【今日の市況】日経平均大幅続伸で1万9000円台回復、アシックス 東京オリンピック中止回避で株価ストップ高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

昨晩の米国市場は、3指数とも反発しました。

大規模経済対策が近々合意する見通しとの報道が出て、投資家心理が改善しました。

NYダウは2,100ドルを超える過去最大の上げ幅となりました。

NYダウ20,704.91+2,112.98 (+11.37%)
NASDAQ7,417.85+557.18 (+8.12%)
S&P5002,447.33+209.93 (+9.38%)
NYダウ、2100ドル超上昇 上げ幅過去最大 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=大島有美子】24日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比2112ドル98セント(11.4%)高の2万704ドル91セントで取引を終えた。上げ幅は過去最大となった。米与野党が新型コロナウイルスの感染拡大にともなう経済対策で合意するとの観測が広がり、投資家の安心感が株の買いにつながった。ダウ平...

この日は3月の製造業PMI、非製造業PMIの発表がありました。

製造業は49.2、非製造業は39.1とどちらもよくありませんでした。

米企業の景気指数、3月は過去最低水準の40.5 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=大島有美子】IHSマークイットが24日発表した3月の米総合購買担当者景気指数(PMI)の速報値は前月比で9.1ポイント低下し、40.5となった。2月に続き、2カ月連続で好不況の境目となる50を下回り、遡れる範囲での2009年10月以降では最低水準になった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞...

2月の新築住宅販売件数の発表もあり、前年同月比14.3%増でした。

2月の米新築住宅販売は高水準 新型コロナの影響前 - 日本経済新聞
【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が24日発表した2月の新築一戸建て住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は、前月比4.4%減の76万5000戸だった。上方修正された前月(80万戸)からは減ったが2007年以来約12年ぶりの高水準圏で、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(75万7000戸程度)も上回った。前年同月比では14...

この日の取引時間終了後にはスポーツ用品のナイキ<NKE>の2019年12月~2020年2月期の決算発表がありました。

売上高は前年同期比5%増、純利益は23%減となりました。

売上高が市場予想を上回ったことなどから、ナイキの時間外の株価は大幅高となっているようです。

ナイキの12~2月、23%減益 新型コロナで中国苦戦 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=河内真帆】米スポーツ・靴大手ナイキが24日発表した2019年12月~2020年2月期決算は、純利益が前年同期比23%減の8億4700万ドル(約944億4000万円)だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中国市場での販売が減速した。南米地区での配送事業の契約

今日の日本市場

今日の日本市場は、主要な指数すべてが続伸しました。

日経平均は1400円を超える上げ幅となり、1万9000円台半ばまで回復しました。

東京オリンピックが1年程度の延期で合意したことや、昨晩の欧米市場の大幅高の流れを受け、朝から大幅高で推移していましたが、午後になって米国の大規模経済対策が与野党で合意したという報道が入ってきて、さらにダメ押しで上げ幅を拡大しました。

日経平均19,546.63+1,454.28 (+8.04%)
TOPIX1,424.62+91.52 (+6.87%)
JPX日経40012,788.21+850.17 (+7.12%)
JASDAQ平均3,015.15+128.10 (+4.44%)
マザーズ指数641.10+35.75 (+5.91%)

日経平均のこんな上げ幅見たことないです。

日経平均終値、1万9000円台を回復 9営業日ぶり - 日本経済新聞
25日の東京株式市場で日経平均株価は急伸し、前日比1454円28銭(8.04%)高の1万9546円63銭で終えた。上昇幅は歴代5位で、1994年1月以来26年2カ月ぶりの大きさ。前日の米ダウ工業株30種平均が過去最大の上げ幅となったことに加え、トランプ米政権と与野党の議会指導部が大規模な景気刺激策で最終合意したと伝わり...
五輪1年延期、「2020」は大会名称に残す 組織委 - 日本経済新聞
2020年東京五輪・パラリンピック大会の開催時期を巡り、安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が1年程度の延期で合意したことを受け、大会組織委員会は24日、東京都内で記者会見を開き、大会名称に「2020」が残ることなどを説明した。同日夜の安倍首相とバッハ会長の電話会談に同席した森喜朗会長は...
米与野党、「過去最大」2兆ドルの経済対策で合意 - 日本経済新聞
【ワシントン=河浪武史】トランプ米政権と与野党の議会指導部は25日未明(日本時間同日午後)、新型コロナウイルス対策として2兆ドル(約220兆円)規模の景気刺激策で最終合意した。同日中にも上下両院で可決し、早期実施を目指す。4月をめどに家計に現金を給付するほか、企業支援にも9000億ドルを充てる。国内総生産(GDP)の1...

