こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。

今日は四季報の発売日でしたが、皆さんは購入されましたか?
先週末の米国市場
先週末の米国市場は、3指数とも大幅に反発しました。
トランプ大統領が国家非常事態を宣言したことが好感され、NYダウは過去最大の上げ幅となりました。
NYダウ | 23,185.62 | +1,985.00 (+9.36%) |
NASDAQ | 7,874.87 | +673.07 (+9.35%) |
S&P500 | 2,711.02 | +230.38 (+9.29%) |

前日は2,352ドル下げて、この日は1,985ドル上げるという、とんでもない乱高下が続いています。


この日は3月のミシガン大学消費者態度指数の発表があり、前月比5.1ポイント低下の95.9となりました。
市場予想よりはちょっとよかったようです。

今日の日本市場
今日の日本市場は、主要な指数の中ではJASDAQ平均のみプラスとなり、その他の指数はマイナスとなりました。
日銀が金融政策決定会合を本日の昼からに前倒ししたため、その結果が発表されるまでは、全体的に静かな動きでした。
そして、午後2時過ぎにETFの買い入れを6兆から12兆へと倍増させるなどの結果が発表されると、日経平均は一旦上に跳ねたももの、その後急速に下落し始め、400円を超えるマイナスとなりました。
日経平均 | 17,002.04 | -429.01 (-2.46%) |
TOPIX | 1,236.34 | -25.36 (-2.01%) |
JPX日経400 | 11,118.66 | -252.05 (-2.22%) |
JASDAQ平均 | 2,809.90 | +26.12 (+0.94%) |
マザーズ指数 | 559.54 | -5.77 (-1.02%) |

今日は騰落レシオが40.12になりました。

取引時間開始前には1月の機械受注の発表があり、前月比2.9%増で市場予想を大きく上回りましたが、もう1月の数字に興味のある人がいないという…。

また、米国のFRBが1%の緊急利下げと、量的緩和の再開を発表しましたが、ダウ先物は1,000ドル以上マイナスに振れてサーキットブレーカーが発動してしまいました。

今日の取引時間中には中国の1~2月期の小売売上高や工業生産の発表がありました。
小売売上高は前年同期比20.5%減と過去最低に、工業生産も前年同期比13.5%減で過去最低となりました。

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。
さすがに売られ過ぎたのか空運株が大幅反発
ここのところ売られ続けてきた空運株が今日は大幅反発となりました。
また、陸運株や旅行関連も反発しました。
ANA<9202> | 2,550.5 | +108.5 (+4.44%) |
JAL<9201> | 1,992.5 | +65.5 (+3.40%) |
JR東日本<9020> | 7,496 | +166 (+2.26%) |
JR東海<9022> | 15,505 | +325 (+2.14%) |
JR西日本<9021> | 6,209 | +105 (+1.72%) |
H.I.S.<9603> | 1,478 | +26 (+1.79%) |
富士フイルム 自社株買いを発表して株価上昇
富士フイルムホールディングス<4901>は、今日の朝に430万株、150億円を上限とする自社株買いを発表しました。
これを受け今日の富士フイルムの株価は上昇しました。
富士フイルム<4901> | 4,332 | +33 (+0.77%) |
三井ハイテック 今期黒字予想で株価大幅高
電子部品の三井ハイテック<6966>は、3月13日に2020年1月期の決算を発表しました。
純利益は6億2400万円の赤字となりました。
併せて2021年1月期の業績予想を発表。
純利益は5億円の黒字になりそうだとのことです。
これを受け今日の三井ハイテックの株価は一時ストップ高になるなど大幅高となりました。
三井ハイテック<6966> | 1,068 | +102 (+10.56%) |

今日の注目決算
今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。
ブシロード
IPコンテンツやプロレスのブシロード<7803>は、3月16日に2019年8月~2020年1月期の決算を発表しました。
純利益は12億7800万円となりました。
通期の業績予想は据え置きとのことです。
併せて100万株、20億円を上限とする自社株買いを発表しました。
明日に向けての注目点
国外については、今晩米国で以下の指標の発表があります。
- 3月 ニューヨーク連銀製造業景気指数
国内については、特に大きな予定はありません。