した2020年2月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前期比22.3%減の212億円となった。売上収益は前期比4.5...

今日の注目決算

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

高島屋

百貨店の高島屋<8233>は、4月13日に2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前期比2.5%減となりました。

2021年2月期の業績予想については、新型コロナウイルスの影響を合理的に算定することが困難とのことで未定としています。

高島屋の20年2月期、純利益2.5%減160億円 - 日本経済新聞
高島屋が13日に発表した2020年2月期の連結決算は、純利益が前期比2.5%減の160億円となった。営業収益は前期比0.7%増の9190億円、経常利益は前期比2...

ファミリーマート

コンビニエンスストアのファミリーマート<8028>は、4月13日に2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前期比4.1%減となりました。

併せて2021年2月期の業績予想を発表。

純利益は前期比37.8%増になりそうだとのことです。

ファミリーマートの20年2月期、純利益4.1%減435億円 - 日本経済新聞
ファミリーマートが13日に発表した2020年2月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前期比4.1%減の435億円となった。営業収益は前期比16.2%減の51...

コスモス薬品

ドラッグストアのコスモス薬品<3349>は、4月13日に2019年6月~2020年2月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比7.8%増となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

また、5月31日を基準日として1株を2株へ分割する株式分割も発表しました。

コスモス薬品の19年6月~20年2月期、純利益7.8%増142億円 - 日本経済新聞
コスモス薬品が13日に発表した2019年6月~20年2月期の連結決算は、純利益が前年同期比7.8%増の142億円となった。売上高は前年同期比9.4%増の4928...

明日に向けての注目点

国外については、特に大きな予定はありません。

国内については、明日の取引時間終了後に以下のような決算の発表があります。

  • 東宝<9602>
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