【今日の市況】任天堂 ゲーム機の関税先送りで株価大幅高など

株式
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こんにちは、進化型タヌキです。

明日、8月15日の山陽新幹線は新大阪ー小倉間で終日運転を見合わせることになったとのこと。

台風10号恐るべしです。

山陽新幹線は15日終日運転見合わせ 台風10号で
大型の台風10号の接近を受け、JR西日本は14日、15日に山陽新幹線の新大阪-小倉駅間で終日すべての列車の運転を見合わせると発表した。小倉-博多駅間は1時間…

では、今日の市況についての投稿です。

昨晩の米国市場

昨晩の米国市場は、3指数とも反発しました。

米通商代表部(USTR)が対中制裁関税第4弾について、一部の製品に対する発動を12月15日まで延期すると発表したことが好感されました。

この一部の製品にはスマホ、ノートPC、ゲーム機、靴などが含まれるとのことです。

NYダウ26,279.91+372.54 (+1.44%)
NASDAQ8,016.35+152.94 (+1.95%)
S&P5002,926.32+42.57 (+1.48%)

これで年末商戦は安心です。

米国株、買い先行 一時400ドル超高 対中制裁関税を一部延期 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=川内資子】13日の米株式相場は3営業日ぶりに反発して始まった。午前9時50分現在、ダウ工業株30種平均は前日比320ドル33セント高の2万6218ドル04セントで推移している。上げ幅は一時440ドルを超えた。米通商代表部(USTR)が13日朝、すべての中国製品に制裁関税を課す「第4弾」について「一...

この延期を受けてアップル<AAPL>の株価は大幅反発しました。

アップル<AAPL>208.97+8.49 (+4.23%)
アップル株が急反発 対中制裁関税の先送りを好感 - 日本経済新聞
【NQNニューヨーク=古江敦子】13日午前の米株式市場でアップルが3営業日ぶりに急反発し、一時は前日比5.8%高の212.14ドルを付けた。米通商代表部(USTR)が13日、中国に対する制裁関税「第4弾」について携帯電話など一部品目への発動を12月まで遅らせると発表した。アップルは中国生産比率が高く、関税による収益への...

今日の日本市場

今日の日本市場は、日経平均とTOPIXがNY市場の流れを引き継いで大幅に反発。

新興市場はまちまちの展開となりました。

日経平均20,655.13+199.69 (+0.98%)
TOPIX1,499.50+12.93 (+0.87%)
JASDAQ平均3,356.96-0.83 (-0.02%)
マザーズ指数868.80+5.96 (+0.69%)

また、今日は6月の機械受注が発表されました。

前月比13.9%増でしたが、鉄道車両の大きな案件があったことが原因のようです。

時事ドットコム

以下、個人的に気になった日本市場の出来事をいくつかご紹介します。

任天堂 ゲーム機の関税先送りで株価大幅高

米国の対中制裁関税第4弾の一部製品への発動が延期されたことで、今日はその恩恵を受ける企業の株価が軒並み上昇しました。

中でも任天堂の株価は大幅に反発しました。

任天堂<7974>40,070+1,660 (+4.32%)

また、スマホ部品関連銘柄も大きく上昇しています。

太陽誘電<6976>2,152+127 (+6.27%)
村田製作所<6981>4,680+151 (+3.33%)
TDK<6762>8,470+350 (+4.31%)

パンパシフィックHD 今期の業績予想が減益で株価下落

ドン・キホーテでおなじみのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>は、8月13日に2019年6月期の決算を発表しました。

純利益は前年比33%増となりました。

併せて今期の業績予想を発表しました。

こちらは純利益が7%減の予想だったためか、今日の株価は下落しました。

パンパシフィックHD<7532>6,610-100 (-1.49%)
パンパシHD、吉田専務が社長に昇格 前期純利益は33%増 - 日本経済新聞
ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)は13日、吉田直樹専務が社長に昇格する人事を発表した。大原孝治社長は創業会長特任顧問兼特別理事に就く。9月25日に予定する株主総会とその後の取締役会を経て正式に就任する。パンパシH
「ドンキ」31期連続の営業増益 5%増の660億円 今期見通し - 日本経済新聞
ディスカウント店「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは13日、2020年6月期の連結営業利益が前期比5%増の660億円になる見通しと発表した。上場前を含めると31期連続の営業増益となる。完全子会社化した総合スーパー(GMS)のユニーの業績を通年で取り込むことなどが寄与す...