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。

アシックス 東京オリンピック中止回避で株価ストップ高

昨晩、東京オリンピックが1年程度延期されることが決定しました。

これを受け今日はスポーツ用品関連銘柄の株価が大幅高となりました。

スポーツシューズのアシックス<7936>とラケットなどのヨネックス<7906>の株価はストップ高となりました。

アシックス<7936>1,008+150 (+17.48%)
ヨネックス<7906>517+80 (+18.31%)
デサント<8114>1,281+111 (+9.49%)
ミズノ<8022>1,879+158 (+9.18%)
アキレス<5142>1,432+72 (+5.29%)

「ミズノ」の漢字表記が「美津濃」だということを今日知りました。

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「朝日新聞デジタル」に関する新着情報のページです。

Hamee 自社株買いを発表し株価ストップ高

スマホアクセサリのHamee<3134>は、27万株、2億円を上限とする自社株買いをすることを3月24日に発表しました。

これを受け今日のHameeの株価はストップ高となりました。

Hamee<3134>929+150 (+19.26%)
Hamee、2億円上限とした自社株買いを発表
*08:50JST Hamee、2億円上限とした自社株買いを発表 Hamee 昨日大引け後に自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせを発表。発行済み株式総数1…

KNT-CT 今期は98億円の赤字になりそうだと発表し株価下落

旅行会社のKNT-CTホールディングス<9726>は、2020年3月期は98億円の赤字になりそうだと、3月24日に発表しました。

これを受け今日のKNT-CTの株価は下落しました。

KNT-CT<9726>804-23 (-2.78%)
近ツーなどKNTCTが最終赤字、20年3月期 新型コロナで旅行業不振 - 日本経済新聞
新型コロナウイルスの感染拡大の影響が旅行業界を直撃している。近畿日本ツーリストとクラブツーリズムを傘下に抱えるKNT-CTホールディングス(HD)は24日、2020年3月期の連結最終損益が98億円の赤字(前期は12億円の黒字)になる見通しと発表した。従来予想(56%増の20億円)から118億円下振れし、3期ぶりの赤字と...

明日に向けての注目点

国外については、今晩米国で以下の指標の発表があります。

  • 2月 耐久財受注

また、以下のような決算の発表があります。

  • マイクロン・テクノロジー<MU>

2月の外食売上高

国内については、今日の取引時間終了後に2月の外食売上高の発表がありました。

全店ベースの売上高は前年同月比4.8%増だったとのことです。

3月は居酒屋やファミレスで5割以上落ち込んでいるところもあるそうです。

2月の外食売上高4.8%増 祝日増で 後半から大幅な落ち込みも - 日本経済新聞
日本フードサービス協会(東京・港)が25日発表した2月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比4.8%増と4カ月連続で前年を上回った。前年と比べるとうるう年で日数が多かったうえ、祝日が増えたことで新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベント自粛などによる売り上げ減を補った。ファストフード業態は前年同月と比べて9.8%増えた...
居酒屋やファミレス、新型コロナで5割以上減収も - 日本経済新聞
外食の業界団体である日本フードサービス協会(東京・港)は25日、2月の外食企業の国内売上高(全店ベース)を発表した。うるう年の影響などで前年同月比4.8%の増収となったが、月後半から新型コロナウイルスを受けた政府の自粛要請などで、客数を大きく減らしたチェーンも出ている。「2月末から深刻な状況」という。2月はうるう年で日...

丸紅 黒字2000億円から赤字1900億円へ下方修正を発表

総合商社の丸紅<8002>は、3月25日に2020年3月期の業績予想の下方修正を発表しました。

純利益は従来予想では2000億円の黒字としていましたが、今回1900億円の赤字へと改めました。

PTS取引の値下がり率のランキングには丸紅を筆頭に商社株が並んでいます。

丸紅の20年3月期、最終赤字1900億円に下方修正 原油安で減損 - 日本経済新聞
丸紅(8002)は25日、2020年3月期(今期)の連結最終損益(国際会計基準)が1900億円の赤字(前期は2308億円の黒字)になりそうだと発表した。前期比13%減の2000億円を見込んでいた従来予想から、3900億円下方修正した。原油価格の急落を背景に、石油・ガス開発事業などで一過性損失が発生する見込みとなったため...
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