【今日の市況】日経平均反落、ホンダ 自社株買いで株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

今日の市況についての投稿です。

先週末の米国市場

先週末の米国市場は3指数とも続伸、最高値を更新しました。

トランプ大統領が関税撤廃の合意などしていないと述べたことで、NYダウはマイナスで推移する時間が長かったのですが、引け際にプラスに転じました。

NYダウ27,681.24+6.44 (+0.02%)
NASDAQ8,475.31+40.79 (+0.48%)
S&P5003,093.08+7.90 (+0.26%)
NYダウ続伸し6ドル高、最高値を小幅に更新 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=戸部実華】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前日比6ドル44セント高の2万7681ドル24セントで終え、連日で過去最高値を更新した。トランプ米大統領が8日朝、追加関税の段階的撤廃で米中が合意したとの中国政府の発表を否定し、貿易協議の不透明感を警戒した売りが先行した。ダウ平均はマ...

今日の日本市場

今日の日本市場は、主要な指数の中では日経平均だけがマイナス、その他はプラスとなりました。

香港のデモ激化によりアジアの株式市場は軒並みマイナスとなり、日経平均もそれに引っ張られる形となりました。

日経平均23,331.84-60.03 (-0.26%)
TOPIX1,704.03+1.26 (+0.07%)
JPX日経40015,215.97+2.55 (+0.02%)
JASDAQ平均3,537.13+13.98 (+0.40%)
マザーズ指数867.68+9.86 (+1.15%)

今日の取引時間開始前には9月の機械受注の発表がありました。

前月比2.9%減だったとのことで、市場予想の0.7%増を下回りました。

機械受注、9月2.9%減 基調判断は引き下げ - 日本経済新聞
内閣府が11日発表した9月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比2.9%減の8502億円だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(0.7%増)を下回り、3カ月連続の減少となった。内閣府は基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」へと引き下げた...

また、貿易収支の発表もありました。

63カ月連続の黒字となりましたが、黒字幅が前年同月比12.5%縮小したとのことです。

9月の経常黒字、12.5%減の1.6兆円 貿易黒字幅縮小 - 日本経済新聞
財務省が11日発表した9月の国際収支状況(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は1兆6129億円の黒字だった。63カ月連続で黒字となったが、黒字幅は前年同月に比べ12.5%縮小した。中国向け輸出の減少などで貿易収支の黒字幅が大きく縮小した。同時に発表した4~9月期の経常収支は10兆3382億円の黒字と...

午後の取引時間中には10月の景気ウォッチャー調査の発表がありました。

現状判断指数は36.7で前の月と比べて10ポイント低下したとのことです。

10月の街角景気、現状判断指数は3カ月ぶり悪化 - 日本経済新聞
内閣府が11日発表した10月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整済み)は36.7で、前の月に比べて10.0ポイント低下(悪化)した。悪化は3カ月ぶり。家計動向、企業動向、雇用が悪化した。

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。

ホンダ 自社株買いで株価大幅高

自動車の本田技研工業<7267>は、11月8日に4~9月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比19%減となりました。

併せて通期の業績予想の下方修正と自社株買いを発表。

純利益は従来予想では前期比6%増の増益としていましたが、今回6%減の減益へと改めました。

自社株買いは3300万株、1000億円を上限で実施するとのこと。

これを受け今日の本田の株価は大幅高となりました。

ホンダ<7267>3,201+129 (+4.20%)
ホンダの今期、純利益6%減に下方修正 一転減益、国内やインド低迷 - 日本経済新聞
ホンダは8日、2020年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比6%減の5750億円になりそうだと発表した。6%増の6450億円と増益を見込んでいた従来予想から一転、減益となる。国内の四輪やインドの二輪などの販売低迷を見込む。売上高にあたる売上収益も5%減の15兆500億円(従来予想は2%減の15兆6500億...

福島銀行 SBIとの資本業務提携を発表し株価大幅高

福島銀行<8562>はSBIホールディングス<8473>との資本業務提携を行うと11月11日に発表しました。

今年9月に発表のあった島根銀行<7150>に続いて、SBIが掲げる地銀連合構想に参加することになります。

これを受け今日の福島銀行の株価は大幅高となり、一時ストップ高になる場面もありました。

9月の島根銀行の時はあらゆる地銀の株価が上昇して、お祭り騒ぎとなりました。

福島銀行<8562>310+67 (+27.57%)
SBI<8473>2,357-11 (-0.46%)
時事ドットコム

スシロー 今期営業利益12%増の業績予想で株価大幅高

回転寿司のスシローグローバルホールディングス<3563>は、11月8日に2019年9月期の決算を発表しました。

純利益は前期比25%増となりました。

また、配当は5円増の90円に。

併せて2020年9月期の業績予想を発表。

営業利益は前期比12%増、純利益は2.5%増になりそうだとのことです。

これを受け今日のスシローGHDの株価は大幅高となり、年初来高値をつけました。

スシローGHD<3563>8,020+510 (+6.79%)
スシローGHD、純利益25%増の99億円 年間配は90円 - 日本経済新聞
スシローグローバルホールディングスが8日発表した2019年9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前の期比25%増の99億円だった。サイドメニューの拡充などで客単価、客数ともプラス。既存店売上高が増えて人件費の上昇を吸収した。売上高に当たる売上収益は14%増の1990億円だった。既存店売