ワタミ 営業益黒字で株価大幅高

居酒屋のワタミ<7522>は、8月13日に4~6月期の決算を発表しました。

純利益は6500万円の赤字でしたが、営業利益が8400万円の黒字だったことが好感されて、今日の株価は大幅高となりました。

ワタミ<7522>1,678+149 (+9.74%)
ワタミ、6年ぶり営業黒字 4~6月期 - 日本経済新聞
ワタミが13日発表した2019年4~6月期の連結決算は、営業損益が8400万円の黒字(前年同期は2億2300万円の赤字)になった。4~6月期の営業損益が黒字になるのは6年ぶり。国内の外食店で売上高が伸びた。原材料の仕入れ効率化も寄与した。売上高は前年同期比1%減の228億円。調理済み商品を消費者に届ける宅食事業で、前年...

そーせい 純利益黒字でも株価は下落

新興市場の代表的な銘柄、創薬ベンチャーのそーせい<4565>は、8月13日に1~6月期の決算を発表しました。

純利益は3億9500万円の黒字でした。

そーせいの株価は今年に入ってからずっと上昇基調で、既に株価が3倍ぐらいになっているので、今日は一服して下げています。

そーせい<4565>2,688-29 (-1.07%)
そーせい、3億円の最終黒字 1~6月 - 日本経済新聞
創薬ベンチャーのそーせいグループが13日発表した2019年1~6月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が3億9500万円の黒字だった。前年に決算期を3月期から12月期に変更したため単純比較はできないが、前年同期間の25億円の赤字から改善した。米ファイザーなど世界の製薬大手との共同開発が進んで「マイルストン収入」が増...

サイボウズ 純利益7%増でも株価大幅安

グループウェアのサイボウズ<4776>は、8月13日に1~6月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比7%増となりました。

しかし、今日のサイボウズの株価はなぜだか大幅安となりました。

サイボウズ<4776>1,169-125 (-9.66%)
サイボウズの1~6月、純利益7%増 - 日本経済新聞
サイボウズが13日発表した2019年1~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比7%増の7億3500万円だった。法人向けのクラウドサービスが好調で、人件費などの増加を吸収した。人手不足を背景に顧客企業の業務の効率化を支援す

今日の注目決算

今日の取引時間終了後に発表された決算についていくつかご紹介します。

すかいらーく

ファミレスのすかいらーくホールディングス<3197>は、1~6月期の決算を発表しました。

純利益は前年同期比6%増となりました。

すかいらーくの1~6月期、純利益6%増 積極出店などで - 日本経済新聞
すかいらーくホールディングスが14日発表した2019年1~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比6%増の53億円だった。積極的な新規出店や今春のメニューの見直しなどで客単価が上昇し、人件費などの上昇を補った。売上高にあたる売上収益は4%増の1874億円、営業利益は7%増の110億円だった。しゃぶしゃぶ食...

MTG

シックスパッドでおなじみのMTG<7806>は、2018年10月~2019年6月期の決算を発表しました。

純利益は96億円の赤字となりました。

MTGの10~6月期、最終赤字96億円 美容機器振るわず - 日本経済新聞
トレーニング機器「シックスパッド」などを販売するMTG(マザーズ、7806)が14日発表した2018年10月~19年6月期の連結決算は、最終損益が96億円の赤字(前年同期は47億円の黒字)だった。中国の電子商取引(EC)規制の影響などで、インバウンド(訪日外国人)需要が減少し美容機器の販売が落ち込んだ。売上高は36%減...

明日に向けての注目点

今晩は欧州の2QのGDPの発表があります。

国内は決算発表が終わってしまいましたので、これといって大きなものはありません。

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