こんにちは、進化型タヌキです。
今日の市況についての投稿です。
昨晩の米国市場
昨晩の米国市場は、まちまちの動きとなりました。
ホームセンターのホーム・デポ<HD>の決算発表で、売上高が市場予想を下回り株価が大幅安。
ホーム・デポはNYダウの採用銘柄であるため指数を押し下げました。
| NYダウ | 27,934.02 | -102.20 (-0.36％) |
| NASDAQ | 8,570.65 | +20.72 (+0.24％) |
| S&P500 | 3,120.18 | -1.85 (-0.06％) |
| ホーム・デポ<HD> | 225.86 | -12.99 (-5.44％) |
今日の日本市場
今日の日本市場は、マザーズ指数だけがプラスでその他の指数はマイナスとなりました。
昨晩NYダウが下げたことや、香港人権法案が米上院で可決されたことなどから日経平均は安く始まり、香港や上海の市場が開く10:30頃にかけてさらに下げ幅を拡げました。
| 日経平均 | 23,148.57 | -144.08 (-0.62％) |
| TOPIX | 1,691.11 | -5.62 (-0.33％) |
| JPX日経400 | 15,104.75 | -36.52 (-0.24％) |
| JASDAQ平均 | 3,592.40 | -0.63 (-0.02％) |
| マザーズ指数 | 880.67 | +4.21 (+0.48％) |
取引時間開始前には10月の貿易収支が発表されました。
輸出額が前年同月比9.2%減となり、11カ月連続で減少したとのことです。
以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。
任天堂 「ポケモン ソード・シールド」が3日で136.5万本売れて株価上昇
Nintendo Switch向けソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」が、発売3日間で136.5万本売れたとの報道が今日ありました。
また、Nintendo Switch本体の累計販売台数が1000万台を突破したとのことです。
これを受け今日の任天堂<7974>の株価は上昇しました。
| 任天堂<7974> | 42,970 | +640 (+1.51％) |
相場が材料難で動きづらいときは任天堂が元気ですね。
日本車輌製造 新幹線車両384両を受注して株価上昇
鉄道車両の日本車輌製造<7102>は、ＪＲ東海<9022>からN700S新幹線車両を384両24編成受注したことを11月19日に発表しました。
これを受け今日の日本車輌製造の株価は上昇しました。
| 日本車輌製造<7102> | 3,010 | +63 (+2.14％) |
ローム 自社株買いで株価大幅高
カスタムLSIのローム<6963>は、1000万株、500億円を上限とする自社株買いを11月19日に発表しました。
同時に新株予約権付社債を400億円分発行することも発表。
この社債と手元資金を自社株買いの費用に充てるとのこと。
これを受け今日のロームの株価は大幅高となりました。
| ローム<6963> | 9,050 | +280 (+3.19％) |
明豊ファシリティ 東証一部への市場変更を発表して株価大幅高
建設プロジェクトのマネジメントなどを行う明豊ファシリティワークス<1717>は、11月26日付で東証二部から東証一部へ市場変更となることを11月19日に発表しました。
これを受け今日の明豊ファシリティの株価は大幅高となりました。
| 明豊ファシリティ<1717> | 707 | +88 (+14.22％) |
あすか製薬 子宮筋腫治療剤の試験結果を学会で発表して株価大幅高
あすか製薬<4514>は子宮筋腫治療剤の試験結果を学会で発表したことが好感され、今日の株価は大幅高となりました。
| あすか製薬<4514> | 1,293 | +133 (+11.47％) |
ＫＩＭＯＴＯ 自社株買いで株価大幅高
タッチパネル保護フィルムのＫＩＭＯＴＯは100万株、2.4億円を上限とした自社株買いを11月19日に発表しました。
これを受け今日のＫＩＭＯＴＯの株価は大幅高となりました。
| ＫＩＭＯＴＯ<7908> | 192 | +11 (+6.08％) |
明日に向けての注目点
国外については、今晩米国で以下のような決算発表があります。
- ターゲット<TGT>
国内については、今日の取引時間終了後に10月のコンビニ売上高の発表がありました。
前年同月比1.8%増だったとのことですが、昨年の10月はタバコの増税直後で買い控えがあったようで、その反動が出たとのことです。
消費税増税後の売上減みたいなものは、今月のデータではわかりませんね。
また、10月の訪日外国人客数の発表もありました。
前年同月比5.5%減だったとのことで、韓国からの訪日客数の減少分をラグビーワールドカップでは埋めきれなかったようです。
明日のインバウンド関連銘柄の株価は要チェックです。