ラウンドワン 通期業績予想を下方修正して株価大幅安

複合レジャーのラウンドワン<4680>は、11月8日に4~9月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比23.5%増となりました。

併せて通期の業績予想の下方修正を発表。

純利益は前期比10.3%減になりそうだとのことです。

これを受け今日のラウンドワンの株価は大幅安となりました。

ラウンドワン<4680>1,212-189 (-13.49%)
ラウンドワンの19年4~9月期、純利益23.5%増37億円 - 日本経済新聞
ラウンドワンが8日に発表した2019年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比23.5%増の37億円となった。売上高は前年同期比8.8%増の531億円、経常利益は前年同期比26.4%増の57億円、営業利益は前年同期比24.7%増の58億円だった。2020年3月期は純利益が前期比10.3%減の64億円

オルトプラス ヒプノシスマイク配信延期で株価ストップ安

ゲームアプリ「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」の配信が来年3月に延期されるとの発表が11月8日にありました。

これを受け開発に関わっているオルトプラス<3672>の今日の株価は、ストップ安売り気配のままとなりました。

オルトプラス<3672>759-150 (-16.50%)

11月8日はこの発表が出るまでストップ高だったのに、一気に流れが変わってしまいました。

オルトプラス---ストップ安売り気配、「ヒプノシスマイク」リリース延期発表 | 個別株 - 株探ニュース
オルトプラス<3672>はストップ安売り気配。先週末に『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』のリリース日延期を発表している。12月の配信開始を目指していたが、アプリの品質向上およびリリース後のサービス拡充のため・・・。

今日の注目決算

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

太陽誘電

セラミックコンデンサーの太陽誘電<6976>は、11月11日に4~9月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比39.6%増となりました。

通期の業績予想は据え置きとのことです。

太陽誘電の19年4~9月期、純利益39.6%増153億円 - 日本経済新聞
太陽誘電が11日に発表した2019年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比39.6%増の153億円となった。売上高は前年同期比6.2%増の1419億円、経常利益は前年同期比24.6%増の191億円、営業利益は前年同期比38.1%増の202億円だった。固定資産除売却損や子会社のエルナー株式会社にかかる独占禁止法関連損...

三井金属

非鉄の三井金属<5706>は、11月11日に4~9月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比5%減となりました。

併せて通期の業績予想の下方修正を発表。

純利益は従来予想では前期比3.6倍としていましたが、今回7%増へと改めました。

三井金の今期、純利益7%増に下振れ スマホ向け材料が低調 - 日本経済新聞
三井金属は11日、2020年3月期(今期)の連結純利益が前期比7%増の50億円になりそうだと発表した。従来予想(約3.6倍の170億円)から120億円下方修正した。スマートフォンに使う極薄銅箔や自動車部品などの販売低調を反映した。亜鉛の価格の下落も響く。売上高は4%減の4770億円を見込む。従来予

凸版印刷

凸版印刷<7911>は、11月11日に4~9月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比8.4倍となりました。

併せて通期の業績予想の上方修正を発表。

純利益は従来予想では前期比12%減としていましたが、今回46%増へと改めました。

凸版の20年3月期、純利益は46%増予想 リクルート株売却で一転増益 - 日本経済新聞
凸版印刷は11日、2020年3月期の連結純利益が前期比46%増の600億円になりそうだと発表した。従来予想は12%減の360億円だった。リクルートホールディングス株の売却に伴い、19年4~9月期に859億円の特別利益を計上し一転、増益になる。不採算事業の再建など事業構造改革費用も計上するが、増益を確保する。売上高は4%...

明日に向けての注目点

国外については、特に大きな予定はありません。

国内については、明日の取引時間前や取引時間中に以下のような決算発表があります。

  • 日揮HD<1963>
  • 鹿島建設<1812>
  • 清水建設<1803>
  • クラレ<3405>
  • 横浜ゴム<5101>
  • クレディセゾン<8253>
  • ヤクルト本社<2267>

取引時間終了後には以下のような決算発表があります。

  • 宝HD<2531>
  • 富士フイルム<4901>
  • 太平洋セメント<5233>
  • JFE<5411>
  • DOWA<5714>
  • SMC<6273>
  • 日産自動車<7201>
  • 大日本印刷<7912>
  • ソニーFHD<8729>
  • 住友不動産<8830>
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