【今日の市況】日経平均続伸、廉価版iPhone発売報道で電子部品関連株大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

昨日台風14号が消滅したと思ったら、今日は15号が発生しました。

では、今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

昨晩の米国市場は、3指数そろって反発しました。

香港の逃亡犯条例が撤回されたことや、英国のEU離脱が先送りになったことが好感されました。

NYダウ26,355.47+237.45 (+0.91%)
NASDAQ7,976.87+102.72 (+1.30%)
S&P5002,937.78+31.51 (+1.08%)
NYダウ反発237ドル高 香港や欧州の地政学リスク後退 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=宮本岳則】4日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均が反発し、前日に比べて237ドル45ドル(0.9%)高い2万6355ドル47セントで取引を終えた。中国・香港政府が混乱収束に向けて動き出し、英国が欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」に突き進む可能性も低下した。投資家の間では地政学リスクへの過度な警戒...

また、7月の米貿易収支も発表されました。

中国との間では輸出も輸入も減ったものの、輸出の減少の方が大きかったため、貿易赤字は増えてしまいました。

米貿易赤字、7月は縮小 対中赤字は輸入増輸出減で拡大
米商務省が4日公表した7月の米貿易赤字は、前月比2.7%減の539億8900万ドルだった。輸出が持ち直す一方で輸入が減ったことが背景。市場予想は535億ドルだった。ただ焦点となっている対中貿易赤字は6カ月ぶりの水準に拡大した。

今日の日本市場

今日の日本市場は、主要指数がすべて上昇しました。

日経平均はNY市場の流れを引き継いで高くはじまりましたが、10:30頃に米中通商協議が10月初旬に開催されるとの情報が伝わると一気に上げ幅を拡大し、最後までその水準を維持しました。

久々に2%を超える大幅高となり、21,000円台を回復しました。

日経平均21,085.94+436.80 (+2.12%)
TOPIX1,534.46+27.65 (+1.84%)
JASDAQ平均3,314.25+18.97 (+0.58%)
マザーズ指数857.27+13.29 (+1.57%)

世界各地の不安材料がまとめて緩和してしまいました。

もうちょっと小出しにしてくれてもいいと思うのですが…。

米中通商交渉、10月初旬に再開 中国「大きな進展に向け尽力」
米中両国は5日、閣僚級の通商交渉を10月初旬にワシントンで開催することで合意した。両国のハイレベルの対面交渉は、物別れに終わった7月下旬の通商協議以来初めて。9月半ばに準備交渉を開始する。

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。

廉価版iPhone発売報道で電子部品関連株大幅高

2020年春に廉価版iPhoneが発売されるとの報道が9月4日にありました。

これを受け今日の電子部品関連銘柄の株価は大幅高となりました。

太陽誘電<6976>2,199+133 (+6.44%)
TDK<6762>8,990+420 (+4.90%)
村田製作所<6981>4,713+210 (+4.66%)
「iPhone SE後継」噂再び 2020年に廉価版iPhone発売と日経報道
複数の関係者からの情報として日経が報じた「iPhoneSE後継」。

エムスリー日経平均新規採用、東京ドーム除外

9月4日に日経平均採用銘柄の定期見直しの結果が発表され、 東京ドーム<9681>が除外、 エムスリー<2413>が新規採用となりました。

新規に採用されたエムスリーの今日の株価は大幅高、除外となる東京ドームは大幅安となり、他の候補として挙がっていた銘柄も下落しました。

エムスリー<2413>2,455+223 (+9.99%)
東京ドーム<9681>981-90 (-8.40%)
カカクコム<2371>2,464-140 (-5.38%)
ZOZO<3092>2,041-20 (-0.97%)
任天堂<7974>40,960-620 (-1.49%)
エムスリー採用、東京ドーム除外 日経平均入れ替え - 日本経済新聞
日本経済新聞社は4日、日経平均株価を構成する225銘柄のうち、1銘柄を定期見直しにより入れ替えると発表した。市場流動性の観点から東京ドームを除外し、業種セクター間の銘柄数の過不足調整によりエムスリーを採

ヤフー 発行済み株式の27.5%を消却すると発表し株価上昇

ヤフー<4689>は、保有している発行済み株式の27.5%を消却すると9月4日に発表しました。

今日のヤフーの株価は上昇しました。

ヤフー<4689>286+5 (+1.78%)
ヤフー、発行済み株式の27・5%を消却へ - 日本経済新聞
ヤフーは4日、保有する18億4227万株の自社株式を30日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式数の27.5%に相当する。同社はソフトバンクグループ(SBG)のグループ再編に伴い、6月に自社株式の公開買い付け(TOB)を完了しており「TOB後速やかに大部分を消却する」との方針を

モロゾフ 純利益33%減で株価下落

洋菓子のモロゾフ<2217>は、9月4日に2~7月の決算を発表しました。

純利益は前年同期比33%減となりました。

やはり7月の天候不順で夏向け商品が売れなかったようです。

これを受け今日のモロゾフの株価はわずかに下落しました。

モロゾフ<2217>4,650-10 (-0.21%)
モロゾフ、2~7月の税引き利益33%減 - 日本経済新聞
洋菓子大手のモロゾフが4日発表した2019年2~7月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比33%減の4億8800万円だった。7月に気温が上がらず、ゼリーやシャーベットなど夏向け商品が伸び悩んだ。売上高は1%減の139億円だった。不採算店の閉鎖などによる店舗の減少が響

今日の注目決算

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

積水ハウス

積水ハウス<1928>は、2~7月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比34%増となりました。

積水ハウスの19年2~7月期、純利益33.9%増774億円 - 日本経済新聞
積水ハウスが5日に発表した2019年2~7月期の連結決算は、純利益が前年同期比33.9%増の774億円となった。売上高は前年同期比20.5%増の1兆2078億円、経常利益は前年同期比41.1%増の1165億円、営業利益は前年同期比43.7%増の1130億円だった。請負型ビジネスにおいては、多様な建築ニーズへの対応を図り...

明日に向けての注目点

国外については、米国で以下の指標の発表があります。

  • 8月 ISM非製造業景況指数

国内については、明日の取引時間後に以下のような決算発表があります。

  • くら寿司<2695>
  • 日本駐車場開発<2353>
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